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志の輔の着物2009.09.28 Monday
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志の輔の着物
先日、とんねるずさんの「食わず嫌い王」に、立川志の輔師匠が出演。
対決したのは、爆笑問題さん。
志の輔師匠の着物姿はなかなか珍しい、というか滅多にないことである。
というのも、落語家が多いなか、テレビに出るときは着物を着ない、というスタイルを貫いている人なのでなおさらである。
志の輔師匠がテレビであまる着物を着ない理由はふたつある。
ひとつは、「落語家」としてテレビに出ているわけではないこと。
つまり、司会者であったりトーク番組であったりするにしても、そこはバックボーンとして落語家を背負ってはいても、テレビ上では「一タレント」というスタンスであるからだ。
これは、「タレント気取り」ということでは決してない。
というのは、これはふたつ目の理由なのだが、
「落語家=着物」という世間の常識とも闘っている人であり、また着物を着るときは落語をやるときだけだという決意もある。
「落語家を、せめて落語をつまらないと思わないでくれ。なめないでくれ」
が師匠のスタンスであり、
いわゆる笑点に出ている落語家とは一線を画す意味でも、師匠が着物を着ることには、必ずなんらかの意味がある。
よほどのことであることの証しだ。
私は、「食わず嫌い王」に落語家として出ている師匠になぜか感動してしまった。
ある意味で、年明けの一ヶ月パルコ公演の宣伝でもあるのかしれないが、もはや30日間のパルコ劇場でさえ、わざわざ宣伝などしなくても、お客さんは集まる人である。
宣伝でないとして、じゃあなぜ着物なのかと考えると、それは談志師匠をよく知る、爆笑問題さんへの敬意でもあり、とんねるずさんへの敬意でもあり、ひいては、とんねるずさん、爆笑問題さんという「お笑い」の人たちと一線を画す「記号」であったりもする。
もちろん、「今日は談志のことを話すよ」という決意でもある。
オンエアに乗った話は、年明けのNHKの談志師匠の特番でも話されていた内容であったりもしたのですが、それにしたってしっかり「談志の弟子」であることに誇りを持っている、「求められているものが談志の弟子、ということであればそれもまたよし!」の姿勢に、思わずウルッときてしまった私がいた。
過敏すぎるのでしょうけれども。
そして、そんな志の輔師匠をして、少しでも心を許してしまわせる爆笑問題さんのすごさを改めて実感した「食わず嫌い王」。
実はあの着物の意味って、けっこう大きな意味があるんだよ、ということを私は言いたいのです。
一方で、どんな番組に出ても、着物を着て、「落語家のイメージがこれだっていうんなら、乗っかってやるぜ!」という小朝師匠もかっこよかったりもするのであるが、小朝師匠だって、髪の毛を染めたりしていて、「ただの落語家ではない」ということを記号化している。
自分だけではなくて、ジャンルを背負って闘っておられる方々の、衣装に関するこだわりにまで、いろいろ考えさせられるって、これ私どうなんでしょう?
考え過ぎですよね。
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落語ファンでも志の輔さんの着物の意味を、ここまで考えはしないでしょう。
さすがタツオさん、深い。
感動しました。| ラスク | 2009/10/03 8:08 AM |





