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【『畑亜貴の弱り目に祟られろレディオ 3rdシーズン』開始しました】#たたラジ

『畑亜貴の弱り目に祟られろレディオ』

 

3rdシーズン開始しました。

 

 

作詞家の畑亜貴さんに呼び出されたのは本年開けてすぐ。

すぐに3rdシーズンをやろうということで話がつき、

音楽シーンで言葉や歌詞について語る人や、語る土壌がまだできていない、という問題意識をうかがって、畑さんなりの音楽に対する姿勢や考えを、多くの人に聞いてもらいたいなと思った次第です。

題して「感情言語化研究所」というコーナーが立ち上がったわけです。

 

アニメソングやキャラクターソングを手掛けることの多い畑さんですが、

たしかにアニソンなどを味わう人たちは、作品の世界観だったりキャラクターをより深く知るために、考察などをします。

ですが、作品と曲、という関係も楽しいのですが、曲単体のなかで歌詞の占める役割だったり、そもそも音とコトバのバディー関係に考える指標はあまりないようです。

 

もちろん、従来の「日々のくだらない疑問」もお送りします。

これはお金のためじゃない、畑さんの日々の考えをストレートに知ることができる、音楽ファン必聴の番組になるのではないでしょうか。

ひとまずYoutube、そして今後はnoteなどでの配信もあるようです。

 

初回のゲストは、「たっちレディオ」また、畑さんとプロデュースユニット「Q-MHz」としても活動している、

作曲家の田代智一さん、そして田淵智也さんをお迎えしてしゃべっています。

面白いよ。

 

ますます音声コンテンツ人間になっておりますが、

それが一番合ってるのかもね!

月一配信ですがこちらもよろしく。

 

整理すると、

月曜 NHK『すっぴん!』、TBS『東京ポッド許可局』

水曜『熱量と文字数』(Podcast)

金曜『渋谷らくご まくら』(Podcast)

月一『弱り目に祟られろレディオ』(Youtube)
といった具合です。
個人的には、毎日なにがしかの音声をお届けしたいくらいの感じですが、
オススメのポッドキャストなどもあり、
個人的には毎日なにか聴くものがあって移動が楽しいです。
2019.04
posted by: サンキュータツオ | ラジオ | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |-
【NHKラジオ第1『すっぴん!』月曜担当になりました】

『すっぴん!』のホームページにも掲載されたので、お知らせです。

NHKラジオ第1『すっぴん!』(平日朝8:30〜11:50)

月曜パーソナリティになりました。

 

ありがたいことですね。

以前、高橋源一郎さんの金曜日にゲストで出演したことはあるのですが、

その際に気にかけて下さり、今回のパーソナリティという流れになったものと思っております。

縁は大事にするものですね。

 

自分なりにできることを精一杯、楽しく、やろうと思っています。

ひたすら「自分が楽しい」を目指して、それを聞く人も楽しくなってもらえればと思います。

 

前任の宮沢章夫さん、

私も大ファンだっただけに複雑な想いですし、おなじように思ってらっしゃる方も多いと思いますけれど、

おなじようなことはできませんが、タツオもタツオでいいじゃないか、と思ってもらえるような放送を心掛けようと思っています。

 

ちなみに、近いところにいるのに、すれ違っている人ってけっこういて、

なかなか現場で一緒にならないとか、話すチャンスがない人っているんですよね。

私の場合は、いとうせいこうさん、武田砂鉄さん、宮沢章夫さんなど、入れ替わりになることが多くて、いつかちゃんとお話できるようなタイミングがあるといいなと思っています(武田さんは一度だけイベントでご一緒しました)。

きっと、時がきたら、ご一緒することもあるのだろうと、希望を持ちながら。

 

初回の放送は4/8(月)です。

朝の番組ですし、気楽な感じで楽しめる内容を目指したいと思います。

ですが、タツオならではの味も出したいと考えているので、一緒に番組を作ってください。ラジオはリスナーとパーソナリティが一緒に作るものですもんね!

よろしくね。

 

藤井彩子さんとご一緒できるのは夢のよう。あの藤井さんですよ!

楽しみ!

 

2019.04

posted by: サンキュータツオ | ラジオ | 00:29 | comments(0) | trackbacks(0) |-
【東谷護 編著『表現と教養』ナカニシヤ出版:寄稿しました】

東谷護 編著『表現と教養 スキル重視ではない初年次教育の探求』ナカニシヤ出版

2019年3月30日に発売されました。

 

第1部第3章「日本語のうち・そと 第二言語としての日本語教育から考える」

と、

第1部第4章の「初年次教育んおける論文の書き方指導を考える 日本語学の有効活用は可能か」

を担当しました。

 

後者は昨年の成城大学でのシンポジウムを文字化したもので、

ゼミの先輩でもある石黒圭さん(国立国語研究所)、飯間浩明さん(三省堂国語辞典編纂者)、そして本書の企画立案者でもある東谷先生と、四人で台風がきた日に行ったものです。強行したんですよね。

でも、全国から大勢の大学の教員の方々がきてくださり、本当に有意義な時間でしたので目を通してもらいたいです。

 

これまで、日本語教育に携わる先生方への指導書的な書籍には、文章表現の授業の組み立て方やカリキュラムの組み方という切り口で、何度か寄稿してきました。

ですが、大学の初年次教育(大学一年生のための、レポートや論文の書き方をはじめとした文章表現)について、間接的にでも関ったのははじめてです。

2017年から、成城大学にて初年次教育の授業を担当していますが、それより前では初年次教育は、半期ずつくらい別の大学で教えていた程度で、とても新鮮な気持ちでここ2年過ごしています。外国人に対する日本語教育とはちがった問題がよこには横たわっており、それは果たして「文章表現」といったコマで扱う問題なのか、あるいはそれ以上の根深い問題があるのか、といったことをずっと考えています。

 

とにかく日本の学生たちは、高校3年までに徹底的に「学校人格」での文章表現を叩きこまれ、大学や試験に「通る」ための大人が喜ぶ文章、そして人格を操ることに長けてしまっている分、むき出しの自分を学校という「場」で表現することに、慣れていないどころか、頑なに抵抗をする人までいます。気持ちはわかります。大人や教員を信用していないからです。それは、18歳までに度重なる「教育」によって身体で理解してしまったことなのです。

 

つまり、外国人留学生(韓国、中国といった受験が熾烈な国は状況が似ているので置いておく)のほうが、表現という「出力」に関しては、ストレートに抵抗なく「自分」を出したり「意見」を述べることができている。なんか、おなじ年齢の学生の文章を読んでみると、スタート地点が違う気がしてならないわけです。

 

 

 

こうした問題意識だったり、単純に文章を書く、という作業をほとんどしていなくても入れてしまう大学が多く存在していたり、そもそもの学習意欲の問題があったりと、けっこう問題は多層的かつ複雑です。

が、ひとまずは目下の現実的な課題である「初年次教育」をどうしたらいんだ、と悩みまくっている現場の先生たちが、シンポジウムにも集結したわけで、そういう方々にとっては有用な情報や考察がふんだんに盛り込まれているのではないかと思います。

谷美奈先生の章とかホントおすすめ。

 

要するに、専門書です。

ファンは手に取る必要はないやつです。

お仕事報告的に記録しておきました。

こういうのけっこうちまちまやってんです。この仕事は自分のなかでは比較的大きいですけど。

 

東谷先生、ありがとうございます。

成城の学生は楽しいです。

 

2019.03 

posted by: サンキュータツオ | - | 01:30 | comments(0) | trackbacks(0) |-
【所属事務所・窓口について】 

こちらのブログは一年以上更新が滞ってしまいました。

この一年は、所属事務所の変更などもあり、

また多くの締め切りを抱えている状態でもしブログなど更新しようものなら、「こいつこんな時間あるんじゃないかと思われるのではないのか病」にかかってしまい、まったく更新できませんでした、お許しください。

 

ちょろっとした情報などはツイッターなどでつぶやいてるんですけど、ツイッターもおじさんメディアになりつつあるので、こういう記録の残る感じで書いておいたほうがいいかなと思いまして更新しておきます。

 

というわけで、昨年所属事務所が変更しました。

 

【お仕事窓口】
ワタナベエンターテインメント 担当:藺牟田(いむた)
米粒写経:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/4000093/
サンキュータツオ:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/40000223/


【原稿等執筆窓口】
39tatsuo@herikutsu.co.jp まで
(※個人メッセージ窓口ではありません)

よろしくお願いします。

執筆仕事に関しては専用の窓口を設けております。

 

ワタナベエンターテイメントさん、まさかの大ポップ帝国ですけれど、実は北野にいたときから吉田会長さんはじめライブに足を運んでくださっていたのが縁で、お世話になることになりました。

同様に、マキタスポーツ、プチ鹿島もこちらの所属になりました(担当マネージャーはそれぞれ違います)。

とにかく私どものことを知ってくださっていて、なんとかしようと思ってくださった、そのことがとてもありがたいし嬉しいです。

 

所属になってからも、事務所のライブなどにも出させてもらいました。

生え抜きの芸人さんたちのご迷惑にならないように、ぬるっと活動しますけれど、いつか恩返しできるような存在にもなれたらいいなと思ってます。

 

活動に関しても、理解をしていただいていて、

昨年から今年にかけて、コンビでの活動、とりわけ地方公演などを積極的に行ってきました。

米粒写経としての活動の幅も広がり、あとはコンビで番組など持てるところまで行きたいなあと思っています。

 

2019年3月で終わる仕事が多いです。

また、文化に関わる、すぐに結果のでない仕事、あるいは数字の出にくい仕事はどこも削減傾向なのかも。

それで私が消えていくのであれば、それも時代の定めなのかもしれませんが、チェックメイトになるまで、まだまだしぶとくがんばろうと思います。

いつ、どんな仕事が来ても大丈夫なように、刀だけは磨いておきます。

 

よろしくお願いします。

 

タツオ

 

2019.03.30

posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 09:00 | comments(1) | trackbacks(0) |-
【朝日新聞 書評委員 任期終了】

2017年から2年の任期で務めた朝日新聞書評委員の任期が、この3月で終了です。

はじめての経験だったのでどれくらいの作業になるのかも想像がつかなかったのですが、終わってみればとても充実した二年間でした。

鞄のなかには常に本、「読みたい」から「読まなくてはいけない」になりそうでならないギリギリのラインで、それでもだれかにこの本読んで欲しいな、あるいは存在を知られていないだけでもっと多くの人に知ってもらいたい本だな、というものを書きました。

 

私の在任期間には、野矢茂樹先生や宮田珠己さん、山室恭子先生、小説家の佐伯一麦さん(大学一年のときに平岡先生から読みなさいと言われた小説家!)、美術評論家の椹木野衣さん、政治学者の齋藤純一先生(後輩のマザー・テラサワの指導教授だったそうです)など、個性的な顔ぶれでした。

新聞の書評においてはかなり挑戦的な書評、そして柔らかい書評をする面々が揃い、だれでもわかる言葉で本質的なことを言う人たちが多かったように思います。

私は、みなさんとご一緒して「しなやかな知性」とはなにか、と考え続けました。考えただけで、なんら身にはつきませんでしたが。

 

また、柄谷行人先生や横尾忠則さんともご一緒することもでき、18歳のときの自分に教えてやりたいことがまた増えました。

 

私が書評したのは全部で37本、昨年夏の「明治150年」の特集鼎談や「ひもとく」という特集ページでの書籍の紹介も含めると、だいたい1ヶ月に1.5本くらいの書評をやっている感覚でした。

 

私のだいたいの書評は、朝日新聞の「好書好日」というサイトで読むことができます。

この期間は読みたい本は後回しにして、ひとまず書評のことばかり考える毎日でした。

 

演芸では松之丞さんの本やたけしさんの本、上方らくごの書籍、広瀬さんの本や圓朝研究、

学術的な書籍では、重力派や坐の文明論、なぜペニスはそんな形なのか、悪態の科学、

文学ではヌーボーロマン、評論をはじめ、古典に関する書籍も紹介することができました。

日本語に関する書籍は、研究領域が近いぶん、なかなか機会に恵まれなかったのですが、それでもオノマトペの謎、ダーリの辞典など紹介できたのはうれしいです。

 

どれほど貢献できたかわかりませんが、日本で影響のある書評のひとつであることはたしかです。紹介すると本が売れます。重版がかかったなんて話も聞きました。

だからいい加減な気持ちでなく、心から惚れた書籍を紹介しました。

 

担当してくださった記者のみなさんにも感謝しています。

このような機会を与えてくださりありがとうございます。

 

いやー、それにしても芸人が書評委員をやる日がくるなんて。

最初の一年は最年少だったしリズムをつかむまでに時間かかった!

 

書評するタイミングがなかったけれども、ほかにも良書に巡り合うことができました。

これまで献本などもいただきましたが、一冊も読む時間がありませんでしたので、それじゃ意味がないと叱られそうですが、これからこっそり読もうと思います。

そして、これは委員を終わってから読もうと楽しみにしていた本も、これから読んでやろうと思います。

 

なんか隔週だったんだけど、この委員期間中にご一緒した方々との時間は、宝物でした。

 

タツオ

 

2019.03

 

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) |-
【TBSラジオ『荒川強啓デイキャッチ』終了】

10年以上出演の機会を与えてくれた

TBSラジオ『荒川強啓デイキャッチ』

2019年3月で放送終了しました。

 

思い出がありすぎてなにも書けません。

この番組によって私は世に出たと思っておりますし、「メキキの聞き耳」での論文紹介、お笑い文体論を経て、書籍に繋がったりもしました。他局からもお声がかかるようにもなりました。

2014年からは「ニュースランキング」のニュースプレゼンターとして毎週木曜日に出演していました。

プチ鹿島、阿曽山大噴火という、昔から近いところで活動しているふたりと、出勤は半分とはいえばおなじ並びで仕事ができるのは悦びでした。

 

私が大学に入った1995年からはじまったこの番組、

思えば気付けば聴いている番組でした。

 

強啓さんの軽さ、それは毎日聴ける番組に必須のものと私は思っています。

どんなに真面目で重たいニュースでも受け止め、それでも真面目すぎず、ふざけすぎず。

対象との距離感があるからこそユーモアが出てくる。

 

芸人としても、人としても、これから生きるときに必要なことは、すべて、強啓さんに教わりました。

そして横浜ベイスターズについての想いを毎週木曜にぶちまけることも、もうなくなるかと思うと少々怖いです!

 

とはいえ、強啓さんが死ぬわけではないです。

強啓さんのことは最後の指導教授だと思っています。

 

こういう心の師ともいえる人が、私には気づいたらいてくれることが、なによりも幸せです。

 

これまで聴いてくださった皆さん、

関わってくれたスタッフさん、

杉浦舞さん、片桐千晶さん、

ありがとうございます。

 

強啓イズムを引き継げるよう、適度にがんばる。

 

タツオ

 

2019.03

posted by: サンキュータツオ | ラジオ | 23:20 | comments(2) | trackbacks(0) |-
【『談志独演会 一期一会(上)』解説を書きました】

ブルーレイBOX

竹書房『談志独演会 一期一会(上)

が2018年12月に発売になりました。

 

今回、私はこのシリーズの解説を担当しました。

CDでいうライナーノーツ的なものです。

 

正直言って畏れ多いです。

そして私なんぞが語ってはいけない巨大な存在です。

関係者の皆様には本当に申し訳なく思っております、

いろいろな方を差し置いて、と言われることも目に見えてますが、

お引き受けすることになったのです。

 

私よりふさわしい、資格のある方はたくさんいらっしゃいますし、

私には資格すらないと思っています。

 

とはいえ、これから立川談志を知る人にとっても、次世代との年齢が近い人が書いてみてもよいのではないかという制作者の意思を無碍にすることもできず、こうして世に出るまでになりました。

 

 

私は立川談志師匠を、なぜか「家元」と呼べません。「談志師匠」としか呼べません。

「家元」というと、どこか、仲間意識というか、連帯感のようなものがあるのかもしれませんが、

私にとって談志師匠は存命中も、そして亡くなってからも、

ずっとずっと遠い存在で、おいそれと「家元」なんぞという資格もない人間だと思っています。

 

でも、ひとつだけ自信をもっていえることがあります。

それは、談志師匠の落語が大好きで大好きで仕方ないということです。

こんなにピュアでロマンチストで粋で、面白い人はいないと思っています。

こういう最終形態を見せてくれたってことだけでも、もう感謝の気持ちしかないです。

 

というわけで、(上)に収録の8席に関して、

2018年の夏は何度も聴き、また過去の音源もあたり、聞き比べ、さらに記述のある書物を読むとか記録をひもとくとかして、談志漬けの日々でした。

それでもやっぱり飽きません。それどころか、まだ面白いです。

 

「線」で追う楽しさを最後まで提供してくれた人です。

 

そういえばこの年、「立川談志」は広辞苑に掲載されました。

まさか私がその広辞苑にちょっぴりとでも関わることになろうとは。

90年代、何度も「やかん」や「洒落小町」にぶつかっていた私に教えてやりたい。

ちなみに、私の担当ジャンルであった「田河水泡」の項目に、「落語作家としても有名。」の記述を入れたのは私です。

「猫と金魚」とかも入れたかったんだけど、それは叶いませんでした。

 

8席分の解説、買ってくれた人には、読んでもらいたいなあ。

渾身の力で、でもマニアックにならないように「文脈と味わい」を書いたつもりです。

 

(下)も出ます。そこでも全高座の解説を担当しました。

そうです、つまりずっと談志漬けです。

この噺のことを、談志師匠はどう思っていたのだろうか。そんなことを毎日考えています。

 

「ずっと考えさせてくれる」

そんな人なかなかいませんよ。

 

マニアからは袋叩きにされても構わないのです。

50年後くらいに、立川談志って人を聴いてみようと思った人が読めるものを心がけました。

 

2019.03

 

 

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |-
【サンキュータツオ 春日太一『ボクたちのBL論』河出文庫より発売】

2018年の仕事を振り返るシリーズ。

 

春日太一さんとの共著『ボクたちのBL論』が河出文庫から発売されました。

河出書房新社さんありがとうございます(担当の岩崎さんに感謝)。

 

こちらは、2016年の『俺たちのBL論』という単行本から大幅な加筆週世うを加えて改めね世に出した文庫です。

およそ2年半の間に、BLを取り巻く環境はまた激変し、

春日さんの腐メガネはクリンビューかけたんかというほどクリアになり、

最終的に、いま語っておかねばならぬことを一生分加筆するという、マジで大幅な加筆が行われました。

注なども2018年版として書き換えた箇所もあり、文字通り「版ちがい」といったくらい内容が変わりました。

 

 

出版記念イベントにも、私の聖地「ブックファースト新宿」(内田さんという超優秀な棚担当者のいる書店)に大勢の方がいらしてくださり、マジで感謝サンキュー★

せっかく来てくれたんだからと、当日限定のペーパーなんかも力入れて作ってきたりして、楽しい時間でした。


 

ペーパーの一部。

「信頼している腐女子」というテーマで何人かご紹介しました。

 

いやマジで環境変わりましたよ。

そしてもう引き返せません。

こうなると、この本が少しでも相互理解の手助けになると思います。

 

だいたいの壁やすれ違いは、想像力で補える、想像力がすべてを解決に導く、と私は思っています。

自分を否定されないかわりに、相手も否定しない。

そういう人間としての大事さも、BLから学べる!

 

というわけで、未読の方はぜひ買って読んでみてね。

 

タツオ

2019.04

 

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |-
【『ダ・ヴィンチ』書評コーナー担当しています】

お知らせ遅くなっておりますが、

昨年秋からKADOKAWAさんの月刊誌『ダ・ヴィンチ』にて、

ブックウォッチャーという形で連載の場をいただいています。

こちらも任期いっぱいまで精一杯やろうと思っています。

 

ぜひ、読んでみてくださいね!

 

 

 

こんな感じです。

いやー、それにしても『オフザロード』という本の感動がいまだ冷めやらず。

趣味全開のギンギンのやつです! 車好きは最高に楽しめる!

こういう本待ってたわァ。

 

そう思える本を毎月ご紹介しています。

なにかのキッカケになれば!

チェックしてね。

 

2019.04
 

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) |-
【『談志最後の落語論』文庫版 解説を書きました】

2018年10月10日発売

立川談志『談志 最後の落語論』ちくま文庫(税抜き740円)

解説を執筆しました。

 

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こちらもなんでお前がいけしゃあしゃあと書いてやがんだ案件なのですが、

もううだうだ断っていても仕方がない、

あの人もこの人も断ったのでこれも順番なので

と言われたら、もうやるしかないじゃないですか。

 

と、いろいろ業界のことをご存じの方は、察していただけるかもしれませんが、

それはそれとして、

40代前半の私がお引き受けするからには、存命中のファンのみならず、これから「立川談志」を知る人に読んでほしい、という想いを込めて、この本が全体のなかでどういう位置づけのものなのか、そしてこれを書き残したのはなぜなのか、どこに重点を置いているか、などをはじめて手に取る方にご理解いただけるよう書いたつもりです。

すでに、談志師匠を追いかけてやまず、家元のことならなんでも聞いてよという方にはあまり新鮮ではないかもしれませんが、それでもこうして談志師匠が亡くなって数年が経ち、落語界を取り巻く環境がこれだけ変わってきたなかで、いま談志師匠を読む意味聴く意味というものも、大きく変わってきていると思います。

 

「談志最後の落語論」で検索すると、2009年に私がこのブログで書いたものがわりと上位に出てきたので、ああそういうことかぁと納得もしたのですが、とにかくこの頃はテンション高めで天真爛漫に感想を書いていたものです。

 

「江戸の風」というワードが独り歩きした印象のある本書ですが、個人的には談志師匠のなかに(師匠は直接は言わないけれど、小さんのエッセンスと)志ん生のエッセンス、ひいては志ん生の引用元というかインスピレーション元である金語楼、三語楼、あるいは先代権太楼までたどって紹介している点は歴史的にみても非常に意義深いと思います。

志ん生師匠好きは多いけれど、出典元やインスピレーション元、はたまた共通するエッセンスをもつ先人をしっかり明記したことの重要性です。談志師匠自身もっとも影響を受けたかもしれない人について、そこで思考停止せずに、なぜ志ん生は志ん生となったのかを独自分析しているのが面白いです。

 

編集者とは一度も会ったことがないし会いにも来なかった、

その上再校チェックなどをさせてもらえなかったので『家元談志のオトコ対決十一番』がなぜか『オトコ対決八番』などと信じられないミスもそのまま印刷されたりしていますが、書名のミスは許されないものと思います。

この場を借りて修正(といっても修正にならないと思いますが)しておきます。

このまま再販も出ないとなると、何十年後かに本書を手に取る人に、タツオが署名間違ってると罵られること必至なのですが、それでもそれで済むならば良しとしましょう。談志師匠にさえ傷がつかなければ!

 

やー、そういうわけで、2018年の夏は、DVD見たりCD聴きまくったり全集読み返したりで、ホントにホントに談志漬けだったのでした。談志師匠、死んだんだろうか。そこがもうわからなくなってきている。

 

2019.03

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 01:55 | comments(0) | trackbacks(0) |-