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■『談志 最後の落語論』 
これは本当に遺言である。
なにも言わない。ただ「読め!」

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立川談志(2009)『談志 最後の落語論』梧桐書院

「落語に対する能書きを本にするのは最後になるかもしれない。書けるところまで書いてみるとする。」


「まえがき」の末文にこうある。
この本は、“プレイヤー”談志と、“落語評論家”談志、いやもっといえば“哲学(落語)者”談志の、遺言である。

西洋哲学、東洋哲学というジャンル分けを認めるならば、落語哲学というものがたしかに存在する。
キリスト教やヒンズー教、仏教などの宗教があるとするならば、落語教がたしかに存在する。

「落語とはなにか」に(自分なりの)答えを提示した、史上初めての落語哲学者こそ、立川談志である。

その偉大すぎる足跡は、数百年後でも語り継がれるものであることを私は確信している。
談志とは、落語史におけて、安楽庵策伝や三遊亭円朝に匹敵する巨星である。

そういうことを踏まえてこの本を読むと、もう首肯すること必至、首が痛くなるほどだ。
そして、なによりも目から鱗ばかりか、涙まで流れてくる。

「落語とは業の肯定」、そして「業」とは「非常識」。
いままで積み上げてきた哲学に、今回は「江戸の風」という概念を提唱する。

この人の偉大さが、いまもって正確に世間に伝わっていないこと、それはつまりテレビというメディアが巨大になったことの証でもあるように思う。

私は、「落語右翼」として、この本をなにもしらない人に読んでもらいたい。
いま、こんなことを考えている人と、まだおなじ空気を吸っているという感動を味わってほしいのだ。

内容に関しては大きくはふれない。
ただ、「読め!」としか言えない。
あ、そういえば浜ちゃんが昔そういう本出してた!


091223_2206~0001.jpg


表紙をはがすと、なんと談志師匠の高座のお姿が!
かっけー!

この表紙を見るだけで、数々の高座が目に浮かぶ。声が聴こえる。もがき、苦しんで、解体し構築しつづける談志師匠。

神。

あえて言おう、談志は神! ネ申!

演者としても若き日よりその才を輝かせ、理論家として落語に向き合い、解体し、それを伝える表現力を持ち合わせる。
これにより、最高の弟子たちを育てた。「継承」されるのは、古典だけではない。イズムもである。
こんなことを可能にした人物は、歴史上、だれもいない。

まだまだ、1秒でも長く、どうかどうか、しぶとく生きていてほしい!
談志師匠が亡くなってしまったら……なんてことをいまはまだ考えたくはないのである。


この人物と同時代の空気を吸えたことに、いまはただ酔いしれたい。

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談志が神になる  〜立川志らく『雨ん中のらくだ』について〜
posted by: サンキュータツオ | ■タツオ☆レビュー■(2008年11月〜) | 22:09 | comments(0) | - |-