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サンキュータツオと居島一平のコンビ「米粒写経」。 オフィス北野所属。
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マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオ、3人の文系芸人が行間を、裏を、未来を……読むラジオ。エンターテイメント(楽しい)とインタレスト(興味深い)を両立させた「おもしろい」があるポッドキャスト。毎週日曜日更新。
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サンキュータツオの初声優作品!? 漫☆画太郎先生の傑作が春日森監督によってフラッシュアニメ化! 酒の肴にどうぞ。
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サンキュータツオ著『ヘンな論文』KADOKAWA 発売! #daycatch #tbsradio
私がライフワークとしている「おもしろ論文探索」、
このほどついに書籍化しました!

サンキュータツオ『ヘンな論文』KADOKAWA(角川学芸出版)
(上はAMAZONのリンクです。すぐ買えます!)


税抜き1200円、税込み1296円です。

多くの人に読んでいただきたいため、印税を減らして安くしてもらいました。

研究はエンターテイメント!
知らないことを知る楽しさ。
わからないことを考える面白さ。


これを伝えたく芸人活動を続けているといっても過言ではありません。



▼論文収集のキッカケ
私が「ヘンな論文」の収集をはじめたのは、国語辞典収集とおなじく大学院時代からです。
早稲田大学の図書館は、ほかの大学にない規模の、素晴らしい図書館でした。
当然、全国の大学の紀要や論文誌も豊富に所蔵しており、最新の論文棚に通っていろいろなジャンルの論文を読んで、
「ああ、自分より無駄な時間の使い方をしているカッコいい大人たちがこんなにいる!」
と刺激されました。
もちろん知らない世界を知る楽しみもあり、普通に生きていたら出会わないであろう研究の世界の一端に触れ、こんな手法でやるのか、こんな研究が成り立つのか、と素敵な論文を発見するたび、感動しています。

▼ラジオ
2009年、TBSラジオ『荒川強啓デイキャッチ』の「メキキの聞き耳」という17時台のコーナーで、論文のメキキとして出演する機会を与えてもらって以来、コーナーが終了する昨年まで、月に1度、おもしろ論文を紹介してきました。
これをキッカケにして、2013年には『笑っていいとも!増刊号』に出演する機会をいただき、都合2度、こういった論文を紹介したりもしました。その他、ラジオを中心として、ちょろちょろと紹介させてもらっています。
今回は、コレクションのなかでも、ラジオ出演初期に紹介してきた13本の論文(主に2000年代後半に発表されたもの)を中心に書きました。
これが売れれば、第二弾、第三弾と新しい論文を紹介していけると思います!
ので、ぜひ買ってね★
書店でもアマゾンでも、キンドル(電子書籍)でもよいです。

▼紹介した論文

飯倉義之(2004)「奇人論序説 −あのころは「河原町のジュリー」がいたー」『世間話研究』第14号

小林茂雄、津田智史(2007)「傾斜面に着座するカップルに求められる他者との距離」『日本建築学会環境系論文集』615

松本健輔(2010)「婚外恋愛継続時における男性の恋愛関係安定化意味付け作業 −グランデッド・セオリー・アプローチによる理論生成−」『立命館人間科学研究』21

本多明生、大原貴弘(2009)「行動伝染の研究動向 あくびはなぜうつるのか」『いわき明星大学人文学部研究紀要』22

塚本浩司(2007)「コーヒーカップとスプーンの接触音の音程変化」『物理教育』第55号4

白井裕子(2006)「男子生徒の出現で女子高生の外見はどう変わったか −母校・県立女子高校の共学化を目の当たりにしてー」『女性学年報』第27号

今野洋子、尾形良子(2008)「大学祭における「猫カフェ」の効果 −「猫カフェ」体験型のAAE(動物介在教育)が来場者に及ぼす影響ー」『北翔大学北方圏学術情報センター年報』

中村太戯留(2009)「隠喩的表現において“面白さ”を感じるメカニズム」『心理学研究』第80巻1号 日本心理学会

永田順也、藤本淳也、松岡宏高(2007)「オリックス・バファローズのスタジアム観戦者の特性に関する研究−元大阪近鉄バファローズファンと元オリックス・ブルーウェーブファンに注目して−」『大阪体育大学紀要』第38巻

下家由起子(2008)「現代に生きるマゲ 〜大相撲現役床山アンケートから〜」『山野研究紀要』第16号 山野美容芸術短期大学

乾伸雄、品野勇治、鴻池祐輔、小谷善行(2005)「最長しりとり問題の解法」『情報処理学会論文誌:数理モデル化と応用』46

岡部和代、黒川隆夫(2005)「走行中のブラジャー着用時の乳房振動とずれの特性」『日本家政学会誌』56−6

伊藤紀之(2007)「湯たんぽの形態成立とその変化に関する考察」『共立女子大学 家政学部紀要』53


以上が、第一弾で紹介した、俺的イグノーベル賞受賞論文、「オレノーベル賞」の論文たち!

このほか、コラムでは、おもしろい画像の載った論文も紹介いたしました。
掲載許可をいただきました学会、大学、執筆者の皆様、誠にありがとうございます。
テレビ関係者の皆様、先生方を紹介するのは大歓迎ですが、研究の意図を汲んでくださいね!

▼コラムも必読!
1「論文とはどんなもの?」
2「研究には4種類ある」
3「画像がヘンな論文たち」
4「タイトルの味わい 研究者の矜持」

研究はエンターテイメント。決してわかりにくいものではない、楽しいものなんだ、読み方がちゃんとあるんだ、ということを書きました。

▼素敵なイラスト
書籍化にあたっては、イラストレーターの岡田丈さん(HPも素敵!)が、コミカルで愛らしいイラストを描いてくださいました!
すっげーうれしい!
しかもこの岡田さんはTBSラジオ「東京ポッド許可局」もお好きな許可局員だったということがのちに判明!
こんなにありがたいことはない!

▼電子書籍版には、特別コラムも
電子書籍版には、
「傾斜面に着座するカップル」の小林先生訪問記、
「コーヒーカップとスプーンの接触音の音程変化」の塚本先生訪問記
がついております。


どうかどうか、お買い求めありがとうございます!
土下座! お布施と思ってお願いします。

iPhoneImage.png

今日もどこかで、だれかが研究している!

良かったら、一緒に『国語辞典の遊び方』もどうぞ。おなじ出版社です。




 
posted by: サンキュータツオ | おもしろ研究論文 探索 (2009年11月〜) | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0) |-
<読売新聞 連載:サンキュータツオのただアニ!『弱虫ペダル GRANDE ROAD』>


本日発売の読売新聞夕刊、
月一連載の「サンキュータツオのただアニ!」(ただのアニメには興味ありません!)。

『弱虫ペダル GRANDE ROAD』を紹介しました。
テレビアニメでは難しいと思われていた自転車競技もの。
それを可能にしたCGと手描きの融合。
さらに、超ヒール役の御堂筋くん。

今シリーズはインターハイを描き、ほぼ全編レース中という内容ですが、
ものすごく楽しい!

今泉と坂道の間にもののけ化した御堂筋くんのカットをカラーで紹介できたのがなによりもうれしい!

ぜひ読んでいただければ思います。

 
posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) |-
TOKYO FM『妄想科学デパート AKIBANOISE』、ありがとうございました。
TOKYO FM『妄想科学デパート AKIBANOISE』、聴いてくださった皆様、誠にありがとうございました。
25日25時からの放送をもって、番組は最終回を迎え、2年間の放送が終了しました。
 
TOKYO FMが25時台を大変革するという話ではじまった、2013年4月からの30分番組。
私は、番組の顔合わせではじめて もふくちゃん に会い、番組がスタートすることになりました。



番組公式HP
番組は、次世代のクリエイターに聴いてもらいたい、ということで、商品開発の過程を含めてそれをすべて放送しちゃおうという趣旨のもの。
もふくちゃんは、当時は「でんぱ組inc.」などのプロデューサーにして、秋葉原ディアステージを経営するモエジャパンの経営者でもあった。面白い女性ですよね。時代を象徴してます。
私は、メインパーソナリティとも、アシスタントとも、最後まで説明されたことはなかったのですが、三次元のアイドルをプロデュースするもふくちゃんと、二次元専門の私、ということで秋葉原文化をカバーするぞ、みたいな雰囲気です。

音楽を作っている人、流通している人、コンテンツを作っている人、売っている人、歌っている人、システムを組む人、書く人、本当にいろんなクリエイターのみなさんと出会えて、すっごくおもしろかったです。毎回収録に向かうのが楽しみでした。
番組で作ったCDとかも売ったりして、いろんな妄想商品を具体化していく感じです。

いくつかの改編を耐え、2年間もあの時間帯で続いた番組になったのは、まさにもふくちゃんパワーでしょう。
ラジオ局側と、ラジオ局がほしがっているアイドルの会社との結節点になっていたのが彼女だったんだと思います。
2年目以降は、そんな事情からかアイドルさんの出演が増え、毎週のようにアイドルさんをメインにお話をきく内容がほとんどでした。

個人的には、もふくちゃんは興味深い人物であるし、彼女の生の声を拾える数少ない機会だったので、NHKのNEWS WEBでは聴けないような話もたくさん聴いてきたということもあって、そういったものをオンエアできるような番組にしていきたいなあと考えたり、それらをアーカイブ化していけば、まだ番組の存在を広め、そういった話に興味のある人たちにリーチできる自信があったのですが、2年かかってもそこにいたることはできませんでした。

アイドルさんたちはもふくちゃんだけに挨拶をし、局の社長もプロデューサーも、わざわざスタジオの外にもふくちゃんだけを呼び出して挨拶する雰囲気。会議や食事会などにも一度も呼ばれたことがなければ、最終的にイベントにも声をかけられず、番組終了が決定した最後のイベントも、「この日になりましたー」という報告を受けたとき、すでに私のスケジュールは埋まっていたという次第で、リスナーのみなさんにはまったくご挨拶できず終い。正確にはどの人がプロデューサーかも自己紹介されたことがないのでわからないですが、それらしき人に2年の間で挨拶しても無視しかされないという、よくわからない局でした。
早い話が、私は現場のスタッフが挙げた人選でキャスティングされたまでなので「よく素性のわからない芸人」ということだったのでしょう、扱いにくかったんだと思いますが、それはそうだろうなと思います。私は、説明しにくい芸人なので。
むしろそういったポジションを自覚するまでに時間がかかってしまった私の未熟さだったのですが、そういった事情で、だれでもよいというようなポジションにハマったわけですが、そこはそれ、はじまりはそうでも、「タツオでなければならない」というところまでがんばってもっていこうと思って毎回収録にのぞみました。そこは、張り合いのあるところでした。

番組の現場スタッフはそんななかでもがんばっていて、柴崎Dと構成作家のエドボルさんは最後まで士気をさげず仕事していました。
もふくちゃん、柴崎D、エドボルさん、そしてリスナーのみなさん、そういった方々に会えたことはとても幸せなことでした。
そして彼らとの付き合いは今後も続いていけたらいいなと思います。
彼らは携わった番組は成長しているし、仕事も増えています。もふくちゃんも新たなアイドルのプロデュースをはじめています。私も同時期にTBSラジオではじまった『東京ポッド許可局』は昨年日比谷公会堂を埋め、この春から三年目を迎え時間帯も変わります。
そう思うに、これだけ着実にものを成長させることができる人たちが集まっているのだから「もっとやりようはあったはず」という想いはあるのですが、志半ばで終わったという感じもあるし、いや、半年とか一年で終わるはずだったけどよく続いた、とも感じます。とにかく、現場にいない人たちの間でいろいろ決まっているものが多かったようで、これは構造破綻というべきか、システム上うまくいくわけがないので、そんななかでも楽しい番組ができたのは本当に救いでした。

私のことを知っている人はわかると思うのですが、私はこういう内情のことを書いちゃう芸人なのです。
番組のシステムの話と、内容の話、出演者の話はすべて切り離して考えるべき、なのでしょうが、私はこれらは関連付けて考えないと、いいものは作れないと思います。
有名な人だけを出して、いまだアンケートでの聴取率調査を唯一のデータとしてスポンサーを募る、といういまのラジオ業界の在り方では、右肩下がりになっていくことは必至です。内容はともかく「あの人出てたな」だけが重要になるからです。
志のある局や番組は早くからこのことに気付いて、従来の方法とはちがうアプローチの仕方で番組を誠実に作っています。スポンサーの在り方も、従来の方法ではなくなるかもしれません。少なくともいまのままのラジオの聴取率の調査方法が続くのであれば、そういうことになるだろうと思います。

番組自体はポテンシャルを秘めていつつも、「次に欲しい人」への橋渡しという役目が終わったから、この番組は終わるのです。
そういった意味では健全な役目を果たしたともいえます。
ただし、いろいろなことが宙ぶらりんになっていたように思うリスナーも多かったと思います。ですが、こういったこともあるということを、批判的にではなく受け止めてほしいと思います。

私はこの局ではまだ「素性のわからない芸人」であり、「交換可能なアシスタント」みたいな存在にしかすぎませんでした。
そしてそのポジションで居続けるには、私はあまりにも自我が強すぎると改めて自覚しました。
私には時間はありません。早くそうではない存在になるために、これからも精進したいと思います。


 
posted by: サンキュータツオ | ラジオ | 11:22 | comments(0) | trackbacks(0) |-
<『DVD&ブルーレイ VISION』連載:サンキュータツオのアニメ論考 『夜ノヤッターマン』>


毎月20日発売、『DVD&ブルーレイ VISION』、
連載「サンキュータツオのアニメ論考」。



今月は『夜ノヤッターマン』!
ポッドキャスト「熱量と文字数」などでもなかなか話す機会がなかったので、ここでたっぷりと。

読んでみてくださいませ。
posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 00:43 | comments(0) | trackbacks(0) |-
TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』&『荻上チキ SESSION-22』 出演しました!
拙著『ヘンな論文』(角川学芸出版)3月26日の発売にあわせて、
世界で一番最初にこの本の内容についてお話する機会を与えてくださったのは、
TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』です。
3月15日に出演いたしました。

安住さんは、一昨年『国語辞典の遊び方』を出版した際にお声をかけてくださり、ありがたいことにこの放送を聴いてくださったメディア関係者からも多くの反響をいただきました。
そもそもはとある番組の前説で国語辞典を十数冊か持ち込んで話していたのを司会の安住さんが前室で聴いてくださっていたのを覚えていてくださり、番組に呼んでいただいたのですが、それから日本語に関してのことでまた出演の機会を与えてくださったりもし、大変ありがたいことです。
そして、3回目の出演となった今回は一年半ぶりにスタジオにお邪魔したのですが、本当にしゃべりやすい雰囲気で、朝の番組ということもあり個人的には多少落ち着いた声でゆっくりしゃべってみたのですが、どうだったでしょうか。
気になった人が、本を読んでくださると、いいな☆


19日には、TBSラジオ『荻上チキ SESSION-22』に呼んでいただきました。
荻上さんの番組には、バスケット関係の話と、論文の話で出演したことがあります。
24時台のミッドナイトセッションの時間に、今回は、NBAの話をたっぷりとしゃべる、そしておまけで『ヘンな論文』を紹介する、という形で出演いたしました。
楽しかったァ!
今年のゴールデンステート・ウォリアーズは、これまでのバスケットの在り方、NBAという世界最高峰のバスケットリーグの、ファイナルの戦い方を根底から覆す可能性を秘めたチームで、その超攻撃的スタイルが、守備力優位の歴史のなかでどこまで通用するか、本気で見物です。

荻上さんといえば、放送中にも話題になりましたが、少し前の『SPA!』で専門紙についての対談をしました。

iPhoneImage.png

おもしろかったなァ。チキさんいちおしは、『パンニュース』でした。
目の付け所も素晴らしいし、頭の回転も速いし、あったまいい人って、気持ちいいね!すごいや。
日々呑気に生活していると、こういう人にお会いしたとき、めちゃくちゃ楽しい時間になる。
あれ、だから、日々呑気に暮らしていきましょうって結論?

この時期に出演させてもらって、本当にありがたい限りです。
さすがTBSラジオです。

引き続き『荒川強啓デイキャッチ!』、『東京ポッド許可局』をよろしくお願いします。
許可局は、4月から土曜27時に時間移動しますので、おまちがいなく。

 
posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 01:06 | comments(0) | trackbacks(0) |-
渋谷らくご(シブラク) 3月13日(金)~17日(火) プレビュー #シブラク #rakugo #ぷらすと
今月も「渋谷らくご」の時期が近づいてきた。
毎月第二金曜から5日間連続、
渋谷らくご
よろしくお願いします。

2月はこのような番組を組みました。



2015年3
13() 夕席
18─19
「ひとりらくご」
 
隅田川馬石
夜席
20─22
「渋谷らくご」 柳家わさび、三遊亭歌太郎、
神田松之丞、春風亭正太郎
14() 昼席
14─16
「渋谷らくご」 立川志の春、玉川太福、雷門小助六、
橘家文左衛門
夜席
17─19
「渋谷らくご」 立川こしら、瀧川鯉斗、瀧川鯉八、
立川生志
15() 昼席
14─16
「渋谷らくご」 古今亭菊志ん、昔昔亭A太郎、
立川吉笑、橘家圓太郎
夜席
17─19
「渋谷らくご」 春風亭昇々、玉川奈々福、立川こしら、
春風亭一之輔
16() 夕席
18─19
「ふたりらくご」 柳家ろべえ、柳家喜多八
夜席
20─22
「まくら王」 笑福亭羽光、桂宮治、瀧川鯉斗、
柳亭市楽、春風亭昇々、立川志ら乃
13() 夕席
18─19
「ふたりらくご」 立川談吉、立川談奈
夜席
20─22
「渋谷らくご」 桂春蝶、神田松之丞、立川吉笑、
春風亭百栄
開場:各開演時間の30分前。(出演者は予告なく変わることがあります)「渋谷らくご」は持ち時間は30分。
「渋谷らくご」は、二席目と三席目の間に、1分間のインターバルが入ります。


「渋谷らくご」を楽しむためには、なんの知識も準備もいりません。
想像する脳みそさえあれば、どなたでも楽しめます!
少しくらいわからない言葉があっても、そういうのがあるんだなくらいに思って聞けば大丈夫。すべてわかる必要もありません。
 
私の仕事はこの番組を組むまで、なのですが、もういてもたってもいられず、今月も見どころなどを簡単に説明したいと思います。
落語気になってんだよ、どこ観に行けばいいかわかんないんだよね、という方から、
普段の落語会とは雰囲気のちがう「なにが起こるかわかんないとこ」を見てみたいという上級者まで、
全方位で、どの回も楽しめる番組に設計したつもりです。

「渋谷らくご」は二つ目と若手真打中心の番組ですが、講談、浪曲、そして中堅、ベテランの域に入る方まで出演しております。
どなたか一人でも気になって追いかけてくだされば、最終的には落語界全体を俯瞰して観られるよう、工夫しているつもりですので、まずはこの「渋谷らくご」をプラットフォームとしていただけるとものすごくうれしいです。

全体としての見どころは下記です。

どなたでも楽しめる、落語家の怪物性を味わう『まくら王』
噺の前に落語家さんがしゃべる「まくら」。芸人さんの「漫談」である。
『まくら王』は、そんな「まくら」だけをしゃべってもらうという、落語家さんにとってはなんとも失礼な企画ですが、まくらは現代と古典の世界をつなぐ「橋」です。現代人が落語をやっているんだということを肌で感じてもらうために、二つ目の若い世代を中心に出演してもらいます。
トリの立川志ら乃師匠には、5人の「まくら」のうちのひとつを選択してもらい、それにあった落語を演じてもらうという趣向です。
 
▼どの回でも充実のトリ陣
13日の馬石師匠、
14日の文左衛門師匠、生志師匠
15日の圓太郎師匠、一之輔師匠
16日の喜多八師匠、志ら乃師匠
17日の百栄師匠 
どの日のどの回にいっても安定感抜群の師匠方がトリをとってお客さんを満足させてくれるはずです。
また、13日の20時は、春風亭正太郎さんが、17日の18時は立川談奈さんに、二つ目として挑戦してもらいます!
 
▼平日18時「ひとりらくご」「ふたりらくご」にも注目
18時から19時までの一時間。ちょっと仕事を早めに切り上げてこられる人、学校帰りの学生、買い物の帰りに1時間、気軽に落語を聴くことができる平日の夕方公演。
13日の「ひとりらくご」では、隅田川馬石師匠が1時間堪能できます。
16日は柳家喜多八師匠、柳家ろべえさんの師弟で1時間(落語の世界では「親子会」なんていいます)。
17日は立川談吉さんと、立川談奈さんの兄弟弟子で1時間(落語の世界では「兄弟会」といったりします)。
終わったあとに食事をして20時からの公演に来ていただくのもオススメ! 1200円で楽しむ1時間、お友だちを誘ってどうぞ。

▼14()ニコニコ公式生放送『WOWOWぷらすと』で生中継
2万以上を動員し、90%以上の満足度を獲得する「渋谷らくご」の中継。
もちろんアーカイブには残しません。
出演者の方々にご協力いただき、ありがたく中継という段取りとなりました。ぜひ現場に来ていただきたいです。
落語はお客様と一緒に作り上げる演芸ですので! 

あとは、充実のラインナップ、具体的に見どころを手短に説明したいと思います。

「渋谷らくご」には、二席目と三席目の間に「1分間のインターバル」が入ります。
これは、休憩ではなく、「脳を休める時間」です。
落語は脳をつかい想像し楽しむものです。普段あまり使っていない人でも、使っている人でも、2分休めると、より楽しめると思います。
また、「脳の筋肉使用」の目安を三段階で設けました。初心者でも楽しめるかと思いますが、脳筋肉痛に注意してください。
「渋谷らくご」は、開演してすぐ出てくる人から30分をお任せし、「トリ」のつもりでやってもらいます。出演者全員「トリ」です。また、出演順は年功序列ではありません。最初からトップギアでお客様を楽しませることをモットーとしております。
開演前と終演後に「落語体験」というトークコーナーがある回があります。あくまでおまけのようなもので、いろいろな仕事の方をお呼びして、落語を生で体験し、現代人としての意見をうかがいます。お時間ある方はおつきあいください。
 
 
▼13 18:0019:00 「ひとりらくご」  脳の筋肉使用★
隅田川馬石 すみだがわばせき 
 

この師匠、大好き! すごく良いです! なんだか、とっても気持ちいい!
真打昇進してから8年、この師匠はこのあとどんな落語家になっていくのだろうか。若くて威勢のいい兄貴とか、若旦那とか、あっさりやるのにどこかおかしい、でもやさしくて思いやりがあって。これはすごい!
一時間という時間をどういう使い方をしてくださるのか、とても楽しみです。
この「ひとりらくご」の一時間、まくらと一席の落語だけで聴かせる人もいれば、何席もやってくださって公開稽古を見せてくれるような師匠もいらっしゃいます。普段やらない噺をやってくださったり、得意のネタをガツンと演じてくださる人もいる。一時間、お任せするのは、お客さんを一時間の「旅」に連れていってくださる人だけです。
ちなみに、隅田川馬石という名前は、古今亭志ん生師匠という名人が一時期名乗っていた名前で、「馬」という漢字が入る「馬派」の名前なんですよ(豆知識)。
さあ、今月はどんな旅に連れていってくださるのか、お客さんもドキドキしながら楽しんでください!

 

▼13 20:0022:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
柳家わさび やなぎやわさび
三遊亭歌太郎 さんゆうていうたたろう
神田松之丞 かんだ まつのじょう
春風亭正太郎 しゅんぷうていしょうたろう
 

 「二つ目さんだけの回」です。二つ目さん、といっても、力がないと誤解しないでくださいね、この人たちは二つ目にしてすでに輝きを放っている落語界の宝です。
 わさびさん、折り目正しくて、端正で、真面目でいい!
 歌太郎さん、ちょっと腹黒いところなんかも魅力!
 松之丞さん、元気のいいおじいちゃん!
 正太郎さん、明るくて気取ってなくてわかりやすい!
 待ってください、松之丞さんを「おじいちゃん」って言ってしまいましたが、これにはわけがあります。だって、普通に生きてて、講談って触れませんよね? どうやったら講談触れて、講釈師になろうと、いまの若者が思うのでしょう? しかもです、松之丞さんはどこかで長く働いてて、脱サラしてどうしても長年の夢だった講釈師になろうとしたとか、そういうわけじゃないんです。二十代前半にして講釈師になったのです。おじいちゃんですよ! こんな若年寄いません。オタクなら、もっと自分にうっとりしそうですが、この人はそんなことありません。講談界を背負ってます。だから、元気のいいおじいちゃんなんです。おじいちゃんが、「もし今のワシの脳みそのまま、若い肉体に戻れたら……」と、不毛な妄想をしたとしたら、きっとこういう人が生まれるんでしょう。松之丞さんはそういう、ファンタジーだとしか思えません。感覚やスピード感は、「今の人」なのに、テクニックは「老獪」。

 
 
▼14 14:0016:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
立川志の春 たてかわしのはる
玉川太福 たまがわだいふく
雷門小助六 かみなりもんこすけろく
橘家文左衛門 たちばなやぶんざえもん
  トーク「落語体験」:三浦しをん(作家)
 

 だれが聴いても楽しめる落語をしてくれる志の春さんは、すでに売れっ子の二つ目さん。談志師匠は志の輔師匠を評して「立川流の最高傑作」と言いましたが、志の春さんはそんな志の輔師匠の最高傑作になるのかもしれません。創作、古典、自在にあやつり会場のお客さんをひとつにしてくれる、「渋谷らくご」の大事なポジション、一番手をお任せしています。
 太福さんは浪曲。みなさん、いきなりこの人が歌いだしても驚かないでね。浪曲は、曲師さんとの二人一組のアドリブ芸。信じられないかもしれませんが、合いの手によってどんどん演者さんが乗っていくさまは、気持ちいい「餅つき」を見ているかのよう。臼に水を入れる合いの手があるからこそ、気持ちよくモチをつけるのとおなんじ。また太福さんが「うなる」顔が、いい! 楽しそうで気持ちよさそうで、聞く人みんなを幸せにしてくれます。
 小助六師匠の怪しい感じもたまりません。高座は非常に重厚でありながら明るいですが、芸に厳しい目をしていらっしゃいます。前回の出演時はちょっとした怪談噺をしてくださいました。今回はなにをやってくださるのか、楽しみです!
 そして最後は文左衛門師匠。いかつい師匠ですが、この人の落語を聴いていると、かわいく見えてくるのです。それがこの落語家さんの腕なのです。安心して、手のひらの上で踊ってみましょう! いろんな「骨太な個性の回」です。
 ゲストには、作家の三浦しをんさんをお呼びしました。いろんなジャンルに造詣の深い先生に、落語はどう映るのでしょうか、楽しみです!



▼14 17:0019:00 「渋谷らくご」脳の筋肉使用★★
立川こしら たてかわこしら
瀧川鯉斗 たきがわこいと
瀧川鯉八 たきがわこいはち
立川生志 たてかわしょうし
 ◎ニコニコ生放送『WOWOWぷらすと』生中継(アーカイブは残りません)
 

こしら(真打)→鯉斗(二つ目)→鯉八(二つ目)→生志(真打)。
まず、真打のあとはやりづらいです。そういう意味で、真打、二つ目、二つ目、真打、という並びはほかではあまり見られません。ですが、「渋谷らくご」は開演と同時にトップギアです。最初の人が盛り上げると、後ろの人はがんばります!
こしら師匠は、落語界のバグのような存在。偶然に偶然が重なって、真打になった稀有な生き物です。立川談志がつくった一門の、さらに志らく師匠というロジカルな師匠のもとでしか、真打になり得なかった存在。落語をバカにしているのか、愛があるのか、まったく伝わってきませんが、笑わせてくれることだけはたしかなのです。天然記念物をみるように味わってくださいね!
トリには、おなじ「立川」という亭号でも、こんなにちがうの!?という幅広さを感じさせてくれる、立川流の良心ともいうべき、生志師匠が登場してくださいます。前回は「紺屋高尾」でお客さんを涙させ、ニコ生ユーザーからも97%の支持を得ました、期待が高まります!
 そんな「立川さん」たちに挟まって、「瀧川さん」たちが二人。まずは元暴走族の鯉斗さん。先月はバレンタインデーにトリをとってくださいました。ホントにきれいな女性が客席に多かった(ような気がしました)。そして、独特の芸風で勝負する鯉八さん。おなじ師匠から出た人たちとは思えません。一門ってなんなのか、考えさせられる回になりそうです!

 
 
▼15 14:0016:00 「渋谷らくご」脳の筋肉使用★★★
古今亭菊志ん ここんていきくしん
昔昔亭A太郎 せきせきていえーたろう
立川吉笑 たてかわきっしょう
橘家圓太郎 たちばなやえんたろう
 

 この回も、菊志ん(真打)→A太郎(二つ目)→吉笑(二つ目)→圓太郎(真打)。
 菊志ん師匠には失礼なお願いかもしれませんが、「渋谷らくご」は最初が一番大切なのです。初めて来るお客さんも安心できて、落語通も前のめりになって、後ろに出てくる人たちにプレッシャーを与えられるのは、たしかな力をもった人だけ! そういう意味では菊志ん師匠の、メリハリのハッキリした落語は私はとてもすきです。落語に対して誠実です。小手先で笑わそうとはしません。「落語」を信頼して最初からぶつかってきてくれるのです。そこが気持ちいいです。
 A太郎さん、吉笑さんは、二つ目ながら、いろんな可能性と才能に恵まれた落語家さんです。先月は「しゃべっちゃいなよ」という創作落語ネタおろしの会に出ていただき、相当なエネルギーを「渋谷らくご」に投下してもらっちゃいましたが、今月もがんばってもらいます。どちらも、聴いたことのないような芸風で攻めてくるので、とっても楽しみです。A太郎さんの師匠の、桃太郎師匠という方は、日本一くだらないことを言ってくれる落語家さんです。なんなら躊躇せず想像を下回ってくるダジャレなどもいいます。その底抜けのくださらなさの遺伝子を、A太郎さんは引き継いでいます。あと、ちょっと病的なところも。
 最後は圓太郎師匠。先月の「化物使い」の余韻が、いまださめません。全面的な信頼をもって、トリをお任せしています。お楽しみに。



▼15 17:00-19:00 「渋谷らくご」脳の筋肉使用★★
春風亭昇々 しゅんぷうてい しょうしょう
玉川奈々福 たまがわ ななふく
立川こしら たてかわ こしら
春風亭一之輔 しゅんぷうてい いちのすけ 
 

 こしらVS一之輔。お二人の師匠の成長を見続けている人ならば、このカードに奮い立たない人はいないだろう。
 落語評論でもおなじみ広瀬和生さん主催の、二人会。恥も外聞もなく、ここではパクらせていただきました。とはいえ、その激突は後半に。広瀬さんすみません。
冒頭は、代演で急きょ出てもらうことになりました、昇々さん! 今月は、「まくら王」でまくらをしゃべるだけかな、と思っていたら、急に声をかけられて、ビックリさせてしまったにちがいない。ですが、この会のコンセプトは、「三番手まですべて色物」。めちゃくちゃ客席を楽しませてくれるエンターテイナーにお願いしました。昇々さんのパワフルな高座は、計算のうえになりたっている繊細なものでもあり、それでいて芸人的「いい加減さ」も持ち合わせているので、得難い才能だと思います。「こいつなにかやるぞ!」という目つき、みなさん注目してください。
 奈々福さんの浪曲、映画を見ているようです。浪曲というのは、30分でも濃密な物語世界、そして濃密な人間関係を見せてくれます。想像する芸能という意味では落語とおなじですが、人情に重心があるのは浪曲ならではです。だから、素敵な人でないと。その点、奈々福さんは素敵な人なのです。
 一之輔師匠、1月は、「ひとりらくご」で4席立て続けに演じて、お客さんのなかには悦びで泣いちゃう人が続出しました。不思議な感情にさせてくれる落語家さんです。落語の未来を聴いているようです。


 ▼16 18:00-19:00 「ふたりらくご」 脳の筋肉使用★★
柳家ろべえ やなぎや ろべえ
柳家喜多八 やなぎや きたはち
 

喜多八師匠と、その弟子、ろべえさん。落語の世界では、こういう師弟の会を「親子会」なんて言ったりします。
ですが、一時間の「親子会」なんていうのは聞いたことがありません。「渋谷らくご」でも初の試みです。
弟子の高座を背後で聴く師匠。師匠の高座を、出番のあとに聴く弟子。お互い、なにを思うのでしょう?
ろべえさんは、前座の期間中に一度も師匠の自宅に入ったことがない、お正月も一門で集まる前にいろいろと打ち合わせが必要……なんて話を、前回してくださいましたが、あ、これは師匠に内緒に話だったかもしれません!
喜多八師匠は、先月、寒い夜に火の用心の見回りをする「二

posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 03:50 | comments(0) | trackbacks(0) |-
3/9(月)サンキュータツオ感謝祭『サンキュー祭』@道玄坂ヒミツキチラボ、発売開始




イベント詳細はこちらをご覧ください

e+で発売開始しております。と、書き込んでいたら完売したようです。
ありがとうございます。
あと手売りを10枚くらいします(『米粒写経のガラパゴスイッチ』かな 今日の『熱量と文字数』でもお名前いただければ取り置きします)。

この日は、感謝祭ということで、限定50名のタツオファンのみなさんとティーパーティをします。
当日はアンケートなどで、タツオをどういう経緯で知ったか、どこが好きか、など、私の魅力を語り倒してもらいます。

私のなかではテーマは一貫しているのですが、
米粒写経、東京ポッド許可局、TBSラジオ「デイキャッチ」、TOKYO FM「アキバノイズ」、ポッドキャスト「熱量と文字数」、ポッドキャスト「弱り目に祟られろレディオ」、「WOWOWぷらすと」、
アニメ、BL、国語辞典、おもしろ論文、NBA、
その他連載各種、単発での番組出演、大学での講義など、
いろいろな入口から私を知っていただいているお客様のなかでも、私の活動と向かっている先を把握している人は少ないのではないかと思います。
把握する必要もないのですけれど、どういうことを志向し、なにをおもしろいと思っていて、なにをやっているのか、この日集まるお客さんには知ってもらいたいなっていう、そういう洗脳セミナーみたいなものです。

初の試みですが、本年39歳になることもあり、3月9日にいい場所を見つけたので、ヒミツキチラボ吉村さんのご厚意で、この日思いきることにしました。
当日は小冊子を販売する予定です。

なお、オリジナルの菓子パンをご用意します。
ティーパーティーですので、ティーカップを持参していただけると嬉しいです。

タツオ

 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 14:35 | comments(2) | trackbacks(0) |-
<『BRUTUS』:「つぎのひと」特集 インタビュー掲載>
15日発売の雑誌『BRUTUS』。


特集「つぎのひと」。次代を担う人を紹介する記事。



落語の「つぎのひと」として、瀧川鯉斗さんを推薦しました。
p88です。
ここでは、鯉斗さんです。

なお、この雑誌には我が相方、居島一平が連載をもっております。
「都道府県生まれてはみたけれど」という連載です。
持ちネタ 人を気持ちよくさせる歴史 を、読ませるという。
これが居島文体炸裂で、恥ずかしげもなくいいますが、面白いです。
気づいたらもう17回も連載していました。

米粒写経をよろしくお願いします。


 
posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「渋谷らくご」(#シブラク #rakugo)2月17日 20-22時「渋谷らくご」 レビュー 創作らくごネタおろし会「しゃべっちゃいなよ」春風亭昇々/昔昔亭A太郎/春風亭吉好/立川吉笑/林家彦いち
「渋谷らくご」2015年2月公演
▼五日目 2月17日 火 20:00-22:00
林家彦いちプレゼンツ 創作らくごネタおろし会
「しゃべっちゃいなよ」
春風亭昇々-ないものとして
昔昔亭A太郎-(タイトル募集)
春風亭吉好-ヲタク漂流 〜2015winter
立川吉笑- t i o n
林家彦いち-検索の森
 ◎トーク「落語体験」ゲスト:大山卓也さん(ニュースサイト「ナタリー」代表取締役社長)


▼見どころ解説(渋谷らくご公式読み物「どがちゃが」より抜粋)

「そりゃまあ、オレもやりますよ」。
林家彦いち師匠からこの会のご提案をいただいたとき、まさかのこの一言が出たのである!
彦いち師匠が二つ目時代、旧・池袋文芸坐ル・ピリエ、なかの芸能小劇場、渋谷ジャンジャン、いろんなところで新ネタを難産で産み落とす師匠の姿を観てきた。ジャンルはちがうけれど、新ネタをつくるしんどさはなんとなくわかるが、キャリアをつめばつむほどその大変さは増していく。「やったこと」が自分で見えてくるから、新しく作るものは「やっていないこと」になる。自分のやれることとやれないことも見極めがついて、向き不向きを理解しはじめたとき、じょじょに「やっていないこと」が増えていくことに気づく。
「定期的に出る、ホームみたいな場所を作りたい」、と彦いち師匠は「渋谷らくご」が出来たばかりの11月におっしゃってくださいました。いまだ動員苦戦中、しかも11月は試運転中の閑古鳥まっさい中なのにも関わらず、である。涙が出るほどうれしかったが、まさかあの頃の苦しみを自ら背負いこむとは!
創作ネタおろし。生みの苦しみはお客さんにも苦痛を伴う危険もあるし、自分の殻を破るため、限界を壊すために無理なことにも挑戦するときもある。リスクと快感が等価交換される、エキサイティングな場なのである。
そんな彦いち師匠の呼びかけに賛同し、「赤紙」を受け取った四人の若き獅子たち。
先月は「落語」のお約束を破壊し場内を混乱と爆笑に陥れた昇々さん。
小噺や漫談、そしてネタに入ってもおなじピッチで観客の脳を溶かしていくA太郎さん。
十年前にもいなかった、オタク的知識をだれにでもわかりやすい形に変換する吉好さん。
もっとも疎ましがられるロジックの積み重ねで、なぜか共感と笑いを生み続ける吉笑さん。
緊張するのは演者さんだけでいいです。お客さんは、緊張せずに、ドSな気持ちで聴いてください。
文字通り「創作らくごネタおろし」の回。


▼レビュー
この回は、私の知っている方のなかで創作らくごに一番造詣が深い、木下真之さんというプロのライターさんにモニターをお願いしました。木下さんとは、古い知り合いなのですが、私が落語を離れた時間ごと、お会いすることがなくなっていたのですが、「渋谷らくご」の客席に毎月いらして、思わずお声かけして、今回のレビューをお願いしました。


トーク「落語体験」ゲスト:大山卓也さん(ナタリー代表取締役社長)


オープニング:林家彦いち師匠&サンキュータツオ

以下、木下真之さんのレポートです。
***

彦いち師匠の呼びかけに応じて集まった4人の二ツ目さん。「ねたおろし」として、初めてのねたを披露しました。気軽に笑える落語が続くのかと構えていたら、脳みそをフル回転させるハイレベルなストーリーの連続。この会にかける演者さんの意気込みと、他の演者に負けたくないという意地を感じました。そういえば、彦いち師匠が若手の頃の「応用落語」も「落語ジャンクション」もそんな雰囲気でした。渋谷らくごのお客さん、きちんと演者の投げたボールを受け止めようと食いついてきて、新作落語との相性は悪くないと思います。
 
 
春風亭昇々(しょうしょう)さん-ないものとして
 
昇々さんは、古典落語の中に演者自身を割り込ませたり、古典のフレームワークで新作落語を作ったりするのがうまい落語家さん。今回も、古典のパターンをうまく使いながら、突拍子もない落語を作り出しました。こまっしゃくれた子供が、親を理屈でやりこめる「桃太郎」という古典があるのですが、「ないものとして」は、サンタクロースは親なんじゃないかと疑うこまっしゃくれた小学生を、理論の通じない破天荒なおやじがやりこめます。そういえば、中学校の理科の時間「重さや摩擦はないものとして考える」って先生はよく言っていたよね。それに加えて、サンタを信じたり、疑ったりしていた小学生時代。懐かしさ覚えながら、変なおやじの面白さを堪能できた新作でした。予想外だったのは、おやじのへりくつに観客が洗脳されて、本来盛り上がっておかしくないサゲの前でみんなが聴き入ってしまったところ。新作の場合、面白い落語ほど聞き漏らすまいと、食いついてしまうんですよね。

 
昔昔亭A太郎(せきせきてい えーたろう)さん-タイトル募集
 
昇々さんもそうですが、みなさん初めてのお客さんを前にして、自己紹介から入ります。それが最も効果的に働いたのが、A太郎さんでした。「転校が多くて、人を覚えてない」という前ふりが本編で生きてきます。1000円の金にも困った男が、何とかならないかと街をさまよううちに、知人を名乗る人から声をかけられて……というシンプルなストーリーですが、話が進むにつれて、頭が混乱してきました。余白の多い話なので、観客はそれぞれで意味を読み取れるのですが、私の頭に浮かんだのはカフカの「変身」ですね。ある日突然虫に変身していて、次第に家族の厄介者にされて、最後にはひからびて死んでしまうってやつ。疎外されていく人間の孤独を重ね合わせて見ていました。落語の場合、演者の外観が最後まで変わることはないので、小説と同じように、言葉だけで観客をだましたり、想像させたりする利点があります。今回、5本の新作の中では、これが一番頭を使いました。
 

 春風亭吉好(よしこう)さん-ヲタク漂流記〜2015winter〜
 
「永遠の17歳」がキャッチフレーズの声優、歌手が大好きな吉好さんの妄想が爆発した話。オタク、アキバ系を公言する落語家さんはいますが、ここまでストレートに押してくる人を見たことはありません。そこにあえてチャレンジする精神は好きですね。渋谷のお客さんとかみ合うのか不安でしたが、見事に合っていました。吉好さん、マクラで慎重に観客のオタクリテラシーを探り、その声優・歌手の良さを説明し、自分がどれだけファンであるかを浸透させることに力を注いでいました。地ならしが効果的だったので、アキバ系のジャンルが弱い自分もちゃんとついていくことができました。そして、本編の1人コントに入ったシーンはひっくり返って笑いました。中に出てくるオタクのディテールはわかりませんでしたが、異次元の世界の人を見ているようで楽しかったです。1人コントなので、熱意やメッセージはダイレクトに伝わってきます。理由があって1人コントを選択したことはわかるのですが、聞かせるなら2人の会話のほうがいいですね。吉好さんならできると思うので頑張ってください。
 

立川吉笑(きっしょう)さん- t i o n
 
吉笑さんは、身体を題材にした変わった創作落語。私は勝手に「アーティストっぽい人」と思っているのですが、目に触れるものを何でも落語化してしまいそうな、感覚の鋭さ、企みの深さを感じます。花粉症の「くしゃみ」と「鼻水」が分離され、「2015年の鼻水は2023年に繰り越されて出てくる」という一発目のボケで、あっけに取られました。ただ「この面白さを超えるボケは出てこなくて、尻つぼみで終わってしまうんじゃないか」ということがすぐに心配になります。しかしそれも取り越し苦労。それを上回る奇想天外な身体を使ったボケが次々と展開され、パニック的状況を経て、着地も見事に決まりました。身体落語といえば「全身日曜日」「横隔膜万歳」など数々のネタを持つ彦いち師匠。第一人者の前で聞けたのは運命を感じます。
 

林家彦いち師匠-検索の森
 
アウトドアばかりでなく、デジタルグッズやITにも造形が深い彦いち師匠。「ネット検索」だけで落語を作ってしまいました。「木を森に隠す」は実際のITの世界でやられている対策なんですよね。で、登場人物の探偵さんのコードネームが、検索窓に入れるキーワード。「中央線 遅延」はよく使います。そんなワードの選び方にセンスが溢れています。ただ語呂のよさや面白さを追求しているだけかと思いきや、それが伏線として効いてくるとは! SWA!メンバーとして新作モンスターたちと切磋琢磨し、修羅場を乗り越えてきた彦いち師匠の強さです。新作真打の風格を見せつけたのは笑いの数の多さ。ギャグの連射で笑わせ続け、途中では「ラッスンゴーレライ」までぶっ込んでくる。4人の二ツ目に負けられない気迫と自負が伝わってきました。そんなねたを、前日に代官山の蔦屋のカフェで作っていたという彦いち師匠。今回の出演者はほとんどがそんな状況だと思いますが、前日作った話を高座でいきなりしゃべれてしまう新作落語家のすごさを、お客さんには感じてもらえたらうれしいです。
 
(木下真之/ライター Twitter@ksitam

▼この日の客席の反応はこちら!
 「渋谷らくご」2015年2月17日公演 感想まとめ


熱のハンパない回でした。途中、冷房入れるほどでした。
歴史的なライブとなりました、そしてエンディングでは、次回4月に開催することを約束しました。
ご来場のお客様、演者さま、まことにありがとうございます。

今月も5日間の「渋谷らくご」、ありがとうございます。
来月も第二金曜からの5日間、
3月13日から17日まで、どうぞよろしくお願いします。

 
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「渋谷らくご」(#シブラク #rakugo)2月17日 18-19時「渋谷らくご」 レビュー 「ひとりらくご」柳家喜多八
「渋谷らくご」2015年2月公演
▼五日目 2月17日 火 18:00-19:00「ひとりらくご」
柳家喜多八-噺家の夢/二番煎じ


▼見どころ解説(渋谷らくご公式読み物「どがちゃが」より抜粋)

 贅沢な一時間である。
 師匠は公開稽古でもするかのように、お客さんに語りかけながら、こんなネタをやってみようかな、なんて言いながら次々と落語を演じる。ドヤ感がないのに、内側からふつふつとわきあがるものを感じずにはいられない。
 12月の「文七元結」では、見ず知らずの人に50両をあげてしまう長兵衛を説得力ある造詣で熱演、さらに山場のあとの夫婦喧嘩で笑いの山場を作り、1月の「明烏」では若旦那を騙して遊郭に連れて行く源兵衛と太助というふたりを愉快に演出した。
この師匠は、「市井の大人たち」がとにかく素晴らしい! 歴史に名前は残っていないけれど、たしかにそういう人が昔存在していたんだろうな、そしていまの日本人の心のなかにいるんだろうなあという人たち。思ったことをそのまま言わず、シャレた言い方とか照れた言い方とか色っぽい言い方をする大人たち。そこに人生の「時間」を感じさせるからこそ、私たちは体感時間よりも多くの濃密な「時間」を、この師匠の落語で味わうことができる。
 そんな人を一人占めできるのだ。幸運なことである。ぜひ聴いて!


▼レビュー
「渋谷らくご」にはさまざまな落語家さんに出ていただき、お客さんにはどこの人から入ってもよし、そのまま聴き続けていると、新たに別の人の魅力に気づく楽しさを味わってもらいたいと思っている。「純米大吟醸は下戸でものめる」をモットーにしているため、どの回にいっても私が「本物」と思う方に出ていただいている。
喜多八師匠は、そういう意味では「渋谷らくご」の年長者であり、最後に魅力を気づいていただいても、最初に魅力を知っていただいてもよい、「渋谷らくご」のひとつの回答です。
私がとにかく好き。それだけです。この師匠にはそういう意味で、一時間独り占めできる「ひとりらくご」にもっとも多く出ていただいている。申し訳ないことなのであるが、それでも師匠は決して文句を言わないで快諾してくださる。
この師匠の出る回が、超満員になってこそ、はじめて一人前の主催者だと思う。

この会は、18時から19時というハンパな時間なのだが、師匠は力むことなく、淡々と、それでいてところどころ力を入れつつ、ほどよい加減の高座をつとめてくださっているように見える。これが、公開の稽古を見ているようで、たしかにお客さんを意識してくださっているサービス精神も感じられ、なにか特別なものを見せてくださっているように見えてくる。
「ひとりらくご」、これは柳家喜多八師匠という人間の「定点観測」なのである。

出囃子先行で開演したため着替えが間に合わず3回まわしするという事態。まったく申し訳ないことですが、これもまたライブ。
見事に笑いに変えてくださった。
マクラ的に「噺家の夢」。地方公演、こうだったらいいな、という噺家の夢をそのまま落語にしたような。
笑っちゃう噺。
いいなァ。


柳家喜多八師匠「二番煎じ」

早く終わるかもしれないし、1時間なんて難しいよと言いながら、演目は「二番煎じ」。
大火事が多かった江戸。寒い時期にもかかわらず、夜の火の用心に見回りにでる町人たち。
あまりに寒いので二班にわけて見回りを交互にすることに。
しかし、最初の見回りが終わった一班は、休憩場所で、こっそり用意してきたお酒を飲んだり、こっそり用意してきた鍋をつついたり。
騒いではいけない、バレてもいけない、そんな緊張感のなかでヒソヒソ楽しそうに話合う市井の人々。
一人一人の演じ分けが難しいのと、酒が好き、鍋がうまい、バレちゃいけないというフリがあるぶん、その緊張感のなかで小さい演技で笑わせる技量が必要です。だが、見事にやると終始楽しい噺。
私が喜多八師匠の「二番煎じ」をはじめて聴いたのは、たしか98年11月頃。上野鈴本演芸場の独演会でのことでした。
相方、居島一平もその場におり、終演後は席を立てなくなるほどの圧倒的高座だったと言ったことを覚えています。



17年経った今、その喜多八師匠は、いい意味で力まずに、あくまで楽しそうに「二番煎じ」を御していました。
このことに度胆を抜かれる。ドヤ感ゼロ。
酒がうまそう。猪鍋もうまそう。点検にきた侍までをも愛おしい。
脳のなかには江戸の夜風。狭い納屋のような休憩場所で、あたためたお酒の匂いや鍋の匂いがする。
つらいときでも楽しく生きていた人たちのことに思いを馳せる。
情景がふぁーっと広がっていく。
時間が空間に溶けていき、幸福な時間が訪れる。
唐突にサゲを迎え、その時間は終わりをつげる。脳だけが帰ってこられなくなる。夢をみているよう。

時計を見ると、19時ちょうどでした。

(タツオ)

▼この日の公演の反応はこちら!
 「渋谷らくご」2015年2月17日公演 感想まとめ

posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-