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サンキュータツオと居島一平のコンビ「米粒写経」。公式ウェブサイト
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「銀座」論

「銀座」論

 先日、恵比寿での仕事があった際に喫茶店に入ろうということになり、たどり着いたのが「銀座」という喫茶店であった。

昭和
≪看板に「銀座」とデカデカと。恵比寿なのに≫

 外見から内装まで「昭和」の匂いプンプンの、非常に珍しい喫茶店で気分昂揚。

昭和テレビ
≪テレビやランプまで昭和。以前はクラブだったのか?≫

 しかし、「銀座」というのはどこにでもあるが、時代も平成になった今、銀座幻想というのはどこまであるのだろう?

 私の街にも「○○銀座」という商店街がある。
 恵比寿のこの喫茶店も、「恵比寿銀座」という商店街であった。

 もともと「○○銀座」というのは、「○○」という土地に「箔」をつけるための「銀座」である。
 だれもそこを銀座だとは思わない。
 そう、その街の一番栄えている場所を指して、「銀座」と比喩的に呼称しているのである。「○○亀戸」とかは絶対に聞かない。
 その「銀座」の求心力たるや凄いことになっているわけだが、もはや「銀ブラ」という時代でもないのに、いまだに「銀座」は日本のいたるところに存在している。

 味付けで言えば「カレー味」のお菓子や惣菜ぐらいなもんだろうか、この「箔」のつけ方は。「ル・マンド」がフランス風で箔をつけているかのように、 姿は変えても、「銀座」的求心力のある言葉たちは、いまだに街に溢れている。

 いまだに銀座にぶらさがっている商店街。
 そういう意味では「銀ブラ」も正しいのかもしれない。
posted by: サンキュータツオ | ★コラム | 03:44 | comments(2) | - |-
■アニメ会関連ブログ更新情報
楽天『アニメ会の日替わりアニメ定食』
■サンキュータツオの『純情ロマンチカ』名言集
 「第7話 可愛い子には旅をさせよ」 
■サンキュータツオの『ちょこシス』8クール目感想
 「第92話 こちょこちょちょこ
■サンキュータツオのそういえばでうけど
 「08.05.28号


角川書店『日刊ザ★アニメ会A』
■サンキュータツオのぷにぷにニュース
 【勢いが止まらないマクロスニュース

ブログ用タツオ
≪解説≫
マクロスいいんだよ、マクロス。
断然ランカちゃんなのですよ!
『純情ロマンチカ』は、観覧車のなかで「好き」と連発する宇佐美テンテーがめっちゃカッコいい!
『仮面のメイドガイ』とか『RD』とか『SA』とか『紅』とか『イタズラなKISS』とか『狂乱家族日記』とかもおもしろいよ〜☆
『イタズラなKISS』、原作者の方が机に頭をぶつけ亡くなっていた、というのを最近知った。ショック!
死せる孔明、生ける仲達を萌えさす!
……あ、私、仲達になってしまいました。
ビバ!『一騎当千』!

アニメをご存知ないかたには、まったくわからない単語連発ですいません。
以後、自粛します。


posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 21:00 | comments(0) | - |-
■ネットテレビ情報
女子高生が作る、ランキングエンタメTV!
■5月28日〜、6月4日〜、
『ORICON.TV』
RANKINGパラダイス


「オリコン」のやっているネットテレビに出演しております!
この番組の『ランキング・ベイベー』のコーナー。
「ベイベー」って、なかなか最近聞かないでしょ?
しかも、私、「今回のダーリン」として登場してますからね!
ツッコミ放題でございますよ。

今回は、私サンキュータツオのみの出演ですが、女子高生と渋谷をブラブラするという、絵面がおもしろいコーナーとなっております。
お時間のある方は、ちらっと見てみてください。
コーナーは番組途中です。

28日からの放送分では、いま女子高生の間で流行っている「キャラもの」を渋谷109前で大調査!
そして、31歳の男が、『KIDDY LAND』に乗り込み、女子高生よりはしゃぎまくっています!
原宿〜渋谷間を大横断!
普段、秋葉原〜浅草を大横断ばかりしている人間の目には、原宿はどう映るのか!?

なんだか、いま「カピバラさん」っていうキャラが流行っているらしい。
最初は「なんだこりゃ、ゆるい! ゆるすぎる!」とぶっ飛んだんだけど、5分くらいずーーと見てると、最終的にかわいく見えてました。
欲しくなりました。「カピバラさん」、欲しいなあ。いっぱい欲しいなあ。

ところで、この収録を一緒にやった女子高生が、「かにゃ」という名前だったのですが、最後までどこが「かにゃ」だったのか、なぜ「かにゃ」だったのかわかりませんでした。

この収録が、寒くて雨の降った日だったのですが、楽しくやってきました!
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 22:19 | comments(3) | - |-
熱量論
〜「熱量」論〜

バラエティもネタ番組は限れらている。
いまはクイズ番組や情報バラエティ番組に見られるように、
「おもしろい上にちょっとタメになる」、
というが時流のようである。

このちょっと先に、「タメ」になる方向性が「教養」から「視点」になることを願う。
それが『東京ポッド許可局』という、私がかかわっているポッドキャストだったりするわけです。
エンターテイメントとインタレストの両立。
「エンタレスト」と私は名づけた。
ちょっと、テレビ的ではないかもしれないが。

しかし、さらに「エンタレスト」の先に何があるのかを夢想することがある。
バラエティ番組は、視聴者をどんどん「ツッコミ」目線へと誘う。
一昔前までは雑学のある芸人さんがもてはやされていたかと思うと、
今度はまったく物を知らないタレントを、文字通り「バカにする」笑いがきた。
原点回帰のようにもみえる。

人は、やっぱり人をバカにしたいのか?

笑いにはさまざまな種類があるが、「バカにする」笑いはもっとも古い歴史をもつ。
それは、笑いも研究していた哲学者、
プラトンが「笑いとは優越感である」と断言したことでわかる。
つまり、この時代は「バカにする」笑いしかなかったわけである。

ただし、いまのクイズバラエティーの、いわゆる「おバカタレント」さんたちは、ただのバカではない。
あるクイズに対する答えとして、プロの芸人でも思いつかないような「おもしろい回答」ができる人たちなのだ。
狙ってやっていたとするならば、感動のレベルの「大喜利」力である。
「なにも知らない人」として世間では認識されているかもしれないが、彼らには「バカ」のなかでも「できるバカ」という才能があるのかもしれない。
(バカ、バカと連発しておりますが、世間的な言い方であって、私は尊敬しています)

しかし困ったことに、そういった人たちは、おもしろい回答を狙わずに出せるという、「特別な才能」が備わっている。
したがって量産がきかないのだ。

そこでテレビが次に「ツッコミ」を入れるのは、おそらく「熱量のある人」ではないかと思うのだ。
現在、松岡修三が確立したポジションの細分化である。

「人が真剣に、熱くなにかを訴えている」ことは、引きで見るととてもおもしろい。
非常にツッコミがいのある現象なのだ。

私が「おもしろ論文探索」にはまったのもそういう理由だった。
人生の貴重な時間を割いて、「湯たんぽの歴史」だの「0.99の500乗」だのを研究している人の、「熱量」ったらない。
感動もできるし、また滑稽でもある。
『テレビチャンピオン』とか『熱中時間』が好きなのもそういう理由だ。

人がそういった「熱量」を潜在的に欲求しているのは、小泉首相時代にうっすらとは感じていた。
松岡修三が真面目に訴えかけていることを、ちょっとおもしろ目線で楽しむ見せ方をテレビがし出した時にもうっすらと感じた。
しかし、じわじわと時代がバラエティにも「熱量」を欲するようになってきていると思う。

だからこそ、エンタレストの先にあるのは、「熱量」時代だ。
「なんだかよくわからないけど、とにかく熱くなっている人」はおもしろい。

それは、いつも我が相方、居島一平を見て思うことと同じだ。

ちなみに、オタクがなにか必死になって議論している姿も、おもしろい。
posted by: サンキュータツオ | ★コラム | 22:51 | comments(0) | - |-
おもしろ論文探索 「近代日本における」
私のライフワークである「おもしろ研究論文探索」、本日も多数の収穫あり。

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田中真弓(2007)
「近代日本における肩掛(ショール)」
『郡山女子大学紀要』第43集


ショール!?
ショールの研究てなによ!?
と思いましたら、この田中先生は被服学の研究者でいらっしゃるそうです。
「近代日本における」というあたりが、風呂敷ならぬショールを広げており壮大な研究となっております。

まだ、ショールが「シヨオル」と表記されていた時代に、ショールがどう日本に受容されていたか、新聞、雑誌、文学作品、風俗画をしらみつぶしに調査した論文であります。

いやあ、切り口だなあ。研究とはつくづく切り口である。
切り口ひとつで見えてくる世界が違うからおもしろい。
「湯たんぽの形態と成立」にもびっくりしたけれども、ホントに日常のありふれたものを切り口に、違う世界を見せてくれる研究こそ、ファンタジーである。
このあたり、お笑いと共通する感動があり、私は好きなのである。
人の脳みそを見るような感じで。

見てください、このかき集められた「ショール」の資料の数々!
毎ページ、明治期の女性たちがショールを羽織る絵が展開されております。

080527_2254~0001-0001.jpg

「右からシヨオル」と表記されていた時代の絵。

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論文はこう締められている。
「洋服をそのまま取り入れることが困難であった日本女性にとってショールは洋装への憧れを満たすものとして用いられたのではないかと思われる。」


なるほど、和服がニュートラルな時代のころ、それでいて洋装への憧れがあった時代。
ショールは「洋装感」を満たすアイテムだったということである。

いまでいうと、巻きスカートとかしている女性が「インド感」を満たしているのと同じかなあ。
アンニュイな旋律で「スウェーデン感」を満たしているロックと同じか。
「なんでやねん」と関西弁でつっこむことで「お笑い感」を出す関東人と同じか。

「近代日本におけるネクタイの受容」とか、
「近代日本におけるアホ毛」とか、
「近代日本におけるツンデレ」とか、
そういった論文もあってもおかしくない。
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 23:26 | comments(2) | - |-
■アニメ会の『ヲタめし!』 第13回配信
オタク芸人トークユニット「アニメ会」による、いまの二次元業界が「見える!」ラジオ(ポッドキャスト)。
アニメ会の『ヲタめし!』 第13回

ブログ用タツオ
≪解説≫
今回の『ヲタめし!』にも、前回ゲスト出演していた漫画家・高橋てつや先生(『ペンギン娘』)が「高橋いいんちょの百合委員会」で登場!
そのあまりにもガチすぎるヲタっぷりに、もはや爽やかさまで感じさせる高橋先生の興奮度を体感せよ。
放送的には比嘉モエルのテンション高いトークが聴きどころ!
タツオは、いいんちょのコーナーでちこっと出演しております。

また、前回12回配信時にRSSフィードの不具合により、ポッドキャストが自動更新されないという事態に陥りましたが、無事復帰しました!
ファンの皆様にはご迷惑をおかけしてすいませんでした。
普段、投稿などには顔を出さぬリスナー様からも、メールをいただき、これだけたくさんの方々に聴いていただいているのだなあ、と実感しました。
なかには「農作業中に聴いています」などもあり、演者としての責任感と喜びを感じました!
今後も応援よろしくお願いしまっしゅ。
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 23:03 | comments(4) | - |-
■東京ポッド許可局 第17回配信
“ミュージシャン芸人”マキタスポーツ、
“インチキ好奇心芸人”プチ鹿島、
“胡散臭い学者芸人”サンキュータツオ
の3人による、どんなに流行っても絶対タイトルを噛むラジオ、
東京ポッド許可局』第17回配信。
都内随所で場当たり的に交わされる許可局員の会話が、たまたま収録されているラジオ。

PCさえあれば、機種・メーカー問わずだれでも聴けますよー★
■【第17回“オカマ”論

(再生ボタンを押すだけですぐ聴けます。保存して通勤・通学時間に楽しみたい方はitune登録をおススメ!)
ブログ用タツオ
≪解説≫
男性の同性愛者を一括りに「オカマ」と呼称してしまうのは大変失礼なことである。
先日、男性の同性愛者とお話する機会があり、「オカマ」と「ゲイ」のちがいについて説明を受け、はたとヒザを打った次第である。
日本には、「オカマ」と「ゲイ」と「ニューハーフ」と「性同一性障害者」と「三輪明宏」という5つの同性愛者の種類がある。
それは、「米」に「古米」やら「モチ米」やら「うるち米」やら「神尾米」があるように。

要するに、「下位分類」が存在するということは、日本人がそれらをこよなく愛し、求めているということに等しい。
本論は、私がちょっとしたキッカケによって考えさせられた「オカマ」という存在について、局員に意見を求めたことからはじまる、一大論考である。
「おすぎとピーコ」から「IKKO」「マツコ・デラックス」にいたるまでを概観したとき、そこには芸能界における知られざる「システム」の進化があることがわかったのである!
許可局ファンのみならず、できるだけたくさんの方に聴いていただきたい名作であることを自負しております。

そして!
なんとご要望多数、そして「祝!許可局員3000人突破記念!」ということで、過去の名盤を再放送することになりました!
ポッドキャスト登録はしたものの、過去のものが聴けなかったというコアな局員方には傑作編として、
また、これを機に許可局を知りたい、という興味のある方ははその入門編として、
是非是非聴いていただきたい、記念すべきき「東京ポッド許可局」開始の3作品が今、聴いていただけるようになりました。
これを逃したら、あとは何年先になるかもわからぬライブ販売を待つしかないかも!?

■【祝! 再放送決定】
第1回 完璧すぎる=おもしろい“ドラリオン”論
第2回 “すべらない話”論
第3回 “矢沢永吉:ビートたけし=長渕剛:片岡鶴太郎”論

第1回〜第3回は、旧マキタ邸(自宅)での収録でありました。今はなき旧マキタ邸での思い出深い回です。
第2回は「人志松本のすべらない話」を研究者目線で判明している事実を指摘させていただきました。
第3回は、許可局マニアの方々には大反響・大絶賛を頂戴しましたマキタ局員の鋭い分析が、もはや感動の領域です。

許可局開設からわずか3ヵ月、実に多方面の方々からの反響をいただき、局員一同、喜びに打ち震えております。
3ヶ月でだいたい500人くらいになればいいねー、なんて言っておりましたが、予想を上回る登録者数に、感謝感激でございます。
是非、ライブ化、CD化、書籍化を狙っていきたいと思います!

お時間のある方は自宅で、
またお時間のない方は是非ウォークマン、ipodなどで通勤・通学中にお聴きすることをおススメします。

何度聴いても飽きない『東京ポッド許可局』!
今後とも何卒ご贔屓お引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
プチ鹿島局員による紹介記事


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写真は、土曜日の赤坂におりました、意味のわからないキャラ。
許可局のマスコットにしたいくらいの意味のわからなさでございました。
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 23:47 | comments(4) | - |-
留守番
本日は、東洋館『雷ライブ』後に、
先日脳梗塞で倒れてしまった前田隣先生に、「早く復帰してまたあの毒舌を!」ということで開催された『前田隣るすばんライブ』に出演。

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このライブのことが、22日付け朝日新聞に掲載されていたらしく、会場のお江戸日本橋亭の受付には記事が貼り付けられていた。

よーく読んでみると、記事に「米粒写経の居島一平」の文字が!

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そう、このライブ、前田隣先生(敬意を表していうと、マイダーリン先生)のお見舞いにうかがった私の相方、居島一平と、落語家の立川談奈さん(元・立川フラ談次さん)が主催したライブなのだ。
我が相方ながら立派! こういう人情に篤いところが、居島一平たるゆえんである。

前田隣先生は、とあるお仕事でご一緒になったのがキッカケで、その際私どもの漫才をご覧になり、いたく気に入ってくださすったのである。
その時にも、すでに癌との闘病生活真っ最中で、先生は入院先から仕事にいらしたほどであったのだが、「好きなことをするのが一番!」と主治医からも太鼓判を押されての出演であった。
「余命1年」と宣告されてから4年、現在脳梗塞リハビリ中。
それでも私たちは隣先生の舞台がまた見られると本気で信じている。
だってあんな人が死ぬわけはない。
「口が減らない」人は、命も減らないんだ。

先生は、昭和演芸界を知る数少ない重鎮であるのはもちろんのこと、もはや見られなくなった本格毒舌漫談スタイル、それでいて温かい人柄、あたかも小津安二郎の映画に見られる「軽口」とでもいえるようなヒューマーを持ち合わせておられ、芸人としての佇まい、センス、「洒脱」という言葉がしっくりくる“おしゃれ”感をも体得しておられる、まさに私どものような若手芸人にとっては神様のような方だ。
それこそいまはお酒も飲めないので文字通り「洒脱」ではありますが。

南けんじ先生、ローカル岡先生、綾小路きみまろ先生、身ひとつ、舌先ひとつを武器に「漫談」というスタイルで売れた人は多けれど、
「旧東京」の雰囲気と博識、洗練度と毒舌の配合具合、佇まいなど、見る人が見れば「ああ……いい……」と、あたかも総ヒノキ造りの浴槽で極上の温泉につかっているような幸せな気持ちにさせてくださる唯一の漫談家である。
エノケンやロッパといった歴史上の人物に生で触れた「凄み」が身体中からにじみ出た、ホントに「凛」とした隣先生。

寄席系の協会には所属していない我々を、ご自身のライブに出してくださったりと、打ち上げでもきさくに話しかけてくださりと、まったくもって我々はお世話になりっぱなしである。
まだ恩返しもできていない。

だから、舞台に戻ってくるに決まっている。
前田隣先生が舞台に戻ってくるまでは、このライブは続くのだ。
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 02:46 | comments(2) | - |-
■ブログ更新情報
全国3人のサンキュータツオファンのみなさま、おはこんばんちは。
今週もアニメ会関連の「お仕事ブログ」を更新しましたのでおヒマならご覧になって〜★

楽天『アニメ会の日替わりアニメ定食』
■サンキュータツオの二次元研究報告
 「ナウシカコスでハルヒダンス☆
■サンキュータツオの『純情ロマンチカ』名言集
 「第6話 名言集」 
■サンキュータツオの『純情ロマンチカ』場外乱闘編
 「野分、是非論争
■サンキュータツオの『ちょこシス』8クール目感想
 「第91話 ちょこ☆散歩
■サンキュータツオのシャッツキステ部通信
 「第43通信 アートメイドカフェ
■サンキュータツオのそういえばでうけど
 「08.05.21号

角川書店『日刊ザ★アニメ会A』
■サンキュータツオのぷにぷにコラム
 【風紀委員という存在

ブログ用タツオ
≪解説≫
いやあ、「楽天ブログ」、頼まれてもないのに更新しすぎた(笑)。
なにかに憑かれたように書きまくっていた!
やめよう、ヒマな人だと思われるっ。
なんか、忙しいと余計に、あれ書こう、これ書こう、夏侯惇、夏侯淵…といろいろ焦ってしまい、逆に自分を追い詰めてしまうような…。
しかし、これだけ書きたいことがあるってのもまた病的だなあ。もちろん、いいことではあるのだろうけれど。
一般のファンの方(約1名ぐらい)には、なんのことだかさっぱりわからないであろうことを…。
どうか、オタクだからといってファンを止めないでくださいね。0人になってしまいます。

いやー、『純情ロマンチカ』、最高なのですよ!
『ちょこッとSister』、最高なのですよ!
『シャッツキステ』、最高なのですよ!
そして、風紀委員、気になるのですよ!

テレビにしてもアニメにしてもバラエティにしても、もちろんお笑いにしても。
大の大人がたくさん集まって一所懸命に作っているものなのだから、楽しいに決まってる。
そして、そういう大人たちの狙いとか技術とか熱い気持ちを見せられたら、もう黙っていられなくなる。
「最高!」と絶叫したくなっちゃう。
そういう体質なのです。
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 01:06 | comments(2) | - |-
ガンプラ工場

本日は7月のアニマックスで放送される特別番組のロケで、静岡のガンプラ工場に行ってまいりました!

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巨大「ガンダム00」(ダブルオー)玄関がお出迎え。
まず圧倒される。キャラをみるだけで「キャー!」と叫びたくなる。

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建物内にはこのような扉が! ホワイトベースさながら。

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トイレのマークまでガンプラの骨格!
すげえ、すごすぎるぜバンダイ!
しかも社員の方は全員「制服」、つまりホワイトベースの艦内服なのである!
連邦軍バンザイ! 
バンダイにバンザイ!

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「ガンダム」を知らなかったため、ザクの骨格に殴られる、美羽ちゃん(『苺ましまろ』注:家から勝手についてきた)。

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しかたがないので、ガンダムを見たことがない美羽ちゃんに、ガンプラの魅力を力説。

いやー、大興奮!
本日は、一番最初に商品化されたガンダムのプラモ、1/144の設計を担当なさった村松さんにインタビューしてきましたよ!
ガンプラ誕生秘話をうかがう。「おもちゃ」主流であった時代が「ガンプラ」の出現により、「プラモ」という存在が認識され、人々を熱狂させた80年代初頭の開発者の生声。
しかも村松さんは初期ザクシリーズの設計にも携わっておられ、通称「ザク松」の異名をも持ったそうである。
熱い、熱かった! 開発者魂!
当時はCADなどなかった時代、鉛筆で設計していた。その設計図が!……
そして、噂の工場内部の様子がいま明らかに!

詳しいことは、7月のアニマックス特番(毎週日曜日放送、全4話)をご覧になってくださいませ!
いまから加入すれば余裕で間に合いますぞ?

■2008年7月6日、13日、20日、27日
 アニマックス10周年 アニメ放送45周年記念特別番組
 出演:山寺宏一、いとうまい子、原幹恵、飯尾和樹(ずん)、
    サンキュータツオ(米粒写経)
    ほか、もはや「伝説上の人物」と「人気声優」多数出演!

 ※写真は許可を得て掲載しております。
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 01:18 | comments(3) | - |-