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■執筆情報2008.07.31 Thursday
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サンキュータツオのコラムが雑誌で読めます。
単発で、アニメについて考えていることを書きました。
脳と心の栄養補給マガジン
■『COLO』
出版社:アクセス・パブリッシング
≪解説≫
「それでもテレビアニメはサブカルか?」
という文章を書きました。
8月1日発売。580円。
「わりかし硬めの文章で」ということで、芸人であることを忘れ、ひたすらアニメの話、といっても、『純情ロマンチカ』おもしろいよ!という話だけしておきました。
よろしかったら読んでみてくださいまし!
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「希少」論2008.07.30 Wednesday
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「希少」論
全席タバコが吸えることをうたった喫茶店を発見。
これも時代である。
昔、まだどの喫茶店でもタバコが吸えた時代。こんな張り紙をする店はどこにもなかった。
しかし、シアトル系カフェの登場によって「全席禁煙」の張り紙を出す喫茶店がちらほら見え始めた。
「全席禁煙」がまだ効力を持っていた時、時代は喫茶店でタバコを吸うのが当たり前だった。
要するに、「希少」なことをアピールすることが商売になるのだから、「全席禁煙」は希少だったのだろう。
しかし、いまは「全席禁煙」をうたわない全席禁煙の店が増えた。
タバコを吸いたいものは、どのレストランでもどの喫茶店でも「タバコ吸えますか?」の一言を言わなければいけなくなった。
一手間かけなくならなくなった。
そして、この「全席タバコ可」である。
時代は「喫煙できる」ことをアピールするところまできている。これは、とりもなおさず「喫煙できる」ことが希少価値だからである。
「喫煙可能」は、もはやたけのこやトリュフに近いものになっているのである。
こう考えてしまうと、またタバコがうまくなって困る。
昔、立川談志師匠は、「悪いニュースがニュースになっているのは平和な証拠だ」と言っていた。
悪いニュースが希少価値ということは、世の中が平和である証拠である、と。
だから私は、「いいニュース」という、とても心温まる、いいニュースばかりが報道されるニュース番組ができれば、こんなにパンチが効いてて暗い番組はないなと思う。是非だれか作って欲しい。そしてできれば私をキャスターに起用してほしい。
「バカ」が売りになるのも、希少価値だからである。
「バカ殿」とはよく言ったもので、「バカ」が有難がられる時代は、国民が賢くなってしまった時代なのだ。
日本は、賢くなってしまったのかな。だからつまらないのだろうか。
もっと自分に素直になればいいのにね。
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■「草野☆キッド」に出演します!2008.07.29 Tuesday
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本日夜25:10(深夜1:10)〜、
テレビ朝日『草野☆キッド』
≪解説≫
敬愛する浅草キッドさんと共演できるのは、その昔「浅草お兄さん」というライブでお世話になって以来。
番組でご一緒できるのは、ホントにホントに夢のよう!
我々米粒写経にとっては「永遠の兄さん」なのです。
そして、私どもの話を楽しく聴いてくださった草野仁さん!
すっげーかっこよかった!
今回は、居島得意の「映画」の話。
映画の話はまだまだ無限にできそうです。
こんな我々のために、打ち合わせの場を設け、ネタをおもしろがってくださったスタッフさん、そして視聴者の皆様、まことにサンキュー☆
またどっかで見てねー!
■ライブのお知らせ
9月28日(日)に、「漫才バカ一代」という、今もっとも力を入れている漫才オンリーライブ(文京シビックホール)に出ますので、よろしかったらスケジュールあけておいてくださいね☆
まー、すぐ忘れるでしょうけど。
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■アニメ会の『ヲタめし!』 第22回配信2008.07.29 Tuesday
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オタク芸人トークユニット「アニメ会」のポッドキャスト、
「アニメ会の『ヲタめし!』」!
いま、ヲタラジでもっとも熱いといわれるこのラジオ、ヲタクの“今”を知りたきゃ聴くがいい!
■アニメ会の『ヲタめし!』第22回配信
≪解説≫
今回はあの「月刊アフタヌーン」の漫画、『カラスヤサトシ』で有名な、カラスヤサトシさんがゲストで出演!
すげーよ!
すげえ放送ですよ!
…ですが、私はお仕事のため欠席。無念…。
しかし、視聴者の皆様と一緒に楽しく聴きま〜す☆
思うのだけれど、ゲストに出てくださる方は、みなアニメや漫画だけでなく、いろんなものに造詣が深い。
そもそもオタクとは「体質」であって、アニメや漫画に限定されるわけではないのだ。
そんなオタク体質を堪能あれ!
いろんなものを知っている人が「おもしろい」というからこそ、アニメのおもしろさというのは深くなるのだ。
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■東京ポッド許可局 第26回配信2008.07.28 Monday
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マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオ
の3人による、どんなに流行っても絶対タイトルを噛むラジオ、『東京ポッド許可局』第26回配信。
PCさえあれば、機種・メーカー問わずだれでも聴けますよー★
■【第26回“宮崎駿”論】
≪解説≫
『崖の上のポニョ』を観て来ました。
宮崎駿という監督さんは、とても特殊な人というか、メジャーというよりインディーっぽい人というか。
大変感動して涙を流した自分がいたわけですが、こんな映画が商業として成り立つのが信じられない感じがしたものです。
「アニメでしかできないことの追求」、「アニメでしか表現できないこと」などから、「お笑いでしかできないこととはなにか」、そんなことを考えたりして、局員たちにぶつけてみました。
「そのジャンルでしかできないこと」っていうのが絶対あって、これだけジャンルや個性が細分化していくと、どんな局面でも、「なぜこれでなくてはいけないのか」「なぜ自分がやらなくてはいけないのか」、いちいちいろんな理由が求められます。
しかし、それを理屈ではなく、才能でやってのけてしまう天才(もちろん努力はしている)がいる、ということが大きいことだと思うんです。
内容には触れておりませんので、ネタバレにはならないのでご安心を。
■プチ鹿島局員の紹介記事
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アニマックス強化月間 最終週2008.07.27 Sunday
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アニメ専門チャンネル「アニマックス」、勝手に自主的に強化月間、ついに最終週を迎えました!
本日アニマックス10周年特番、
『テレビアニメ45年史 なんでアニメはおもしろい!?』
ついに最後のオンエア、「コミック」編、
ご視聴いただきました皆様、ありがとうございました!
毎週そうなんですが、語りつくせぬことばかり!
ですが、スタッフさんも一生懸命編集してくださり、ホントに楽しい放送でした!
今日なんか、『ネギま!』『ラブひな』紹介したとき、赤松健&佳音さん夫妻のこととかしゃべってたなあ(笑)。
あ、『週刊少年ジャンプ』が、女性も読んでるんだよーってことは放送されておりませんでした! ナイス判断!?
アニメも『うる星やつら』とか『はじめの一歩』の第一話が放送されてたりとして懐かしい!
先週の「サウンド編」を見ていたら、『うる星やつら』なんかも、すごいラムちゃんの動く音のパターンとかいっぱいあって、またおもしろい見方を発見してしまった!
アニメを何倍も楽しくみる方法としても、今回の特番、マジでおもしろかった!
完全に自分が出てるの忘れて楽しめた!
写真は、収録を終え、共演者の皆様方の名前を、私のデザインしたTシャツ「一コマ目から好きでしたっ」Tシャツにサインしてもらったものです!
すごいっしょ! 家宝です。というか、もはや国宝。
山寺さんには「スパイク・スピーゲル」でサインもらっちゃったよ!
ふっ、嫉妬はよせ…。これも定めだ(遠い目)。
そんな私ですが、明日、オタク芸人トークユニットのメンバー、比嘉モエルのライブに出演します!
時間と若干のお金の余裕のある一般人、未来人、超能力者は集まること。
『比嘉モエルアワー
〜中野ネオロマンチカフェスタ〜』
2008年7月28日(月)@なかの芸能小劇場
19:00open/19:30start 前売り800円 当日1000円
ご予約は、こちらの専用入力フォームまで!
「女オタク」、いわゆる「腐女子」の生態と楽しみについて掘るライブとなります。
女性のオタクって、男性よりもホント愉しみ方いっぱい知ってるよなあ。
ということを、いろんな人に知ってもらうような形になると思います。
おもしろおかしくプレゼンしますよ!
ちょっと遅れるくらいなら大丈夫、お仕事帰りに是非ちょろっと寄ってみてください。
会場は、中野の北口、ドンキホーテの並びにあります。
なぜか真剣な顔すらおもしろい比嘉モエル氏。
「お待ちしておりおりまます」(噛んだ!)
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感激2008.07.26 Saturday
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私は基本的に「自分の一日を語る」、つまり日記をこのブログではあまり書かないのですが、昨日今日とあまりに感激したので紹介したいと思います。
まずは昨日。
上野広小路亭で行われた『前田隣おるすばんライブ』。
このブログでも以前触れた、ご病気の前田隣先生の復帰を願う有志たちが開催する、前田隣先生の留守を預かるライブ。
そこで共演できましたが、グレート義太夫兄さん!
義太夫さんは、事務所の大先輩であるのにもかかわらず、いままではなぜか「すっとこどっこい」などの客席にいらっしゃったりするのをお見かけしたり、マキタスポーツのバンド「マキタ学級」に助演なさっているお姿はお見かけしたことがあったのですが、漫談ネタをなさるところを初めて拝見することができました!
(撮影・見た目が邦彦)
こんな格好。素敵すぎる!
なかなかいませんよ、ここまで「サスペンダー」がしっくりくる人も!
10年ぶりとは思えぬスーツの似合いっぷり! 何年浅草にいたんだよいうな貫禄まで漂ってきておりました。
なんでも聴くところによると、ネタをなさるのは10年ぶりくらいだそう。
楽屋で目をつぶりながらネタを拝聴、大爆笑!
糖尿病になって糖尿病棟に入った時、窓を開けたらミツバチが入ってきた話とか(あ、オチ言ってる、私)。
SUPER JOKEY時代、お笑いウルトラクイズ時代のおもしろ列伝多数!
私は、義太夫さんのネタを見れて感動した!
実は、来月の東洋館の「雷ライブ」(8月20日夜)にもご出演なさるそうなので、未見の方は是非!
それにしても、透析中で満身創痍のはずなのに、それを笑い飛ばすあのパワー!
まさにグレートです。
透析中に、「中野ケーブルテレビ」でビタミン寄席をご覧になっているとか。
次の機会こそネタみせ通過せねば!
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そして本日、町田で行われた「ふれあいスペシャル寄席」。
落語業界ではその名の知れた「夢空間」が主催している無料ライブ!
柳家初花(しょっぱな、と読む。花緑師匠の初弟子なので)の独演会に、我ら米粒写経が出演。
実はこの初花、我ら米粒写経とおなじ大学の落語研究会の後輩なのです。
2学年下だったので、居島が6年、私が5年、彼が3年、という具合です(あれ、なんか学年おかしいぞ? 医学部じゃないのに)。
突然の入門の報以来、客席で何度か見ていたものの、実際に会うのは初めて。
おなじ板の上で再会できるとは、生きてると楽しいこともあるものです。
自分の会に私どもを呼んでくれて感謝。
「やかん」と「青菜」の二席、まさに「柳家」の真骨頂のようなネタをやっていて感激。
入場無料だったからかどうかはわかりませんが、大変によく笑ってくださるお客様で、やってて楽しかったです。
写真は、市民施設の入り口「あなどれません。町田」という不気味なのぼりの前で。
町田のこと、あなどったことなかったのに。
それにしても初花くん、「しょっぱな漬」という、漬物の販売までしていてワラタ。
芸人よのう。凌ぎまでしっかりしている。
心残りは、写真が若干暗めなこと。
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「きゅん」論2008.07.25 Friday
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「きゅん」論
老夫婦が手を繋いで歩く。
日中働いてる方々はあまりに見かけない光景かもしれないが私のような自由人はよく見かける光景である。
今日も二組見かけた。
その後ろ姿を見て「きゅん」としてしまうのは私だけなのだろうか。
「恋だの愛だのの少し先」というCMのコピーがあったが、この長年連れ添った相手と手を繋いで歩く、ということに一体どんな感情があるのだろうか。
これは単なる愛とか情とかの美化された言葉で片付く問題ではないような気がするのだ。
「手を繋いでないと危ない」という現実的な問題もあるのだろうけれど、きっとそこには照れや愛情などはないのではないか。
ごく「当たり前のこと」としてやってる行為であって、特別な感情とかないと思いたいのである。
非常に純粋で当たり前のこと。
それを愛だと言う人がいるかもしれないが、そういうことを言う人ほどこの境地にもっとも遠いような気がする。
私は、こんな「ものすごく照れそうなこと」を「ごく当たり前のこと」のようにやってのける境地に「きゅん」ときているのだろうか。
萌えにも似た「きゅん」であり、カッコイイものを見たときの「きゅん」にも似ている。
とにかく私の「きゅん」の条件は、対象となる人に全く狙いがない無防備さだ。
狙いのなさ。
人目を気にしない純粋さ。
つまりなにが言いたいかというと、「先生、バスケがしたいです……」(by『スラムダンク』三井)ということである。
ホントか?
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■アニメ会関連ブログ更新情報 7月3、4週目2008.07.24 Thursday
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ここ2週間のブログ情報でっす!
楽天ブログ「アニメ会の日替わりアニメ定食」
■サンキュータツオの『ちょこシス』9クール目感想
第97話 水につけよう
■サンキュータツオの『ちょこシス』9クール目感想
第98話 かとり☆せんこう
■サンキュータツオの『ちょこシス』9クール目感想
第99話 レッツ・ショッピング
■サンキュータツオのそういえばですけど 08.07.23号
角川書店WEBザ・テレビジョン「日刊ザ★アニメ会A」
■サンキュータツオのぷにぷにコラム
【『一騎当千』論】
■サンキュータツオのぷにぷにコラム
【『崖の上のポニョ』論】
≪解説≫
話題のポニョはこう更新の「日刊ザ★アニメ会A」で!
「ちょこシス」、来週で100話を迎えます。
だれからも祝福されておりませんが、一人で祝福の宴をしたいと思います。
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そうそう、そんな「ちょこシス」を100話を迎える来週、
ライブがございます。
何度もしつこいと言われても、念のため告知しまーす。
『比嘉モエルアワー
〜中野ネオロマンチカフェスタ〜』
2008年7月28日(月)@なかの芸能小劇場
19:00open/19:30start 前売り800円 当日1000円
ご予約は、こちらの専用入力フォームまで!
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そんなこんなで、本日は、アニメ専門チャンネル「アニマックス」、
『とっておきAニュース』、
オンエア見ていただいた方、ありがとうございます。
この夏公開の映画を見倒しました!
共演したジリさん(フランス人)は、フランスでアニメを見て日本にきたという、筋金入りのオタクさんでビックリ!
『紅』良かったよねー!などと、待ち時間におしゃべりしたりしました。
なんだか外国人とアニメの話できるって、とっても幸せ。
『紅』の紫ちゃんのほっぺた、ツンツンしてみたいよねー★
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写真は、某オーディションから移動中に、ゆりかもめでスタジオジブリ論を熱っぽく語る、同じ事務所のマキタスポーツ氏とルビー浅丘モレロ氏。
いい年のおじさんたちをも熱くさせるジブリすげー。
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