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◆小玉ユキ『坂道のアポロン』
そこ知れぬ魅力!
ただただ、「いい!」としか言えない少女漫画の王道!

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小玉ユキ(2008〜)『坂道のアポロン』小学館 400円+税

どうやら私は、少女漫画のなかでも、小学館系(flowers系)が好物らしい。
最近、少女漫画ばかり読んでてそういう傾向に気づき始めた。

今回紹介する漫画も2007年11月からflowersで連載されている、時代設定が「ちょっと昔」の少女漫画。

1966年初夏、横須賀から地方の高校へ転入した薫。幼い頃から転校の繰り返しで、薫にとっては学校は苦しいだけの場所となっていた。ところが、転入初日、とんでもない男と出会い、薫の高校生活が意外な方向へ変わり始め…!?

第一巻の裏表紙紹介文抜粋。

もう各方面で絶賛されている漫画なので、いまさら取り上げないでも読んでいる人たちが大勢いるでしょう……ということのなのですが、どうしてもこの漫画はオススメなので、万が一知らない方がいましたら、人生の取りこぼしにならぬよう、読んでいただきたいなと。

主人公は、この表紙のメガネ男子。
神経質そうで、地方に転校してきた都会っ子。

この漫画の魅力はなにかと考えたとき、1966年という時代設定がひとつあると思います。
戦争が終わって20年くらい、いまの団塊の世代の青春時代といいましょうか。
まだ貞操観念みたいなものの残滓があり、それでいて旧世代との価値観とは明らかに違う。
私たちの世代ほど、ものの考え方に多様性はそんなになく、携帯電話もない、まだドロっとしたコミュニケーションがあった時代。
「ガリ勉」がいた、「不良」がいた、「マドンナ」がいた。
オタクはあまりいなかった。

日本という国自体が、まだ「地方」感たっぷりだった時代。
こういう時代だからこそ、友情にしても愛情にしても「王道」がありうる。そしてファンタジーがありうる。
この妙な「時代の説得力」によって、すべてのものが輝きだしている。
風景も人も。
小玉先生の画力も素晴らしい!
時代を駆け抜けた「JAZZ」という音楽。大分という「地方」での若者たち。
「加山雄三」期である。

みんなが「典型的」だった時代。

主人公の薫(このメガネ男子)がかけてるメガネだって、いまでこそおしゃれメガネっぽいものとして受け入れられているが、当時としちゃあ、「ガリ勉」ぽいアイテム。大村紺イズム炸裂のダサダサメガネである。
なんでしょう、この時間によるいろいろな価値観のゆがみ。
しかしこのメガネが象徴しているように、「メガネ」君が「メガネ」君だった頃の話。

その薫が、出会った「不良」がこんな感じ。

090821_1427~0002.jpg

見てくれこの「バンカラ」な感じを!堪能してくれ!

現在だったら痛いコスプレになってしまう「不良」ファッションも、この漫画を読むと実にスガスガしい!
「不良」や「ヤクザ」が実は優しかった頃の話。
この帽子、ボーダーのシャツ、極めつけは口にくわえている「葉っぱ」!
岩木イズム!
最近ではジャイアンツにいた助っ人外国人が、最後の天然記念物でしたが、この漫画だと違和感なんだなあ。

というわけで、いろいろなことが違和感ない時代、そういった世界観の構築が見事!

この千太郎という、ちょい不良と、薫くんの関係性がまたたまらない!
BL、まではいきませんよ、いかなくていいんです!
この漫画では、それはいりません! 
妄想でいいんです。

友情以上、BL未満の、このなんともいいようなない「ベタベタした関係」がたまらんのです。

是非読んでみてください!
現在、三巻まで出ています。
最高です。

まったく非の打ち所がありません。

……だけど、恋愛とかでモタモタするんだったら、もう千太郎と薫できちまえよ!と思ったのは内緒です。
posted by: サンキュータツオ | ■タツオ☆レビュー■(2008年11月〜) | 23:41 | comments(0) | - |-