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水道橋博士のメルマ旬報 連載:サンキュータツオのお笑い文体論 「POSION GIRL BAND研究」連載開始しています
水道橋博士のメルマ旬報」にて「サンキュータツオのお笑い文体論」を連載しております。
ここ最近休みがちだったのですが、POISON GIRL BANDの活動に関して、ある程度のことを書く覚悟を決めましたので連載を開始しました。
博士さんからは他媒体での記事を転載してくれたらいいから、と優しい言葉をかけていただいておりますが、とはいえ、他媒体で発表できない、あるいは需要がないから書かせてもらえない、そんなものを書きたいなと思っておりました。

すでに正当に評価されている人、理解されている人を語ることはたやすい。
私は評論の本懐は、それが正しいかどうかは別として、確固とした「観」を持ち、世間の評価や売れているかどうかということに関わらず、「いいもの」と「わるいもの」の分別をすることだと思っています。
私の場合は、「お笑い観」「漫才観」「芸人観」などがありますが、この私なりのモノサシを持って、すでに評価されている人も、評価されていない人も、世の中のほとんどの人が知らない人やモノ、あるいは理解されにくいものだけど私にはなんとなく意図がわかるもの、などを論じていきたい。

この漫才師の存在から見えてくる、いまのお笑い界全体を、私は語るつもりです。

すでに配信された連載開始からの01と02をここに転載しておきます。
気になる方は購読をどうぞ。
(水道橋博士さんによる「水道橋博士のメルマ旬報 とは何か?」もお読みなるといいな!)

以下、第1回と第2回の本文です。

*****

サンキュータツオのお笑い文体論
〜POISON GIRL BAND研究 01 問題提議〜
 
今回から数回、あるいは数十回に渡るかもしれないが、POISON GIRL BANDについて研究していることをここに発表していきたい。
POISON GIRL BANDとは、吉本クリエイティブエージェンシーに所属する漫才コンビである。吉田大吾と阿部智則の二人のコンビであるが、私は同業者でありながら彼らの漫才を、00年代から現在に至るまで、だれはばかることなく「いま絶対に観るべきコンビ」と言い続けてきたし、いまもそう思っている。そしてこれからも、彼らになんらかのターニングポイントがくるまでは、思い続けるだろう。
 
このコンビに私がこだわりつづけるのには理由がある。
それは彼らを語り、彼らの漫才をつぶさに見ていくことが、現在のお笑い全体を語ることと直結しているからであり、またお笑いブームの終焉を迎えた観客のお笑いの見方そのものを考えることにも、もちろんお笑いとメディアの問題にも直結しているからでもある。それはことに「ネタ」に関して、彼らが到達してきていることの確認を通して明らかになる。
 
最初に言っておくが、現在のPOISON GIRL BANDに対する、そしてこれまでの彼らに対する評価が、不当に低いと私は思っている。この研究の狙いは、その不当な評価を、少しでも押し上げることにある。
ただし、これも事前に言っておかなければならないのだが、決して彼らをアーティストだというつもりもないし、難解でありがたいものだと言うつもりもない。彼らの漫才は、だれが観ても容易に楽しめるものであるし、またそうでなければならない。非常に大衆的である。しかし、現在のお笑いを観る人たちの中途半端な「頭でっかち」な感じであったり(中途半端な、というところが大事である)、あるいは「わかるものだけが楽しい」といったある種の「わかりやすい病」であったり、あるいは「ネタとはこういうものであるべきである」といった凝り固まった先入観、などをもって見てしまうと、途端に彼らの魅力とおもしろさは、その人から遠ざかってしまう。
お笑いに限らず、自分のわかるものだけを良しとし、その他のものは即刻つまらないというラベルを貼るような、文化的吝嗇(吝嗇とはケチのこと、貧乏性といっていい)は、原理主義に陥り、ジャンルを閉塞させ、やがて滅ぼす。
こういった危機感を持つからこそ、私はPOISON GIRL BANDについて語りたいのだ。
 
そしてこの文章は、「お笑い」を語っているようで、どのジャンルにも起こる普遍的なことについて語るつもりであり、誹りを承知で風呂敷を広げて言うなれば、文学論であり文化論であり「私と彼ら」を巡る小説としても読めるようなものにするつもりでいる。つまり、読者のみなさんが思っているような、お笑いを巡る言説とは、およそ似ても似つかない文体をもって彼らを語るので、抵抗があるかもしれないが、この媒体ゆえ許していただきたい。
 
吉田:でも終わってみればね、セ・リーグのほうね、中日がちょっと強かった
阿部:ああ確かに
吉田:パ・リーグは西武とダイエーがちょっと競ってたけど、セ・リーグはもう中日がダントツで強かった
阿部:強かったねえ
吉田:今年はね
阿部:だって帽子が似合ってたもんね
吉田:似合ってた
阿部:あのー、今年の中日はね、確かに帽子が似合ってた
吉田:うん
阿部:もうさー、選手一人ひとりが帽子が似合ってたんだもんな"
吉田:そう みんな似合ってんだもん、やんなっちゃうよね"
阿部:うーん、しかもさあ、サイズがあってんのな
吉田:あってるあってる、帽子のサイズね
阿部:そうそう
吉田:お前がいうサイズは帽子のサイズのことね
阿部:そうだよ
吉田:中日そういうチームだから
阿部:うん
吉田:帽子のサイズは合わせていこうぜっていうね、球団創設以来決まってんのこれ
 
多くの人がPOISON GIRL BANDの存在を知ることになった、2004年のM-1グランプリでの「中日」のネタである。
まず、「中日」をネタの題材にすること自体が、モテたいとか将来に〇〇になりたいといった類の、ある種の「定型」とはちがうものである。
また、いわゆる「フリ」「オチ」を楽しむ類のネタでもなかった。「中日がダントツで強かった」から、「だって帽子が似合ってた」への連接が、従来の「大喜利」的な「変項と配列」による笑いとは別の軸を示している(「変項と配列」に関してはこの一連の研究でおいおい語ることになる)。
また、漫才コントではなく「しゃべくり」(いわゆる素しゃべりに近い、設定に入らないネタ)であることにも注目したい。2004年のM-1グランプリは、2008年のそれと並んで、00年代のお笑い史のなかでも重要な回なのであるが、ここで「00年代のツッコミの進化」で述べたとおり、南海キャンディーズであり、トータルテンボスであり、東京ダイナマイトなどが初出した大会でもある。
笑いが進化を求め、「ツッコミの進化」、つまり「受けの変容」による笑いを求めはじめた画期的な年であった。
 
このネタで、笑いまではしないものの、こんなことを考えている人たちがいるのか、と興味を持ったお笑いファンも多いだろうが、反面、まったく理解できない、なにがおもしろいのかもわからない、といった人たちも多いと思う。
彼らは、01年に惨敗したおぎやはぎが提示した「お笑い自然主義」を継承しつつ、さらなる変化を求めて、文芸的用語でいうなれば「新感覚派」のようなものに至った存在であったがために、やはりその独特すぎるスタイルが大衆には即座に理解をされたわけではなかったのは事実である。
 
お笑いにもロマン主義があり、自然主義があり、新感覚派があり無頼派がいる。
いま、世間はロマン主義に毒されている。
このあたりのお笑いのネタにおける設計理念を読み解くとともに、将来のお笑いの可能性を少しでも垣間見させてくれるPOISON GIRL BANDの漫才の魅力を、私なりに解剖していく。
 
以前、09年くらい頃に、お笑いや漫才に関する著作企画が私のもとに数多く寄せられたが、私がどうしてもPOISON GIRL BANDについて一章、いやそれ以上の分量を割きたいと言うと、その企画はすべからく頓挫した。出版社は、だれでもがわかるお笑いの解剖を求めるのだが、そんなことは私のような現役の漫才師に求めるのではなく、ブロガーにでも発注すればよい。
私が夢想するのは、談志の生涯をかけた「イリュージョン」的なものへの志向であり、文芸的にいえば、フランスヌーボーロマンの作家たちの志向した、「アンチロマン」の世界観を、POISON GIRL BANDというアイコンを通して、一人でも多くの人と共有することである。
 
そのために、このメルマ旬報という媒体を選んだ。
少し長い研究になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。そしてあなたの世界の見方を、少しでも変えたいと願っている好奇心旺盛な方からの反応を心待ちにしております。
 
(続く)
 

〜POISON GIRL BAND研究02 現在のPOISON GIRL BAND〜
 
2014年3月8日、土曜日。
私は東京のルミネtheよしもとの客席にいた。
オフィス北野の芸人が、まずこの空間に足を踏み入れることがあまりないばかりか、しかも舞台に出る側ではなく完全に客として観劇に来るということが、どれだけ恥ずかしいことかわかるだろうか。
 
しかし私はその日その場所にいた。
それは、
POISON GIRL BAND単独ライブ「あの頃の漫才2000〜2013と新作60分漫才」
があったからだ。
 
POISON GIRL BANDは、ここ数年、活動が活発化してきていた。いや、世間一般のメディア的にはほぼ露出はなく、それでも吉田さんがTOKYO FMの毎日の帯放送のレギュラーが決まったのはそのタレント性の一端を証明してはいるものの、阿部さん(以下、阿部)の表現力や身体性、吉田さん(以下、吉田)のセンスなどが余すところなく紹介されたかというと、それはゼロに近い。
ここでいう「活発」というのはライブ活動のことである。
 
こればっかりは、すでにタレントとしても売れてしまった場合だと定期的にネタライブを打つのは難しくなるので、彼らがまだタレント化していないことを喜んでいいところかもしれない。幸か不幸か、彼らはまだ劇場で新ネタをかけ続けているのである。
 
私が彼らを追いかけ続ける理由、それは彼らが「進化」し続けているからである。
近年、どの芸人の口からも「フォーマット」という言葉をきく。これは「ハード」と言い換えてもいいし「スタイル」といっていい。自分たち独自の「形」という意味である。お笑い芸人たちは、ほかの芸人にはない自分たちならではの「フォーマット」を開発し、そのフォーマットでどういったネタを量産するか、そこにかけている節がある。それはまるで、プログラミングをし続けるプログラマーが、自身のプログラムの堅牢性と汎用性を証明するかのように、このコンビといったらこの形、というものを見つけては、おなじパターンで量産し、完成度を高めていくという作業である。
ナイツなら言い間違え、オードリーなら「ズレ漫才」などと称されるスタイルを見つけ、そのスタイルで量産を続けている。私が「文体論」としてお笑いを研究しているのも、英語では stylistics というが、これもstyleからきている、すなわちスタイルの研究であるから、スタイルが強固であればあるほどコピーしやすい。
しかし、POISON GIRL BANDはひとつのスタイルが完成を見ると、また別のスタイルを構築していく。しかし、笑いの志向性は相変わらず、「変項と配列」で構成される大喜利的なものとはちがい、まだ着手されきっていない質のものを志向しているのである。
ここが、ほかのコンビと圧倒的にちがう彼らの魅力であり、さらにいうと、好き嫌いを問わず、「いま見るべき」人たちであるゆえんである。
 
最近の彼らのライブ活動は、主なところでいうと、2012年から、吉田が「POISON吉田と5人が漫才」シリーズを開始している。これは、ツッコミの吉田が、相方とはちがう、別のコンビの芸人と一時的に組んで漫才を披露するというもの。これを1つのライブで、5人と組み、ネタもすべて新ネタというシリーズである。吉田のツッコミの技術と、さらには相手によってはボケにまわることもできるタレント性と自在性、さらにネタを生み出す才能が如何なく発揮されるライブで、初回こそシアターブラッツで開催されたものの、人気ライブとなりその後はルミネで3ヶ月に一度のペースで行われている。
初回の5人は、麒麟川島、ニブンノゴ!宮地、ブロードキャスト房野、タモンズ安部、カナリアボン溝黒といった面々。キャラクターのあるものから技術のある者、そして普段はツッコミのものがボケたりと、吉田の魅力だけではく、相方となる芸人たちの別の才能も垣間見られる、ワクワクできるライブだ。
継続して1年も経たない2013年2月には、博多華丸、東京ダイナマイト松田、LLR福田、エリートヤンキー橘、アンタッチャブル柴田といった5人を揃え、この企画でははじめてルミネが満席になった。私も可能な限り毎回ルミネに足を運んでいる。ちなみに、東京ダイナマイト松田との漫才「ぶっこみ」に関しては、談志円鏡の歌謡合戦をモチーフにしていることから、彼の笑いに対する問題意識がうかがえる興味深いネタでもあったが、ひとまずここでは詳細は控える。
 
また、これと並行して、自らのコンビでも「60分漫才」を開始している。POISON GIRL BANDの60分漫才である。これは、60分で一本のネタをやるのであるが、毎回新ネタである。しかも、数分のネタの繋ぎ合わせでやるのではなく、60分で表現しうる漫才の形を模索しつづけているシリーズである。現在のPOISON GIRL BANDがどういう境地にいるのかを観に行くにはこのライブが一番いい。
ただ、このライブはルミネで開催されつつも、いまだ満席になったことがなかった。日本で一番見るべき漫才が、ルミネを埋めていないのである。
 
ただ、この3月8日だけはちがった。コンビ結成の00年代から、一時期はおなじネタをかけないとまで言われていたPOISON GIRL BANDが、M-1グランプリやお笑い登竜門、笑いの金メダル、水10といったネタ番組に出ていた「あの頃」の漫才を再演する、のと同時に、現在の60分漫才を披露するという、非常にカロリーの高いイベントを組んだのだ。
お笑いファンというのはそういったことに敏感であるようで、このイベントのチケットは当日をまたずに完売した。
 
「POISON吉田と5人が漫才」シリーズと「60分漫才」シリーズの両輪を転がしつつ、この日、「過去」と「現在」の両輪にしたこの興行を打ったことは、ひとつこれまでの漫才の総決算の意味合いと、これかた向かう道を示したことの意味において大きい。優秀な興行勘があるか、あるいは興行師がいたればこそのイベントだ。玄人好みの芸人に陥りがちが「内向き」なライブを、どうにか外へ外へ発信しようという意図が、ここ数年には感じられるのである。
 
さらに、神保町花月で開催しているPOISONのライブについて触れておきたいのだが、これは定期的に開催されているトークライブのようなもの。現在は新ネタとトーク、という軸のライブが主流となっているが、これと毎回入れ替えるようにして「テレビ吉田トーク」シリーズというのがあった。これは、吉田がMCとなって、徹子の部屋のように、ゲストを呼んで話を聞くのであるが、そのゲストというのが、阿部と各回ゲストの芸人で、「ある職業の人」に扮する。たとえば、「東京スカイツリーを作った人たち」に扮して三人が出て来て、吉田はその職業がどんなものか、そしていままでの苦労話であったりエピソードなどを聞いていく、というもの。他愛のない、企画もののトークライブのように思うかもしれないが、実はこのトークライブの形式も、たまに吉田が口にする「SF漫才」という形式に昇華されていく前の形、あるいは別の形で出力しているものとして見ると、その笑いの生成過程における思考回路が見えてくる。非常に興味深いトークライブとなっている。
 
まとめると、コンビの縦軸での活動が、トークライブから60分漫才へ、そして横軸でいうと吉田が「POISON吉田と5人が漫才」シリーズと並行し60分漫才へ、という流れが見えてくる。
いずれにしても「60分漫才」は、現在の、若手芸人のネタ1分〜4分尺という見世物市的なものとは逆行した劇場向きのものとして制作され、なおかつ長尺でしか表現しえないものへと独自進化していることだけはおさえておきたい。
 
さて、そこへきて「あの頃の漫才2000〜2013と新作60分漫才」があったものであるから、昔のネタをフックとして「60分漫才」という新たなスタイルを商品として陳列しはじめている現在の活動を見逃すわけにはいかない。
ライブという一回性のもので終わってしまう、お笑いの潔さとコストパフォーマンスの低さに、あえて挑戦して常に自身の最高到達点に挑んでいるM-1のファイナリストが何組いるだろうか。
 
高いところへ連れていってくれる――。
私が彼らに期待して毎回ライブに足を運んでいるのは、まさにそういった現在の活動形態から見えてくる、まだ見ぬものへの挑戦を感じ取っているからである。
 
(続く)

*****

なるべく休み休みにならないように続けたいと思います。
「POISON GIRL BAND、正直なにがおもしろいのかサッパリわからない!」という人にこそ読んでもらいたいと思っています。
断言します。そのお笑いの見方は、間違っています。

彼らの漫才には、お笑いの未来しかない。





ルミネ the よしもと に行くエレベーター前。
7/26、恒例の60分漫才、観に行ってきました。

彼らから直接迷惑だって言われるまで、同業だろうがなんだろうが、その存在を叫び続けたい。

ところで「水道橋博士のメルマ旬報」、エムカクさんという方の「明石家さんまヒストリー」がおもしろすぎてヤバイ。

 
posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 16:41 | comments(0) | trackbacks(1) |-









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