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『黒塚』一挙見イベント@テアトル新宿で司会してきた。
『黒塚』一挙見イベント@テアトル新宿で司会してきた。

やっと会えたね、宮野真守さん記念!
ということで、まもー!キャー☆
でおなじみの私サンキュータツオですが、テアトル新宿で行われた、
アニマックスのオリジナルアニメコンテンツ第二弾
『黒塚』一挙見イベント(オールナイト!)で司会してきました!

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そして、司会はスタッフさんとおなじ魂!ということで、
アニマックスお手製のパーカーを着てのお仕事。

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『黒塚』パーカー!
今回のイベントは、毎月アニマックスで月末土曜日にやっている、朝まで一挙放送枠、
「サタデーナイトフィーバー」
を、劇場借りてやっちゃおう!という
「リアルサタデーナイトフィーバー」
というイベント。で、『黒塚』一挙見!

そして、主演の宮野真守さん、監督の荒木哲郎さん、アニメーションプロデューサーの橋本健太郎さんとご一緒しました!

お客さんも超満員!
開口一番、『桜蘭高校ホスト部』から『ガンダム00』まで見てました!とか、
『ネオアンジェリーク』から『純情ロマンチカ』まで見てました!とか、
なぜか感極まってオタク宣言。
それを温かく受け入れてくれたお客様。
宮野さんに「ロマンチ会話」してください、って言われたときは、スケッチブックを持っていかなかったことを猛烈に後悔。
まさか、まさかこんな展開になるなんて!
肝心のセリフのところを宮野さんに読んでもらう、千載一遇のチャンスだったというのに!

宮野さん、身長高くて細くて、すっげ刺繍の入ったジャケット着てて、そして甘い声。
うむ。地球人の全乙女心をつかんで離さぬ!

宮野さんとは、プレステ3とかPSPのあたるビンゴ大会までご一緒できて、楽しかったなあ!
中野サンプラザで、『ガンダム00』の試写したときは、遠くにいるお兄さんだったけど、共演できて嬉シス☆
オタクで良かった!

アニマックスブログでのイベントのレポート


荒木監督は、私とおなじ年!
その若さで、『デスノート』の監督を任された若きエース。マッドハウスのエース。
お仕事ご一緒するということで、わざわざ事前に私のブログを読んでいただいたりしていて、恐縮。
監督の口から、『ちょこッとSister』の名前が出てきたときは、全俺が泣いた!

アニメーションプロデューサーの橋本さんは、さらに若そうな、イケメン!
こんな人たちが『黒塚』作ってたのかー!
橋本さん、声優さんかと思うくらいのいでたちで、なんか、「黒塚」みたく、血飲んでんじゃ……ってくらい若々しい。

で、『黒塚』、
お客さんと一緒に改めてみましたが、
アクション、演出、凝りに凝ったカッコいい作品。第九話での「うんこアクション」からのカーチェイスは、バリかっこいい。
シリアスな作品で、劇場で鑑賞すると、その音のすごさとか、CGの凝りっぷり、吐息の擦り切れ具合まで、劇場ならではの楽しみがぐーんと上がって、素晴らしい作品でした!
それにしても5.1チャンネルってホントすごい!

個人的には、朴さんの演技もすごい好きだった。
かわいい男の子から熟女までこなす、オレ的名優に名を連ねる彼女ですが、今回の「黒蜜」という役は、若くて妖艶な女性。
ありそうで、いままでなかったんじゃないかなあ。
その「黒蜜」の、まー魅力的なことと言ったら。

十一話の演出も見事。楽しい時間をありがとう!
夜食で出た人形町のお店のお寿司も、大変おいしゅうございました。

またああいうイベント参加したいなあ。お客さんがとにかく素晴らしかった!

最後に、テアトル新宿といえば『空の境界』ですが、館内になった『エウレカセブン』のニルバーシュを。

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******
本日は、
19:30すぎに『雷ライブ』出演の後、
22:00からの『リアルサタデーナイト 黒塚 一挙見』@テアトル新宿(アニマックス主催)に出演してきます!
宮野真守さんと共演でーす♪(私は司会)
ひゃっほーい!
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 17:09 | comments(4) | - |-
談志が神になる 〜立川志らく『雨ん中のらくだ』について〜

談志が神になる
 〜立川志らく『雨ん中のらくだ』について〜


立川談春『赤めだか』の好評を受けて、立川志らくの『雨ん中のらくだ』が発売された。
先日、水道橋博士師にすすめられ、その日に購入、読み終えた。

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立川志らく『雨ん中のらくだ』太田出版

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立川談春『赤めだか』扶桑社

一応、ご存知ない方にも説明しておくと、談春、志らくというのは、立川談志の弟子であり、
入門が近い(といっても1年以上違うのだが)もの同士、ときに呉越同舟、ライバルでありよき理解者同士である。
まさに談志門下の「赤鬼」「青鬼」でもあり、なんつーか、ホントに並べて鑑賞すると、より味わいのある二人。
対照的でありながら、落語への情熱と談志ラブな気持ちだけは共通する、談春と志らく。
将棋で言えば羽生善治と森内俊之、テニスで言えばナダルとフェデラー。
二人が「いやだ」と言っても、どうしてもセットで見られてしまうジレンマをお互い抱え、それでも愛し合う二人、出し抜きあう二人。
まったく腐女子心をつかんで離さない二人なのである。

そんな話はよしとして、
今回、立川志らくの『雨ん中のらくだ』は、『赤めだか』への完全なる意趣返しと読んだほうが断然おもしろいのは間違いないのだが、
まえがきでも本人が触れてらっしゃるように、「私と談志」だけではなく、談志の落語論、ひいては志らくの「落語観」にまで踏み入っているという点でおもしろい。
つまり、
「私と談志」という小説でもあり、
「談志の落語について」という批評でもあり、
「立川談志かく語りき」という聖書でもある。

この、『雨ん中のらくだ』に関しては、個人的にぎゅんぎゅんくるところが満載なので、内容的なことは別の機会に譲るとして、
いま、談志という人物は、「弟子たちによって語られた言説」の集合体として幻想を帯び、もはや「神様」的な存在へとなありつつある。

イエス・キリストや仏陀、あるいは孔子、後世「神」として語り継がれる人々は、みな、弟子によって語られた「聖典」が存在する。
つまり、弟子たちが語った「師匠」を、一冊の本にまとめたものが「聖典」、「聖書」であるわけだ。

そういう意味でいうと、
この談春、志らくの両名によって、エロチックに語られる「談志」という人物の「神性」や求心力は、いま国内でも数少ないものであるといえる。
そう、いま、我々は、リアルタイムで「生きている人間」が「神」になる瞬間に立ち会っている。
長い人類の歴史のなかで、「神」になる人と同時代に生きられているってことは、なかなかないめぐり合わせですよ。
立川談志は、落語が生き続ける限り、何百年後でも「神」と称される人であることは間違いないですから。
どうだ、談志、生で見たくなったでしょう?
しかし、重要なのは談志はじょじょに神になったのではない、もともと「神様」であったということ。
世の中の人というのは鈍感で、弟子が声高に「この人すごいんすから!」と叫ばなければ、その人を見ようともしない。
そして、その「師を語る弟子」にも、師をしのぐほどの腕がなければならない。
そういった意味では、談春も志らくも、師匠を語る資格のある落語家なのだ。みなさん、ここ重要ですよ?

談志という人のすごいところは、絶対的な「観」を打ち出したことにある。
談志の「落語観」、談志の「人間観」、談志の「世界観」。
結局、表現するものは常にこの「観」を持っていないと、信者を作り出すことはできない。

なぜか?
「観」を持つ、ということは、「絶対的自我」、つまり「自分を失わない」ということにつながるからだ。
落語はおもしろすぎる、落語はすごすぎる。だからこそ、落語に喰われてしまう落語家、客。落語の世界や空気感にひたっていれば、それだけで満足。
しかし、表現者はそうであってはならない。
「おい、落語、ここはちがうんじゃねえか?」「おい、落語、おまえのここんとこは最高だぜ!」と、落語自体に負けない「自我」を保ち続け、あくまで「自分」で測る作業ができなければ、落語を表現する、などという大それたことはできない。
そういう意味で、談志は落語史上、最大の「自我」を持つ人間であり、また落語をこよなく愛し、解体し、ときに破壊、ときに生産をし続け、「落語=談志」という存在(談志という人間が落語そのもの)にまでなったのだ。

そうして、談志という神が作りたもうた弟子たちもまた、それぞれの「観」を持つことになる。
売れている人はみな、独自の「観」を持っている。
それは、「イズム」という言葉に置き換えてもいいかもしれない。

志らくという人を、私がとてもとても好きなのは、常に「迷っている」感じである。
落語もおもしろい、でもときときして「?」というようなことをする。
「これでいい」「これで確定」というようなことをせず、迷い、そしてその迷いをさらけだす。
普通の落語家は迷いなど出さない。
しかし、「迷う」ことすら、意図のあるなしに関わらず、この落語家は出してくるのだ。
そんなところが、期せずして談志っぽくもある。

「センス」を磨くために、談志がいいといった映画や音楽や人物を追いかける。
落語以外の部分でも、談志のセンスに近づくために。
その人の「瞳」になにが映っているのかを知るために。
おなじ風景を見るために。

昔、フジテレビの深夜のノンフィクションで、志らくが学校寄席で「文七元結」を演じていたのを見た。
素人目にみても、「その噺のチョイスはない」と思った。
案の定、客席は沈黙していた。
高校生たちに響いたのは、昇太であり談春だった。
志らく、受ける噺いっぱいもってるだろー、生涯で一回しか落語聴かないかもしれない若者に、「文七」はないだろー、と私は思った。
しかし、それも「迷い」と「確信」のなかで揺れ動く志らくらしいところだった。
落語家のプライドが垣間見えた。そして今回、この本を読むと、なぜあそこで「文七」だったのか、よくわかるのだ。

「真打トライアル」での出来もお世辞にも素晴らしいとはいえなかった。しかし、あの日の出来が悪かったのは、迷い、苦悩し、戦い続けた結果であり、むしろ「真打」の資格を得るに匹敵する出来だったと思う。

文章からですら漂ってくる、志らくのリズム感、テンポ。落語にも共通する、語りのDNA。文章構造なんておかまいなしの(といっても、談志の文章がこれまたすごすぎる!)、それでいてしっくり胸に刺さってくるあの口調……。
素晴らしい本が出たものだ!

立川流の素晴らしい落語家たちは、みな独自の「観」を持っている。そして、その「観」をもって師を語る。
そして、
なによりも素晴らしいのは、すべての弟子に、
「師匠、私だけを見てください」
「師匠、私はこれだけ師匠のことを愛しています」
「師匠、私を褒めてください!」
の心の叫びがあるのだ。

今後、志の輔がこういった本を出すかどうかはわからないが(実は『笑われる理由』という本にちょっとだけ書いてあるのだが)、
できればすべての直弟子にこういった本を出してもらい、
最終的にはそれを一冊にまとめて、
「志の輔篇」「談春篇」「志らく篇」「談幸篇」みたいに、「マタイ」とか「ルカ」とおなじような章立てをして、
談志という人物を語る「聖書」を作ってくれればいいと思っている。

だって談志は、「立川流」って新興宗教の教祖様なんだから!
人は立川流を「宗教」と、なかば自嘲気味に語ることが多い。弟子たちのなかでもそうだ。
しかしここまでくれば、「宗教」でいいじゃないか。もはや。宗教法人「落語立川流」でいいじゃんか。
……ま、宗教かどうか、白黒はっきりつけないのが、また落語的でいいのでこのままでいいのだけれど。

談志師匠が、単なる怪しげな教祖様ではないのは、談志の弟子に素晴らしい落語家が多いということである。
談志は、弟子を育てることにも長けている。
これは三遊亭円朝などに匹敵する天才性である。
本来、教育など、どだい出来ないものを、してしまっているのだから。
そしてしっかり育てているわけだから。
つまり「感覚」を「言語化」したり、言語化しないまでも「感覚」を「感覚」として伝えることができるのである。
一代限りの怪しい教祖は、自分の分身を作らない。自分がおいしくないから。自分だけがおいしければそれでいいから。都合のいい小間使いは作っても、決してイズムの注入などはしない。しかし談志はそれをする。まったくもってすごすぎる。

そういう意味では、談志は「松井的」であり「イチロー的」でもある、すべての感覚と向き合い、すべてを落語にささげた、ホントの生き神様と思うのです。

しかし、ほんとに現在進行中で、志らくは志ら乃という弟子を育て、談春は春太という弟子を育てている。この奇跡。
志らくと談春、それぞれが最高の弟子を育てたときこそ、談志に近づいたときではないだろうか。
それは、あまたのキリストの弟子たちが聖人を育てたように。
posted by: サンキュータツオ | ★コラム | 23:35 | comments(9) | - |-
コメント返ししました
地味ながら、コメント返しいたしました。
コメントくださる方々、いつも貴重なお時間を割いていただき、サンキュー☆
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 00:15 | comments(3) | - |-
■アニメ会関連ブログ更新情報 2月4週目
「待つ女、待つ女、待つ女、待つ女、待つ女、待つ女…一人だけ、来る女。待てない女」
『Genji』最高!


2月第4週☆

◇楽天ブログ「アニメ会の日替わりアニメ定食」
■サンキュータツオのそういえばですけど ここ一週間のアニメ雑感
 そういえばですけど 09.02.24号

■タツオ様もみてる 〜『マリア様がみてる』感想〜 
 第8話「くもりガラスの向こう側」

◇角川書店WEBザ・テレビジョン「日刊ザ★アニメ会A」
■サンキュータツオのぷにぷにコラム
 【「あーみんとみのりん」論 〜『とらドラ!』心の保険〜】

◇アニメ会の『ヲタめし!』
第51回配信 堀内賢雄さん登場!編
 ※今回は1秒も出演しておりませんが、それだけにおもしろい回です。

ブログ用タツオ
≪解説≫
○『とらドラ!』おもしろすぎるー!
 というか、次週待てない!
 毎回毎回、なんで恋愛ドラマにこれだけ夢中になれるのか、
 不思議でたまらないのであるが、
 視聴者だけが知りうる情報と、
 登場人物たちが知っている情報、
 うまく「見せ方」で操作している点、
 落語とおなじである。
 あーみんもみのりんも、全くおなじタイプの人間なのだ。
 仮面の被り方が違うだけで。
 だから、
 二人は衝突もするし、
 同時に、親友になれる可能性もある。
 だから、二人はできてればいい。

○『Genji』超おもろい!
 朧月夜の名言、
 「待つ女、待つ女、待つ女……、一人だけ、来る女。待てない女」
 『Genji』は出崎監督の演出も、この時代に新鮮ながら、
 シナリオのフレーズの切れ方がハンパないのである。
 金春さんと出崎さんという組み合わせが最強!
 全編名言といってもいいんじゃないかしら。
 朧月夜、どの文豪の源氏解釈のなかでも最高です。

○『鉄腕バーディ』と『空を見上げる少女の瞳に映る世界』、
 あまり語られてませんが、
 すごくいい作品と思う。私は最後まで見ます。  

posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 23:49 | comments(2) | - |-
もしも、ナイツが「清水健太郎」でネタを作ったら
もしも、ナイツが「清水健太郎」でネタを作ったら

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『ゲットナビ』ご購読いただけましたでしょうか?
Gakkenですよ、学研!
今回から連載をはじめました、
「サンキュータツオの芸人の因数分解」(p94)
第1回はナイツの漫才の因数分解でした。

詳しいナイツの因数分解は、雑誌に書いてあるのでお読みください。

文字数の関係で多くは語れなかったので多少、補足いたしますと、
人の頭のなかにある辞書的情報、これはフレーム(あるいはスキーマ)といいます。
このスキーマを利用すれば、わざわざ説明しなくとも、ある単語を言えば、無条件で前提となる知識があります。
その「無条件で前提となる知識」をずらすことができれば、「フリ」すらいらなくなる=手数を増やせる、というわけです。
これはどの漫才やコントでも共通にいえる原理であります。

というわけで、「本人たちは絶対にやらないけど、もしやったらこんなネタやってくれそう」のコーナー!

■もしも、ナイツが「清水健太郎」でネタを作ったら

塙「犯罪はしちゃいけないな、と思って、
  ちょっと昨日、家のヤホーで検索してみたんですけど」
土屋「ヤフーね」 
塙「みなさん知らないと思うんですけど、
  いままでものすごく警察に逮捕されている、
  芸能人をひとり見つけてしまったんですよ
  清水健太郎さんて知ってますか?」
土屋「知ってるよお前 めちゃめちゃつかまって有名じゃないですか」
塙「なんだこいつ!と思って調べてみたら、
  いま、かなり勢いのある犯罪者の一人でして、」
土屋「だいぶ前からなんだけどね
   勢いがあるって、また若手みたいな言い方やめようね」
塙「今日みなさんに、清水健太郎さんに関して、
  インターネットの百科事典、「ワキペディア」で調べてきたんで、」
土屋「ウィキペディアね、なんかワキの情報しかなさそうじゃないか」
塙「お話させていただきたいなと思うんです」
土屋「なるほどね、調べたんですって。聴いてあげてください」
塙「清水ケンタウルスさんは、」
土屋「健太郎ね、もうマツコ・デラックスの仲間みたいになってるから」
塙「1952年、福岡県の小倉あん市に生まれて、」
土屋「「こくら市」ね 小倉あんてあんぱんみたいになってるけど」
塙「生まれたときから、あんぱんの大好きな子で」
土屋「「あんぱん」の意味変わっちゃうね」
塙「今年、57歳になる俳優で、57歳だから、……B型ですね」
土屋「そこまでわかんねえだろ」
塙「で、その青島健太さんは、」
土屋「清水健太郎だって
   もう元ヤクルトのスポーツ解説者になってるから、BSを拠点とした」
塙「名前を短くちぢめた愛称がありまして、シミパンっていう」 
土屋「シミケンね、のっけから下ネタかよ」
塙「世に出たのは、歌手としてだったんですよ、「しつこいレストラン」ていうね、」
土屋「失恋って読むのあれ なんか味がしつこいレストランみたいになってるけど」
塙「作曲したのは、これも有名な「つ☆のだひろ」さんという人で、」
土屋「切る位置間違ってるよ 星が南半球にいっちゃったのかな
   「つのだ☆ひろ」だから 名前聞いたことない」 
塙「もともと、この曲は、当時若者に人気だった、『ぎんざNまるW』っていう番組で、」
土屋「ナウって読むのあれ 伏字じゃないから
   NまるWって、変なプロレス団体みたいになってるよ」
塙「紹介された曲で、この「しつこいラストラン」がですね」
土屋「レストランね あきらめの悪いQちゃんみたいになってるから」
塙「爆発的ヒットになって、翌年、「帰らないで」という、獄中の仲間に贈った曲で、」
土屋「そんなわけないでしょ」
塙「日本レコード大麻を受賞したんです」
土屋「大賞ね
   たしかに大麻も、その筋の人から受賞したかもしれないけど」
塙「で、それからビニパンさんは、
土屋「シミケンね 変態になってるよ」
塙「大活躍して、1983年に、1回目の逮捕があってから、
  二年後にアメリカ人モデルと結婚、
  その翌年には、2回目の逮捕という、
  当時、まだお笑いには新しかった「テンドン」という技術を使ったことでも有名で」
土屋「別にあれお笑いじゃないだろう」
塙「ちなみに、二回目の逮捕は、
  一緒にいたミュージシャンの、ジョー・マリファナっていう人と一緒で、」
土屋「ジョー山中ね
   ジョーマリファナって、名前からもうアウトだから 逮捕してください、みたいな」
塙「その後、奥さんと離婚していて、
  1994年、もう一度逮捕されるという、「三段オチ」っていう技術もあり、」
土屋「だからあれお笑いじゃないからね 前二回フリみたいになってるから」
塙「その後、活躍の舞台を刑務所に移して、」
土屋「活躍の場じゃないよ、おつとめだから」
塙「出所してからは、活躍の場を、テレビから「Vタイマ」に移して、」
土屋「Vシネマだよ?
   V大麻って、勝利の大麻みたいになってるから」
塙「それからは、ヤクザ役として、ホンモノより貫禄がある、
  と評価されて、当時、人気だった、哀川翔、竹内“か”」
土屋「「りき」って読むのあれ」
塙「と、三人で、Vシネマの三バカ、と呼ばれて、」
土屋「三羽烏ね、最後「す」入れると入れないで大違いだから
   この場合、意味は大して変わらないかもしれないけど」
塙「なかでも有名な作品は、「首領様への道」という」
土屋「「ドンへのみち」ね
   なんか北朝鮮映画みたいになってるから 主演キム・ジョンナム、みたいな」
塙「その作品で、一躍、スターダムに還り咲いたんですね
  で、2002年に22歳年下の女優と再婚、
  二年後に離婚というね、
  これまたお笑いでいう「テポドン」をかまして」
土屋「「テンドン」ね
   やっぱ北朝鮮みたいになってるけど」
塙「それで爆笑を誘ったわけなんですが、
  直後に、4度目の逮捕という、
  これまたお笑いでいう「ヒロポン」をかまして、」
土屋「「テンドン」だからね
   もう麻薬そのものになってるから」
塙「そういえば、一番好きな麻薬は、北朝鮮産だそうです」
土屋「ウソをつくな、そういう」
塙「出所後、押尾学にキックボクシング対決を申し込んで断られたり、
  加護亜依ちゃんに説教したりして話題になり、」
土屋「ここはホントの情報だね」
塙「で、最後に「ひき逃げ」5度目の逮捕というオチをつけて、」
土屋「別にオチじゃないよ たまたまだよ
   なんでさっきからお笑い芸人みたいな扱いなんだよ」 
塙「このほど、有罪が確定して、刑務所の専用ルーム、
  別名「マジックマッシュルーム」に入ることが決まったというね」
土屋「麻薬はもういいでしょ」
塙「これからも、三田佳子の次男をよろしくお願いします。」
土屋「いい加減にしろ」
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 23:42 | comments(0) | - |-
自演乙、マルチ乙!
自演乙、マルチ乙!

 「K-1ワールドMAX日本代表決定T」
(23日、代々木第一体育館)
 22日、都内で計量が行われ、1回戦でHAYATO(31)と対戦するコスプレ戦士・長島☆自演乙☆雄一郎(24)はアニメ「地獄少女」のキャラ「閻魔あい」のコスプレで会見し「作戦は『自演アタック』です。HAYATO選手を地獄に流したい」と通告。コスプレは1回戦、準決勝、決勝と3種類用意しているが、優勝した場合の一夜明け会見用のコスプレを忘れており「考えてなかった…!秋葉原に行くか、まんだらけに行けば何とかなります」と焦っていた。
(デイリースポーツ)


どこまでやってくれるんだ自演乙!
「秋葉原に行くか、まんだらけに行く」……、猛烈に友達になりたい!
まんまとK-1ファンになってしまったわ!

やったよ、よくやったよ!
1回勝った! すげえぜ自演乙!
みんなの元気玉を受け取ってくれたのね!
一緒に秋葉原のシャッツキステに行きたいわ! 東京いるなら、水曜日あたり一緒に行きたいよ!
アニメ会に入ってくれー、自演乙!

私は猛烈に感動しました。
「閻魔あい」のコスプレが、「いっぺん、死んでみる?」の意であることを、報道の何人が理解できたのでしょうか。
ランカちゃんコスもすごいわ。やっぱり乙女なのね、この人。話したいことがたくさんあるわー!

ちなみに、私の同級生の大渡くん(電通マン)は、ヤンキーに判定負けしたそうです。
でも続けろ、がんばれ大渡!

オタク対ヤンキーのカードが俄然見たくなりました。

posted by: サンキュータツオ | よくわかりません | 02:52 | comments(4) | - |-
「ピン芸人」とは、「素数」である。 ■東京ポッド許可局 第61回配信
「ピン芸人」とは、「素数」である。


というわけで、今回の『東京ポッド許可局』にて早速本年の「R-1グランプリ」大印象論大会。以下、収録後の雑感。家に帰っていろいろ「ああ、これ言うの忘れた」を含めて。

 私は、R-1に関しては、以前から評価、順位云々というのがあまり意味をなさないような、ただ漠然とした心持ちで見ていたような気がする。
 それは自分がコンビでやっているからなのか、ただ単にピン芸人ではないからそう思ってみているのかなと思っていた。
 しかし、そうではないのだ。
 以前、第22回の“ピン芸人”論のとき、コンビは「職業」でピンは「業」という、マキタスポーツの論旨に、それこそ「ピン」ときていなかったわけであるが、その言葉こそ、時間を経るごとに、なるほどとうなづくことばかりなのである。

 まず、「M-1グランプリ」を見慣れてしまった我々にとって、「R-1グランプリ」は、あたかも「漫才」の「M」に相当する競技が、R-1でも展開されているかのような錯覚を覚える。
 しかし、ご存知のように、「R-1」の「R」は、「落語」の「R」ではもはやなくなった。「落語」という競技をやっているのはだれもいない。じゃあなんの「R」なのか、という問題なのである。

 そう、よくよく考えてみれば、「R-1」があるなら「コンビ-1」、すなわち「C-1」がなければならないのである。
 つまり、このコンテストの参加資格は、「漫才」とか「コント」とかいう「競技」ではなく、「一人」か「二人」か「三人」か、というなかの「一人」という、「競技人数」に限定したものなのである。
 というか、「一人」である、ということでしかもはやくくれない、「規格外」のしばりしか存在し得ない大会なのだ。

 そう考えたとき、私の従来もっていた「漠然とした心持ち」が晴れた。
 ずっと気になっていた、内容よりも「システム」の問題のひっかかりがとれたような気がするのだ。

 たとえば、「コンビ-1グランプリ」、つまり「C―1」があったとする。
 極端なことを言えば、「C-1」では、NON STYLE(ノンスタイル)の後にバッファロー吾郎が出ても良い大会、ということになる。
 漫才のあとにコントが出てきたり、二人で笑わせるマジックがあったり、笑わせるパントマイムが出たりする。またコントが出てきて、その次に漫才がある、というのが、「C-1」の姿だろう。
 これでは、評価のしようなんかできず、順位がつけようがない。だって、競技が違うんだもの。「二人」っていうくくりしかない。

 これとおなじことが、「R-1」でも起こっている、というわけだ。
 道具を使う人、使わない人、漫談でやる人、コントでやる人、動く人、動かない人、音を使う人、使わない人。
 これは、例えていうなら、オリンピックで、「砲丸投げ」をしている人と「やり投げ」をしている人と「100m走」をしている人と「自転車」をしている人と、さあ、だれが一番すごいですか、と言っているような大会なのである。
 「一人競技」という競技で。
 「スケッチブック-1グランプリ」とか「漫談-1グランプリ」とか「音ネタ-1グランプリ」とかで、「競技」のしばりをつけるのであればまだわかる。
 あるいは、まだ譲歩して、「砲丸投げ」と「やり投げ」と「円盤投げ」で「投げ競技」に括ってしまう見せ方ならまだわかる。だれが一番遠くに投げたか、みたいな。
 だけど、そんなかに「100m走」をしている人がいるのだ。「力」の競技に「スピード」の競技をしている人がいる、みたいな。

 おそらく、決勝に出た芸人さんたちは、厳正なる審査の結果、「その競技で一番」(たとえばスケッチブックネタの1位とコントの1位、とか)の人たちを選んでいるに違いない。
 で、それを見られるだけで、私は満足していて、おそらく順位とかにあまり興味がわかなかったのかもしれない。というか、「その審査はちがうだろー」とかも思わなかったのだ。審査に重きを置いている番組であるがゆえに、審査に興味がない、という自分の感覚に、ずっととまどっていたのだ。

 笑芸は、芸術とかと違って、観客の「笑い」が起こる、という、唯一といっていい「点数の図り方」がある。
 「一人」ということでのみ縛られた参加資格で、「一番笑いをとった人」ということが審査のあるべき姿なのだけれど、当然ジャンルによって「笑いをとった」量というものもでてくる。スケッチブックでならテンポよく笑いが取れる。でも「すべらない話」でとる笑い、これだって立派な「一人芸」である。でも「すべらない話」は尺はとるけど、笑の量では、最後にしかないので不利、ということになる。「質」の問題を度外視してしまうと。でも、極端な話、「スケッチブック」と「すべらない話」が同列で審査される。その、ちぐはぐな感じ。それが私にとっての「R-1グランプリ」だ。

 私は、R-1を決して否定的に捉えているわけではない。
 むしろ、「点数なんてつけないで☆」といいたい、あるいは、「その競技での到達点数」の「絶対評価」で図って、と言いたいのかもしれない。
 「一人コントのなかでは98点」「スケッチブックネタとしては87点」「キャラ芸としては91点」、じゃ、絶対評価で98点の「一人コント」の人が最強ってことで!みたいな?
でも、全員が違う競技をやっているので、その「絶対評価」の相対化は、非常に見ている側としては難しい。また、この絶対評価でいくと、10種類の競技での点数を10人につける、という非常に難しい審査にもなる。全然違うベクトル上での評価になってしまう。
 しかし点数をつけないと「競技」にならず、「グランプリ感」がなくなり、視聴率も取れないわけだ。このジレンマ。
 でも、おもしろい「R-1グランプリ」。

 ところで、数字には「素数」というものが存在する。 
 素数とは、「1とその数自身以外で割り切れない自然数」である。
 2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37,41…(以下、素数は無限にある)…これらが「素数」である。
 どの数字も、1とその数以外で割ることができない。

 「ピン芸人」の「ピン」は、当然「1」を意味する。
 しかし、彼らを集めたとき、なにかの競技でくくろうとしても割り切れない。
 「スケッチブック」でくくることもできないし、「漫談」でくくることもできないし、「コント」でくくることもできないし、「音ネタ」でくくることもできないし、大きく言えば、「ボケ」でも「ツッコミ」でもくくることはできない。
 どういう「競技」でも割り切れない。「その人のやっていること」でしか割り切れない、自己完結性と絶対性をたぶんに備えているのだ。つまり、「2」からはじまる「素数」たち、「素数芸人」であるのだ。なんてかっこいいんだ、ピン芸人て。
それこそ「業」である。
「割り切れない数字があるな。うん、じゃ、なんかおもしろいから、そういう数字を“素数”って呼ぼうぜ!」みたいな。それだけのくくり!?っていう。そんな、ピン芸人たち。

 マイクの前で、二人でしゃべって笑いをとっていれば、それはいかにコントをやっていようと、即座に「漫才」と認識される。
 一方で、舞台が明転して、そこで二人がなにか「すでにそこにある世界」での芝居が繰り広げられ笑いをとっていれば、それは「コント」と識別される。
 つまり「漫才」なり「コント」という競技で「割り切れる」のだ。競技とは、常にそういうなにかの「約数」で割り切れるから競技足りうるし、優劣がつく。

 「ピン芸人だけの大会」というのは、「素数の大会」であって、どの素数が一番いい素数か、なんてことをやっているようなものである。
 そこをあえて「大会」にするという、ヴァーリトゥード感がチャレンジ精神あふれる番組だと思うのだが、
 格闘技がどちらが倒れるまで、というシビアなルールであるのなら、むしろ「ピン芸人だけの大会」は、審査員をおかず、「笑いを測定する機械」で、笑いの起きた回数、大きさ、長さ、そんなものを正確に測定して優劣を決したほうが、まだまだおもしろいような気がするのである。

「R-1グランプリ」を見たあと、なぜか自分のなかで「だれが一番おもしろかったか」という問いを立てられず、ただ漠然と「割り切れなさ」を感じていたのは、「割り切れない」彼らを見ていたから、それは当たり前のことだったのだ。

 「ピン芸人」にはロマンがある。それは、割り切れない存在、素数だからだ。
 素数の出現にいまだ法則性が発見されていないように、「ピン芸人」たちを同列に扱う、真のものさしはいまだ見つからず。見つからないから、素数であり、「ピン芸人」なのだ。
  

○ちなみに、個人的には、審査委員長の桂三枝師匠が、「ピン芸人の大会」で、「M-1における島田紳助、松本人志」なみの「おもし」になっていないのが非常に残念である。
三枝師匠をもっと世間の方々、そしてピン芸人のみなさんにリスペクトしてもらいたい。
三枝師匠はホントに孤高の、ホントに天才の、落語という競技すら破壊する力をもつ、日本一のピン芸人と私は思います。


○というわけで、たまたまの「拍子」で撮れた、
マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの3人による、どんなに流行っても絶対タイトルを噛むラジオ、『東京ポッド許可局』、第61回配信。「たまたま」撮れたものなので、もともと話すつもりではなかった場所で撮ったものなので、音質が悪いかもしれませんが、聴いてみてください。
PCさえあれば、機種・メーカー問わずだれでも聴けますよー★
【第61回“R-1ぐらんぷり”論】

ブログ用タツオ
≪解説≫

【本日のキーワード】
中山功太/エハラマサヒロ/バカリズム/COWCOW山田よし/あべこうじ/サイクロンZ/鬼頭真也/鳥居みゆき/岸学/夙川アトム/優香

「ピン芸人とは、冒険家である。」ピン芸人に関する論旨については、【第22回“ピン芸人”論】(再放送決定!)をご視聴ください。



■プチ鹿島局員の紹介記事
鳥居みゆきのあのサービスショットはなんだったのか。


posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 04:37 | comments(3) | - |-
『GetNavi』という雑誌で連載がはじまります。
GAKKEN『GetNavi』という雑誌で連載がはじまります。

毎月24日発売のGAKKEN(学研ですよ、あの!)『GetNavi』という雑誌で、私サンキュータツオの連載がはじまります。

とある事情から、ブログ上でお笑いのことについて分析的に書くことを控えていた私ですが、論文以外で公的紙面に載るものを書く機会が与えられました。なんて懐深いんだ、ゲットナビ!

「芸人の因数分解」という連載です。

もちろん、文字数の限りもありますし、論文ではないので、お笑いに興味のある一般の方にも楽しんでいただけると思います。というか、そのような努力をいたしました。
たとえば、「米粒写経風のネタの作り方」みたいな、「○○風のネタの作り方」的な、ある芸人さんのネタのレシピ的なものです。

芸人が同業者のネタについて云々することに、抵抗がないといえばうそになります。しかし、今回の連載は、私の研究の専門領域である「文体論」(と私は思っている)と、非常に相性のいいテーマであり、一般の方にも読んでいただける、専門性を控えた「文体論」であると、私は自負しております。
文体=スタイル=芸風。
そういった意味で、1回で終わってもいいので書かせていただくことになりました。
『GetNavi』さんサンキュー☆

これを読めば、卒入学式シーズン、「○○風のネタ」を披露できること間違いなし!?
私なりの作例もご用意しておりますのでどうぞお楽しみに。

来週の火曜日発売ですので、詳しいことは火曜日に改めてお話ししようかと思いますが、とにかく火曜日、書店やコンビニにお立ち寄りの際は、是非お手にとってくださいませ。

それにしても、来週24日発売の4月号のサイト上紹介では、ソニーのバイオタイプPやらハイビジョンハンディカムやら、
いつもお世話になっているソニーさんの商品説明(会社向け)の仕事をやっていると、胸が熱くなる記事がたんまり。
いっておきますが、私は芸人界広しといえど、一番ソニー商品は詳しい自信がありますよ!
家電芸人がなれないなら、ソニー芸人でどうだ!?
あ、ソニー所属の芸人さんと間違えられちゃうか…。
とにかく、個人的にはツボな記事がギュンギュン。

家電やグッズ情報盛りだくさんの、激燃え(&萌え)特集が、男子にはたまりませんな。

きっとスマートなオタクを目指すには、こういう雑誌を読むべきである。
一般向けでありながら、オタク心をくすぐる記事を私は楽しみにしております。

この雑誌、編集長さんが女性っていうのが、また最高!
スタッフのみなさんのブログ(右サイドバーにあります)が超おもしれーの。
最近の編集長さんの記事が「部屋と加湿器と私」って、
かなり熱いw!
「最高な加湿器」の条件を整理しちゃってるよ!
しかも箇条書きで!

そうとう好きです、この『GetNavi』のサイト。良かったらご覧ください。
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 01:12 | comments(2) | - |-
『らき☆すた』の聖地・鷲宮町で営業してきた。パチンコの。
『らき☆すた』の聖地・鷲宮町で営業してきた。パチンコの。

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朝、東鷲宮駅到着。すると、駅改札を出たベンチに座っている亀子のぶおと、その亀子を撮影する猫ひろし。
亀子のカメコをしている。猫じゃない。
「亀子のぶお・ひろし」誕生の決定的瞬間を、さらに撮影している私。

「DAIEI」さんという、パチンコチェーン店の鷲宮店でのお仕事。
ネタと握手会を2回、そして合間にはお客様へのドリンク配布。

鷲宮町といえば、かのアニメ『らき☆すた』の舞台となった土地、オタクにとってはいま一番乗りに乗ってる聖地である。
そこからお仕事、なにはともあれ、「鷲宮」と名のつく場所でのお仕事なので嬉しい。

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今日のメンバー。
猫ひろし、亀子のぶお、米粒写経。以上!
なんというファンタジーな座組みだろう。
珍獣博覧会じゃないんだから。
しかし、このメンバーで営業にいけるなんて、一昔前には思いもしなかったもんなあ。
あ、ちなみに猫ひろしと亀子のぶおが売れたのは、いまだに私のなかの「覚めてない夢」のひとつだと思ってます。

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びっくりな大ポスター。これが店の入り口という入り口にどどーん!
1000名以上入る、鷲宮町でも最大級のパチンコ屋さん。DAIEIさん。
めっちゃキレイなホール。
スタッフの方々もとてもさわやかで、それでいてきさく。

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でもよく見ると、キャッチコピーに「規格外」の文字……予想以上にこのメンバーたちのことをよく理解しているキャッチコピーかと。
でも、最後は「!」だろ! 「……」じゃないだろ!w なんで最後沈黙!?

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アニメ会のメンバーでもある亀子のぶお。
久しぶりに抱きついてみた。顔は痩せたけど腹はさらに大きくなっていた。
『ソウルイーター』や『エヴァンゲリヲン』の話など。
亀子も変わらない人である。夢を壊すかもしんないけど、あんまキモくないよ?

3月7日@ロフトプラスワンで、会えるかもね!

最後に、代理店の方に、この場所で「らき☆すた」のパチンコ台が入ったら、いかに多大な利益をもたらすかを力説。
カードとかコインとか、オリジナルグッズいっぱい作ればいいと思うんだけどなあ。

今度は鷲宮商工会からもお声がかかるのを楽しみに、鷲宮町をあとにした私でした。

鷲宮町を出るとき、青い髪の毛(+アホ毛)、青い目の、背の低い少女が、私をじーーっと見つめていた……ような気がした。


あ、ついでと言ってはナンですが、水曜日の大村競艇「モーターボート大賞」生中継、
今回は惜しくも的中ならず!
イン日本一の大村で、やはり1号艇におさまった松井繁選手が1着。貫禄の1着でした。
それはそれとして。
2着の上瀧選手の健闘は嬉しかった! 期待してたし!
普通に買えば、そうなるよねっていう結果でしたが、
今回も男舟券で服部さんから流した私。悔いはございません!
ギャンブルは結果論ですが、予想が最高の楽しみである私として、いい予想ができたし、あながち間違ってもいなかったし、最高のメンバーのレースを見れたので、過程主義者としては満足。
やっぱいいなあ、競艇!

posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 00:45 | comments(2) | - |-
鶴は1000年、亀は10000年、隣は72年。
鶴は1000年、亀は10000年、隣は72年。


親亀の上に子亀を乗せた、前田隣先生。
隣先生、いつまで留守番させるつもりですか。
そろそろ白旗あげちゃいます。

訃報 前田隣さん72歳=「ナンセンストリオ」で活躍

このブログ内での記事
2008.10.04 Saturday 「マイダーリン」

2008.05.25 Sunday 「留守番」



落語に敬意を表していた隣先生に敬意を表して、「師匠」ではなく「先生」と呼ばせていただきます。
posted by: サンキュータツオ | ★コラム | 05:38 | comments(0) | - |-