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■東京ポッド許可局 第23回配信 ―小朝論、補足―
小朝の円朝襲名は、落語界最後にして最高のミステリーである!

“ミュージシャン芸人”マキタスポーツ、“インチキ好奇心芸人”プチ鹿島、“胡散臭い学者芸人”サンキュータツオ
の3人による、どんなに流行っても絶対タイトルを噛むラジオ、『東京ポッド許可局』第23回配信。
PCさえあれば、機種・メーカー問わずだれでも聴けますよー★
■【第23回“小朝”論

「オレが生きている間に、志ん朝が見れて、円朝復活の瞬間に立ち会えるのなら、それは最高の幸せ。そしてそれが小朝でいいと思う」
―サンキュータツオ

ブログ用タツオ
≪解説≫
今回の許可局は、私の「小朝」論です。
小朝師匠について、思いのたけを述べました。

「春風亭小朝は、三遊亭円朝になる」

これが私の主張です。そして願いでもあります。

この場を借りていくつか補足説明いたします。
おそらく文字で読んだほうが理解も深まるであろうことを。

■事実修正
まず、事実誤認の修正。以下の点です。
・小朝の独演会1ヶ月公演は博品館劇場(歌舞伎座は3日間公演)。
・先代林家正蔵の弟子で「林家」を受け継いだのは、「木久蔵」と「正雀」のふたり。
・小朝のスピード出世記録は36人抜き(落語協会記録)。
・小朝師匠の落語協会理事就任は2006年まで。
以上、すぐわかる簡単なミスでしたが、ご存知ない方には重大なことですので、修正しておきます。

■系図
そして、小朝師匠が円朝と縁がないわけでもないという事実は系図にて。

三遊亭円朝→三遊一朝→先代林家正蔵(彦六)→春風亭柳朝→春風亭小朝

※正蔵は一朝老人の薫陶を受けた事実上の内弟子。

■状況証拠
・博品館劇場での1ヶ月公演(動員力)
・武道館公演で新作口演(動員力、創作力)
・「お札はがし」CDのジャケット(円朝作の落語への挑戦、改名への意思表示の明文化)
・弟子の変名(改名の前提)
・「六人の会」結成(後ろ盾作り)

小朝の円朝襲名というのは、いまや私のなかで、
落語界最大のミステリーである。
そして、最高に夢のある筋書きである。

■極私的「小朝」論
(以下、すべて仮説です)

春風亭小朝師匠は、若くしてその天賦の才を輝かせた、孤高の天才である。
天才は、世に出た。
天才は、売れた。
天才は、テレビにも出た。漫才もした。バラエティーでも活躍した。
天才は、それでも落語を選んだ。
天才は、師匠を失った。
天才には、ライバルがいなかった。

そんな天才が、「落語」を続けることの大きなモチベーションを見つけた。

それが、「三遊亭円朝」襲名である。

円朝襲名は、自分ひとりの力では成し得ない。
しかし、もし三遊亭円朝という名が復活したら、それは落語界総揚げの、大イベントになることは確かである。
小朝は、『苦悩する落語』という著作のなかで、落語界の元気のなさを憂えている。
小朝は、「落語」を背負い、復古を誓った。
落語人気復活への起爆剤、それが「円朝」襲名である。
そして小朝は、ひとつひとつ、いま襲名への布石を打ち続けている。

師を失った小朝には後ろ盾はない。
そうなれば、自分で政治力を養うしかない。
そこで「たまたま」自分の嫁の家である「林家」(海老名家)を足がかりとした。
義理の弟たちに正蔵、三平という名跡を託した。バックアップした。

「六人の会」を旗揚げした。
メンバーは、
・春風亭小朝(落語協会)
・春風亭昇太(落語芸術協会)
・立川志の輔(立川流)
・笑福亭鶴瓶(上方落語協会)
・林家正蔵(落語協会)
・柳家花緑(落語協会)
である。
見事に各団体の最重要人物を押さえた。
この会は、東西の落語界の重要人物たちの合流の場となっていく。

こぶ平→正蔵、花緑→小さん、鶴瓶→松鶴、
の青写真を描く。
もし小朝が円朝を襲名するとしたら……、
落語界総揚げの体勢は、すでに整っている。

小朝は、ここ10年で巨大な政治力を身につけつつある。
円朝襲名は近い将来に実現するかもしれない。
あと10年後くらいには、かなり具体的な段階になっていると思う。
晩年に襲名ではあまり効果はないのだ。

こういった経緯で、「プロデュース」に粉骨砕身し、自らの花道を築き上げることに楽しみを覚えてしまった天才。

ときに好事家は、小朝は芸がダメになったという。そして「了見」が悪いという。
しかし私はそうは思えない。

いまの小朝には、わざわざ「本気」を出す動機がない。
武道館公演以来、その天才の「本気」の高座を見ていないのだ。
もう「高座」で本気を出すほどのモチベーションがいまはない。

逆に言うと、小朝が高座で「本気」になったとき。
それは「準備はすべて整った」ことを意味する。
私はその時を待ちたい。

磐石な詰め将棋をしている小朝の、足元を救うほどの巨大な才能をもった野心家は、いまの落語界にはいない。
そして、ここまで「落語」を背負い、「自分が継ぐべき」という使命感を持った人も、また小朝をおいてほかにいない。

私は、この孤高の天才を全力で応援したい。
生きているうちに、円朝復活の瞬間に立ち会えるのなら、こんなに歴史的なことはない。この上もない喜びだ。

実現したら、武道館での襲名披露、歌舞伎座一ヶ月での襲名興行、1年間全国の大ホールでの落語界総揚げの襲名ツアーが組まれることは間違いない。

単純に、見たい。

小朝は、たったひとりでここまでたどり着いた。
泰葉との離婚は単なる小さい「つまづき」でしかなかった、という歴史観でいいと思う。
つまり、あの「離婚会見」は、私が久々に見た、「小朝の本気」だったのである。
見事に「小さいつまづき」にすり替えた、歴史的な高座であった。

私は自分が生きているうちに、
体力のあるうちの天才の「本気」を、もう一度見てみたいのである。

後進たちは毎日、泥臭く「本気」の勝負をしている。そして、昇太、志の輔といった「遅れてきたライバル」たちは、「六人の会」という形で吸収されてしまった。
しかし、芸でのリアルファイトを、私はもっと見たい。

小朝師匠、早く円朝襲名してください!

というように、一昔前からは一周して、私はもはや、小朝大応援団になっているのである。
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 00:44 | comments(6) | - |-
タツオさんの小朝論、とても面白かったです!
それにしても、円朝襲名を軸に、小朝の行動を見ていくと、ここまで合致するのかと驚きました。
個人的には、小朝嫌いでしたが、これを聞いたことによって「小朝の見方」がわかって、俄然興味が湧いてきました。
また、東京ポッドで、さらにサンキュータツオの落語論聞きたくなりました。
| とりがら | 2008/07/09 11:34 AM |
小朝の離婚が、正蔵名が欲しかったのに・・・
でなければ良いと思います。
あと鶴瓶が松鶴を嗣ぐ、というお話は
やはりちょっと無理があると思います。
逆に「落語家としての鶴瓶」への具体的な評価点を
お教えいただけると幸いです。
| とおりすがり | 2008/07/10 11:46 AM |
>とりがらさん、

教科書に載っているような嬉しいコメントありがとう! こんなに嬉しいものだとは思いませんでした。気持ちいいです。
小朝師匠の本気の「高座」が見たい。「会見」ではなくて。
なかなか落語に興味を持って聴いてくださる方がいらっしゃるかわかりませんが、また機会がありましたらお話したいと思います。
良かったら、聴きたいことを許可局宛にメールくれると助かります。
| タツオ | 2008/07/10 11:49 PM |
>とおりすがりさん、

コメントありがとうございます!
聴いてくださったのですね♪

もともと小朝は「正蔵」には全く興味なかったと思いますよ。自分でネタにしていたくらいですから。周囲からそう見られたら、絶対に継ぎたくないと言う人だと思いますし。正蔵に興味があったなら、もともとあの結婚はなかったと思います。
正蔵をこぶ平に継がせたのも、布石のひとつでしかありません。「小朝ストーリー」の美談のひとつとして成立しましたからねー

鶴瓶師匠は、個人的には現役落語家のなかで最高の落語家だと思います。
これはホントに。
私的ヒストグラムがかなり円に近いです。
満点ですね、トータルで。

鶴瓶の松鶴襲名に関しては、具体的な材料が揃った上での私の発言だと思っていただいて結構です。
10年以内には具体的な話になっていくと思います。
松葉の襲名の際に起きたいろいろなことも、いまは上方落語を背負う気持ちが勝っていると言ったほうがいいのでしょうか。
(以上、すべて憶測です!)

私は鶴瓶の松鶴は是非見たいです。希望します!
そのうちに鶴瓶師匠に「責任感」を見る瞬間がたくさん出てくると思います。

鶴瓶サイコー!
「鴻池の犬」とか「死神」とか「青木先生」とか「らくだ」とか。
| タツオ | 2008/07/10 11:58 PM |
サンキューさんの春風亭小朝論しびれました。近年これ程、参ったことはありません。
「東京ポッド許可局」は耳で聞く「噂の真相」ですね。私の渇きが癒されました。
水道橋博士のラジカントロプス」から「マキタスポーツ」「許可局」とはいってきたら大きな鉱脈を発見した思いです。
| オカマチ | 2009/10/30 3:41 PM |
今さらのコメントで恐縮ですが、この「小朝論」をきっかけに僕は落語を聴くようになりました。

落語といえば笑点しか知らなかった僕ですが、今では寄席や独演会にも足を運ぶようになりました。

落語の世界に出会うきっかけを作っていただきありがとうございます。

「小朝論」はもちろん、「寿限無論」「芝浜論」なども楽しく聴かせていただいております。

今後もタツオさんの鋭い視点で切る、「落語論」を楽しみにしてます。
| ペグお | 2016/01/29 1:52 PM |