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第7回 全日本アニソングランプリ に寄せて

第7回 全日本アニソングランプリ
いよいよ明けて今日、決勝大会が行われる。
つまり今日、プロデビューを勝ち取り、アニソン業界の新人になる人がひとり誕生するわけである。

大会のこと、そして大会と私の関わりをまったく知らない方もいると思うので、やや丁寧に書きます。

私はこの大会は、第2回のときに関わったたのが最初である。厳密には、第2回が終わり、第3回への準備期間であった。
当時は腐男塾(当時の表記)と大会後の「振り返り番組」に出演し、HIMEKAさんの優勝を見届けた。

第3回の佐咲紗花さんのときは、アニソンキャラバンというアニマックスの別イベントで第1回優勝の喜多さん、第2回のHIMEKAさん、審査員賞の井上ひかりさんと、ほぼ地方予選を一緒に回っていたものの、アニソングランプリの仕事にはノータッチだったので、地方予選を外側から観察する立場だった。

本格的に大会に関わるようになったのは、地方予選がWEB中継される2010年の第4回からである。
この年は札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡、東京の6会場で行われ、私は札幌以外の5会場に中継レポーターとして参加した。
なので、優勝した河野マリナさんには思い入れも強い。その後デビューした春奈るなさんも当時から異彩を放っていたのでそのうちに世に出るだろうという空気はすでにあった。個性的な面々がたくさん出てくる大会のなか、とくに印象深かったのは仙台優勝の14歳の趙秋奈(ちゅな)さんだった。いよいよ決勝に10代前半が出てきた。

翌2011年は震災の年。5会場すべての地方予選に参加し、歴史の必然か、この年はいよいよ10代のチャンピオンを輩出した。鈴木このみさんである。
どのようなコンテストもそうだが「現時点でのパフォーマンス」と「将来の期待値をもった才能」で揺れる。結果、即戦力を優先するので、若い子は勝ちにくい。
歴代優勝者はみな即戦力たる実力とタレント性を持っていた。若い人たちが彼らに勝つには、「可能性」だけでは材料不足だったというわけだ。「可能性」に賭けられるほどの余裕はなく、すでにデビューには大きな責任とお金が付きまとう。「確実性」がなければ困るのだ。

決勝は観客を入れてやるのでとくに「潜在能力の高さ」だけでは満場一致になりにくい。
それでも4回、6回の審査員長をしたANIPLEXの山内さんは「ほかにない声質」と「潜在能力」を重視している人なので、実際にプロとして形になったときの優勝者を見るとホントに震えるほどの変貌ぶりで、その審美眼には毎回しびれる。審査員だって衆目の環境で審査されているのである。

第5回の鈴木このみはまさにそういったコンテストのかかえるジレンマ―即戦力と可能性―の、両方を兼ね備えた若きチャンピオンだった。
これが意味したことは、大会自体の完成度がここに極まったということ。
応募者総数も基本的にはこの第5回からは横ばいだ。もしこの大会がもっと大きくなり、よりその可能性と裾野を広げるとすれば、……といろいろアイデアはあるが、私はそういう立場の人間ではないからやめておこう。むろん大会側も考えていることであろう。

私はあくまで「一番近い傍観者」として大会に関わっているにすぎない。決定事項を伝えられ、職務を全うする立場だ。
アイデアはあっても社内調停や予算やらでできないこともある。この大会が存続していること自体が奇跡のようなことなのだ。
第5回は決勝のファイナルがみな10代ということが象徴していたように、若き才能が躍動した大会だった。名古屋優勝の大倉明日香さんもその後デビューした。彼女にはどんどんアニメを好きになってもらいたい。

2012年の第6回。
この大会では、このアニソングランプリという大会が蓄積してきたタレントたち、つまり何度もこの大会に挑んできたものたちと、新しく挑戦するものたち、その才能がぶつかりあった年、具体的には決勝での大阪の斉藤淳、そして東京の大木貢佑の戦い。
リピーターも5回あたりから増えだしたが、いまのところもっとも優勝に近づいているリピーターは斉藤淳だ。男性優勝者が待望されている空気感のなか、最激戦の東京大会で最後に涼しい顔で決勝大会進出を決めた大木貢佑は、悲壮感のある斉藤くんと好対照だった。
そして、死闘を制した大木くんがほぼ優勝を手中にいれたとき、優勝をかっさらったのはウェブ予選から生き残り劇的な変化でインパクトを残した岡本菜摘だった。
これは見応えのある決勝だった。

審査に関しては私は会場の空気感、などは参考にはなっても決定打にはならないと思っている。仮に客席の評価が決定要素になってしまうのなら、極端な話、そこに審査員なるものの存在はいらない。モードは大会側が牽引するのがコンテストのおもしろいところだ。
必ずしもお客さんの評価と審査員のそれは一致しなくてもよい、むしろ一致しないほうがおもしろい、それがコンテストだ、と思っていた。
大木貢佑、鴨池彩乃、岡本菜摘、この決勝はだれが優勝してもおかしくなかった。
空気感からいったら大木くんだったかもしれない。
しかし、審査員長の判断は岡本菜摘だった。それだけの話だ。
後から納得がいかないだのおかしいだのいうのは容易い。
そんなことは百も承知で選択した覚悟がすごいのだ。毎回ガチな大会であるが、ここまでガチかと改めて思った。
岡本菜摘の声はたしかに他に代えがたい。それは本人がこれからもずっと証明しつづけてくるはずだ。全力で応援するし、彼女は正真正銘のチャンピオンだ。デビュー曲もいいよね♪

そして今年の第7回。
歌はうまい、選曲の妙までコントロールできる人たちがぞろぞろ出てくる。
いままでは地方予選で突き抜けるのは5人ほど、そのなかから優勝、準優勝を決める感じが、今年は各会場に10人くらい頭ひとつ抜けてる状態、というのが現場での実感だ。
そういう意味では、私は今年、アニソン以外の「タレント性」という部分にも注目して地方予選を見てきた。
歌をうたうだけではいけない。アニメを背負う歌手であれば、人格的魅力をもってその世界、そして業界に注目してもらえるような人物であってほしい。そういう「遠心力」を持った人が、この大会からも出てほしい。

地方大会のリアルタイム中継のほか、
9月には毎週地方予選のダイジェストがANIMAXで放送されたようだ。私は素材をいただいていないのでわからないが、
優勝、準優勝、そしてWEB予選の結果、さらにはその大会で印象に残った「3人」ということで、地方予選後の会場で収録したので記憶している。

自分もコンテストに参加する側でもある場合があるので、コンテストにのぞむ人たちの気持ちはよくわかる。みな本気だ。そしてそれは年を追えば追うほどに重要で、緊張感のあるものになっていく。下手はうてない。結果によっては二度と立ち上がれないほどの痛手を負うことだってあるのだ。

歌を歌うことは、プロでもアマでも変わらないだろう。プロになっても戦いは続くし、アマでも歌い続ける。そういう人たちでいてほしい。

ここでは、優勝、準優勝、WEB予選、そして放送後話した3組とは別に、(つまり各地方の6名は別)
印象に残った人たちを書きとめておきたい。
(なにぶん明日決勝なので先入観は持たないほうがよいのだ)

7/20,札幌。
NO.2 「ユニーバサル・バニー」を歌った水野咲良さん。
緊張でふるえながらも、お母さんと相談してつけることにした猫耳。声質もかわいい感じの女子高生。タレント性抜群!
No.5 「夢をかなえてドラえもん」を歌った宮崎夏実さん。
ほかにない癒し力。こういう空気感というものは狙ってだせるものではない。あざとくない、あざとく見えないというのは愛される資質!
No.27 「crossing fieid」を歌った森山夕子さん。うまい!

7/27,福岡。
No.4 「パート・オブ・ユア・ワールド」を歌った平良愛香さん。
表現力がめちゃくちゃ高くて、歌がうまいこともさることながら、舞台映えする人だなと思った。舞台度胸のある人は、たいがいのことを耐えられる。
No.13 「瞬間センチメンタル」を歌った青野空さん。実はこの人のことは、大会後の収録でも語ったのだが、タレント性ハンパない。東京来るべきと思う。落ち着いた感じがとにかくすごい大物感あるのだ。
No.27 「Synchrogazer」を歌った三根愛奈さん。これはタレント性とかではなくすでに「タレント」だった人。私が『あまちゃん』の太巻さんだったら即スカウト対象。即戦力。この人を拾い上げられないこの大会のレベルの高さはなんだろう。

8/3,大阪。
No.4 「Super Driver」を歌った野村怜那さん。
優勝してよい才能だった。潜在能力だけでいえばトップクラスだったと思う。
No.8 「消せない罪」を歌った山中理央さん。
風男塾に入ろう。輝きがあった。
No.11 「風になる」を歌った伊丹美保子さん。すみません、この人のことも番組でさんざんしゃべったのですが再度。すごい才能です。総合力で。すごいところまできてます。そのまま続けてほしい。自信をなくさず、そのままやり続けてほしい。No.30の坂井里紗希さんも。
No.32 「微笑みの爆弾」を歌った山内彩花さん。アニソン業界にくるという判断は絶対まちがっていない選択だと思う。あとはこの業界のなかでどこに行くか、だろう。

 
8/11,東京。
No.19 「WE GOTTA POWER」を歌った松浦航大くん。
正直、今大会一番のタレントだ。全出場者を通じて一番のタレントだったと思う。あとは時間との闘い。早くデビューしてほしい。努力を続けてほしい。事務所作って売り出したいくらい。マジで欲しい人材!(この方については振り返り番組でしゃべり倒しました)
No.29 「永遠という場所」を歌った溝渕渚さん。
宇多田的痛さと美貌、声、完全にタイプ!(タイプってだけかよ!)

いやマジでプロダクション作ってみんなの面倒みたいくらいだ!(全員の断られるだろう)


アニソンシンガーはスポークスマンでもある必要がある。
アニメに興味のない人でも、歌が好きという人たちはたくさんいて、そういう音楽好きな人に発信力のある魅力的なタレントは本当に必要だ。
歌だけがうまい人では、アニメは背負えないかもしれない。歴代優勝者をみてもアニメ愛の強い人が優勝している。それはなぜか。「本物」だからだ。

本物なうえに、発信力がある人、そういう人は、予選で散った人たちのなかにもいた。
薄氷の差だったことは、現場にいた人間だからこそわかる「雰囲気」だった。
総合力の時代になると、小さくまとまった人が評価されがちであるが、ぜひ逆をいって、武器だけを磨き続けてほしい。

中継の時間も限られていて、審査が厳正になればなるほど、審査員からの質問はより精度の高いものになる。となると、レポーターがしゃべる時間がなく、もはや私に自由はあまりない。正直、私である必要もないポジションになってしまっているかもしれない。
だが、これがもしかしたら正常な大会の在り方かもしれない。
本来は必要のない「+α」の楽しみの部分の存在だ。

ただ、ありがたいことに、そんな立場だからこそ、見えてくるものや感じられるものもある。
いままでかかわった大会の出場者は、求められる限り、そして可能な限り追うようにしている。
これはずっとだ。少なくとも私が関わった大会の人たちのことは、個人的に追い続けたいと思ってる。
第4回河野マリナ、第5回鈴木このみ、第6回岡本菜摘。
素晴らしいチャンピオンたち、そして優勝しなかったものもデビューしている状況を見ると、この大会の注目度は年々増しているのだ。
そして今回の第7回。

今日決勝に臨む人たちは、
一生に一度の「人生を変えるかもしれない出来事」に飛びこむ。
その場に立ち会うことがどれだけドラマチックなことか。
プロが優勝を争うのではなく、アマチュアがプロになることを争う大会なのだから生々しいのだ。

だれが優勝するかはわからないが、優勝する人はそれはそれで厳しい戦いが続く。
私はその人がこれからどういう戦いをしていくかも観ていく。
私とアニソングランプリの物語は、もう少しだけ続くのだ。

決勝大会が終わると、残暑も終わる。
戦いは続く。
記憶には残る。

去年は総合司会でしたが、今年はまた中継レポートに戻ります。
本来だったら演者がここに書くべきことはないですが、ドキュメントとして観ていただくためにも第4回からこうしてブログに逐一書いてきたので貫きたい。こういったことは本来だったらあるべきではないと私はスタッフに言いました。司会は毎年おなじ人がやらないと意味がない、大会の顔が変わるべきではない、しかも象徴がいない今、腰を据えるべきだといろいろスタッフさんには言いました。
私は明らかに降格扱いですし。そこはどうでもいいんですけど。ずっと中継レポーターのほうが「おいしい」のは確かです。レポーターであり続けたいと昨年は主張したのですが、それを踏まえて司会のオファーがあり、そして結局一度司会やっちゃったから。

なんだかんだありましたが、今年は古谷徹さん。もうアガるでしょう、これは!!
そうなんですよ、こういう人に毎年お任せしないといけませんよマジで!
タレントの知名度に頼る方法もありますが、アニマックス主催ならばやはりこういう業界を象徴するような方が顔になったほうが、大会的に良いと思うのですよ!
楽しみすぎますよね!

はっ!ということは、来年は中継レポーター、若井おさむさんの可能性が…orzあ…

事情は充分わかります、簡単にいうと、私の力不足なのです。「やっぱタツオちがうか! いろんな意味で」となったわけなんですが、それにしてもスタッフさんとそうしたことも言い合える関係になれたことも、この大会の収穫です。

言わせてくれるんですよ、この大会は。そしてすべてがガチなのです。すごく懐の深い大会なのです。関わっている人たちはみな真剣だし、本気。労力をおします徹底的に話し合う。最高の場です。

アニソングランプリには本当に多くのことを学びました。今日もきっとです。

最高のパフォーマンスを届ける挑戦者たちを少しでも引き立てられるよう、微力ながらスタッフさんたちとがんばります。
その場に居られるだけで感無量です。
愉しみです。
この大会の主役は、優勝者だけではなく、「人生を賭けた」出場者全員です。
プロセスを楽しむのが公開形式のコンテスト。物語に立ち会おう!

posted by: サンキュータツオ | †二次元ぷにぷにコラム(2009年10月〜) | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) |-









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