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サンキュータツオの「男子のためのBoys Loveのススメ」2011.04.27 Wednesday
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サンキュータツオの男子のためのBoys Loveのススメ
ウェブマガジン「VOBO」さんに取材を受けまして、
BL(ボーイズラブ)にハマった私が、男子にもその魅力をわかっていただきたい!ということで、BLについて語りました。
前・後編ですので、お時間あるときにでも読んでみてもいいのではないでしょうか。
なお、興味のない方は、宇宙人のインタビューを読んでると思って読めば、より味わいが増すと思います。▼男子のためのBLのススメ
サンキュータツオの男子のためのBoys Loveのススメ 前編
サンキュータツオの男子のためのBoys Loveのススメ 後編
すでにこのジャンルについてご存知の方々は、いろいろ「違う!」というところもあるかと思います。
はい、すでに身の危険を感じざるを得ないところまで追い込まれている私です。
ですが、
こんな素晴らしいものを女子だけの愉しみにしておくのは、男子のみなさん、モッタイナイ!
ということで、意を決してお話しました。
まだまだBLについては、語りたいことがたくさんありますが、
なるべく多方面の方々にお叱りを受けないような形で、
文字化などできたらなと思っております。
温かく見守っていただければと存じます。
どこかで、発表できる予定ですので、続報をお待ちください。
なお、あくまで個人的な体験を軸としてお話しておりますので、
BL解釈は人の数だけあるということをご了承ください。
たとえば、「萌え」に関して、ヲタクならばだれしもが一家言あり、人の数だけ定義があるように、です。
それと同等、もしくはそれ以上、くらいの勢いで、BLについての考えがあると思ってください。
(なんだか、『スラムダンク』の諸星が、流川を称した言葉に似てしまいました)
BL道は一日にしてならず、です。
もし、まだその魅力に気づかれていない方は、食わず嫌いなのかもしれません。
あるいは、お酒やタバコのように、アレルギーがあったり、まだ「うまい!」と思えないだけなのかもしれません。
ただ、なにかの経験を通して、「これか!」と思える瞬間が必ずあるのだと私は信じています。
いつからか、お酒やタバコがうまい!と思えた日があったように。
BLを「理解しがたい」「気持ちわるい」とおっしゃる方々は、つまるところ、オタクだって萌えだって「理解しがたい」「気持ちわるい」と言う人とおなじです。
せめて、オタクであれば、自分の萌えに関して貪欲に追求してもいいと思いますし、文化的吝嗇に陥るべきではない。そこは差別しちゃいかんところだと思うのです。
BLはホントに、知的遊戯であります。
乙女回路内蔵型の人は男女問わず、だれしもがはまれる要素を持っており、
なんなら全人類共通の回路が、BL回路だとすら私は思っております。
人間の脳は、7割使われていないといいますが、
BLをわからない人は、8割くらい使っていないのではないかというくらい。
世界の認識の仕方まで変わる、革命的回路です。
なんだか怪しい話っぽくなってきておりますが、「プラス思考」とか「マイナス思考」とかいう言葉があるように、「BL思考」というものがあるのだと思っております。それくらい、大きなものなのです。
私は理屈屋ですので、いろいろな理屈をつけてお話したりすることが好きで、この「BL」というジャンルを体感したときの感動を、なんとか一人でも多くの方にお伝えしたいなと思い、立ち上がりました。
それが、愛好家の皆様の迷惑になるかもしれないことは、百も承知ですが、
だれかに伝えたくて仕方がない、オタク体質のなせる業なのでしょうか、黙っていることができません。
そして、BLは、私にとっては量子力学と同様に、謎が謎を呼び込む伏魔殿であり、だからこそ、思考する価値のあるものだとも思っております。
私にとっても、BLの道ははじまったばかりですので、
どうぞ貴重なサンプルのドキュメンタリーとして味わっていただければと思います。
なお、この「VOBO」さんは、「東京ポッド許可局」、第87回「BL論」にて、BLというものの概念の啓示を受けた私に興味を持ってくださったそうです。
賛否両論あった回でしたが、反響が大きかった回であることは確かです。
これからはBLです。
いま放送中にアニメ『世界一初恋』も、どうぞご視聴くださいませ。
ナウシカではありませんが、
やがて世界は「腐海」に覆われることでしょう。
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雑誌『SPA!』にインタビュー掲載2011.04.26 Tuesday
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雑誌『SPA!』にインタビュー掲載
『SPA!』といえば、昨年末、フジテレビ「ノイタミナ」のプロデューサーである山本幸治さんの連載「アニメ定量分析」に、初回の3回聞き手としてゲスト出演しましたが、それ以来です。
現在発売中の号で、
「震災報道「アテになるメディア」判定会議
という、特集記事で、インタビューを受けました。
震災報道に関しては、すでにいろんなところで議論されており、また、この特集記事でも専門の有識者の方々の目線でも素晴らしい記事もありますので、私はあくまで「学者芸人」という立場で印象に残ったもの、そして「ラジオっ子」として印象深かった3月12日のTBSラジオに荒川強啓さんが登場していたときにことなどをお話しました。
この記事の様子は、
WEBでも読めるようになっているようです。▼震災報道「アテになるメディア」判定会議
twitterは、デマも横行しましたが、もはや大規模メディアを通さずとも、剥き身の情報がダイレクトに、しかも地域限定的な情報、あるいはユーザーの求める情報が届くものとして、今回の震災でもその威力を再確認しましたが、
そうなるとテレビメディア、ラジオメディアの存在価値は、その情報の編集力にあると思いました。
twitterも、局所的には、ユーザーの編集能力そのものが問われる、「ユーザー=編集者」という、だれもがメディアになるというツールですが、
そういった双方向性のあるメディアではなく、情報の確からしさと「伝え方」に、品があると思ったのは、ラジオでした。
そのあたりのことから、新聞等で印象に残ったものなど。
紙面の都合上、ご紹介できなかったものもありました。
私としては、あらゆる記事のなかでも、下記署名記事、加藤祐子さんの記事が、大変印象深かったです(まだ読めるかな…)。▼日本の真の色が光るように 外国メディアも混乱しまくった大惨事のその先で
3月22日 gooニュース 加藤祐子
スペインに住む姉夫婦から、日本の惨状をメディアで知ったようで「いつでも来い」みたいな連絡があったりしましたが、たしかにこの記事にあるような事情であれば、海外在住の方々が、日本全国とんでもないことになっていると誤解しても仕方ないな、と思った次第です。▼東日本大震災:鳴らし続けた半鐘…消防団11人死亡・不明
3月23日 毎日新聞 鈴木一生、山本将克
この記事では、職責を全うされた消防団の方々が紹介されております。
「いま、私たちにできること」というのがキャッチフレーズになったりしておりますが、本当に、自分が消防団員だったらと想像し、その職責を全うできる自信のある人たちだけが、言う覚悟を持つべき言葉かなと思ったり。
遠藤周作に「役立たず」という私小説的短編があり、
これは遠藤周作が入院中、その入院患者たちのなかで、「小説家」という職業がいかに役立たずな存在なのか、ということを実感する描写があったのですが、
芸人であるという職責はなんなのか、なんだかなあと思ってしまう時流です。
しかし、いろいろ考えた結果、「フライデーナイトライブ」をやることにしたのです。
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『THE JAPAN TIMES』&『米粒写経の談話室 しのごの』2011.04.08 Friday
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お知らせもろもろ
◆米粒写経のトークライブ15日、開催!
15日に米粒写経のトークライブ「談話室 しのごの」がございます。
相方、居島一平とのトークライブ。
お互い当日まで相手がなにを話すか知らない状態での、スリリングなトークライブです。
個人的にも楽しみです。▼米粒写経の生ラジオ
「談話室しのごの」
〇2011年04月15日(金) 19:00開演(18:30開場)
〇出 演 米粒写経
〇料金 2000円
(満席になり次第締め切らせていただきます)
ご予約・お問い合わせはメール・お電話で佐藤まで。
bunchou@jcom.home.ne.jp
TEL/FAX 042-421-0406
ご予約の際は、下記必要事項をもれなくご記入のうえ、予約フォームからかFAXで。
(タイトル、日時、氏名、同行者人数、代表者住所、電話番号)
ちなみに、
この愛すべき相方・居島一平、なんとこのたびTBSラジオ『小島慶子 キラ☆キラ』の、かごしま茶のコーナーでレギュラー決定! 祝!
皆様、居島一平もよろしくお願いします。
毎週ですよ。
かごしま茶ですよ。私、お茶マニアですのに。そして鹿児島は、姉が研修で指宿にいた土地なのに(どうでもいいこじつけ)。
実は居島、毎週レギュラーが3本もあり(北区ケーブルテレビ、渋谷FM、キラキラ)、コンビ間格差が顕著になりつつあります。
やばいぞタツオ。PASMOのチャージができません。
どうか、サンキュータツオへチャリティお願いします。
◆英字新聞『THE JAPAN TIMES』にコメント掲載
本日発売の英字新聞『THE JAPAN TIMES』、学芸部の記者、イーデン・コーキルさんの書かれた、スリムクラブさんの記事に、私サンキュータツオ、学者芸人として芸風分析をコメントいたしました。
こちらの記事は、ウェブでも読めます。英字新聞といいますとビックリしてしまいますが、意外にわかりやすい英語で、私レベルでも理解できる構文で書かれておりますので、
英語で「ThankyouTatsuo」と書かれているくだらない感じを堪能くださいませ。▼Okinawa comic duo show less is more
2011年4月8日、『THE JAPAN TAIMES』
本日の「キラ☆キラ」での水道橋博士さんの「ペラ☆ペラ」のコーナー、スマイリーキクチさんの風評被害について。
本当にこんな出来事、我が身にふりかかると考えると…。
博士さん、グッときました。
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「メキキの聞き耳」裏話 〜「行動伝染の研究動向:あくびはなぜうつるのか」〜2011.04.08 Friday
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あくびは、なぜ伝染するのか!?
日本に、ここ30年の海外あくび研究最先端を紹介した画期的論文!
日本唯一の学者芸人にして、おもしろ論文探索家でもある私サンキュータツオが、
本日、TBSラジオ「メキキの聞き耳」@『荒川強啓ディキャッチ』でご紹介した論文は、
本田明生・大原貴弘(2009)
「行動伝染の研究動向:あくびはなぜうつるのか」
『いわき明星大学人文学部研究紀要』第22号
◆「メキキの聞き耳」本編はこちらをお聞きください。
上のウェブで本編聴けます。4/7のものです。宜しければポッドキャスト登録もどうぞ。
(4月7日の配信分です)
〇ということで、
80年代中盤から本格的にはじまった「あくび」に関する研究。
詳細は上記本編を参照くださいませ。
あくびの歴史って、けっこう浅いのですね。
そりゃま、わからなくても生きていけるし……ということだったのでしょうか。
どうでもいいけど、ちくびの研究している人はいるのだろうか。
以後、「あくび」を「ちくび」に読み替えて読んでみても味わい深いかもしれません。
はい、本当にどうでもよかったですね。
興味深かったのは、86年に、「あくびのことを考えるだけでも、あくびは出るのか」ということを実験したProvine氏が、実は笑いについても独自の視点に基づく研究を行っているということ。
彼は、神経心理学者だそうですが、おそらく、心理学という学問領域が成熟してきたときに、ようやく「あくび」に関心が集まったのだろうと推測されます。
行動伝染という、ヒトがヒトの行動をみておなじ行動をする、という切り口からの研究なので、
いま問題となっている買い占めなんかも、行動伝染だったりするのかしら。
たしかに笑いもそういう意味では行動伝染的要素があります。
自発的に笑うときもあるし、他人が笑っているのを見たり聴いたりして、思わず笑っちゃったり。
そういう意味では、あくびは自発的に出ることもあり、一方で、他人のあくびを見てあくびしちゃったりすることもあります。
なんでしょう、この行動伝染というものは。興味深い。
ということで、「なぜあくびをするのか」というのは、また別の問題として考えられており(血中酸素欠乏説が実証的に否定され、脳冷却機能としてのあくびという説が浮上したり)、
この論文では、あくまで行動伝染としてのあくびについての海外の研究史を整理してくれております。
〇主な実験では、
・あくびのことを考えるだけであくびが出るのか
・あくび映像を見るとあくびは出るのか(笑顔映像との比較)
・あくび文章を読むとあくびは出るのか(しゃっくり文章との比較)
・子どもにはあくびはうつるのか
(目の前であくびをしたらうつるか/あくびをする人の話をしたらうつるか)
・チンパンジーからチンパンジーにあくびはうつるか
・チンパンジーからチンパンジーの子どもにあくびはうつるのか
・サルにはあくびはうつるのか
・ヒトからイヌにはあくびはうつるのか
などがあります。
こういった実験を日々行い、目を皿のようにしてあくびを観察している学者が、世界には珍しくない。
そして、そんな学者を観察し、整理しているこの論文。
それを紹介している私。
なんなんでしょう、これは。
〇本編ではお話する時間もなかったのですが、
子どもには、4歳児まではあくびはうつらないというデータが非常に興味深かったです。
5歳から、人のあくびを見てうつる。
6歳からは、人があくびをする話を聞いてうつる。
これがなにを意味するかというと、心理学でいう「心の理論」という考え方があり、
これは簡単にいうと、「相手を思いやることができる想像力」がみにつくということらしい。
ということで、自閉症だったり、統合失調の人は、あくびがうつらないというデータが出ているのです。
このことが私にとっては衝撃だったので、以前よりお世話になっている目白大学の丹明彦先生にお話をうかがったところ、
やはり心の理論が未発達な人(だれでも最初は未発達なので、要は発達のスピードがやや遅い人ってことなのです)は、あいづちも打てないらしいのです。
つまり、相手のことを想像する、思いやることが、聞き上手足りえる、そしてあいづち名人、あくび名手というわけです。
さ、ここまであくびのことを読んで、「あくび文章」に触れたあなたは、あくびが出ましたでしょうか?
もし出たとしても、それはこの記事がつまらないからではありません!
あくびのことを考えたからです!
そして、人のあくびを見て、あくびがうつる人は、想像力豊かで、相手に共感している人だそうですよ!
これは本論文では「共感性」という用語で述べられている説ですが、共感していることは、少なくとも、嫌いじゃないってことですよね?
ということはですよ?
自分があくびをしたとき、話をしている相手にあくびがうつったとしたら、
これは少なくとも、相手が自分のことを嫌いじゃないってことの証拠では!?
フラグだ!
……か、あなたの話がよほど退屈で自発的にでたあくびか、のどちらか。
ちなみに、私はこの論文を興奮して読みましたが、不思議なことにあくびが出ました。
3回ほど。マジびびりました。
今日も、ラジオブースの外にいたスタッフさんが、二人ほどあくびしました。
これは……。あくびについてちゃんと考えてくれたと思っておきます。
〇ちなみに、放送終了後に、強啓さんから、落語「あくび指南」を聞いたらどうなんだろう、というご質問を受けました。
さすが強啓さん、「あくび指南」をご存知!
超うれしい。
実は、こんなこともあろうかと思い、某落語家さんに「あくび指南をやったら、お客さんあくびする?」と聞いたのです。
そうしたら、「上手い人がやったら、あくび出ているかも」とのお返事。
うおおお!
共感できるあくびってあるもんなんですね!
〇と、いうわけで、最後まで呑気な話でしたが、世の中はこんなことをしている人もいるんですよね。
こういうことに、時間を使えることが、文化ってことなんだと思います。
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本日、TBSラジオ「メキキの聞き耳」出演2011.04.07 Thursday
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TBSラジオ「メキキの聞き耳」出演
本日、
AM954、TBSラジオの『荒川強啓デイキャッチ』内のコーナー、
「メキキの聞き耳」に出演します。
17:15〜23分です。
私は、毎回「おもしろ研究論文」を紹介しておりますが、
今回は春の陽気にふさわしい論文をご紹介します。
お楽しみに!
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英字新聞『THE JAPAN TIMES』にコメント掲載2011.04.06 Wednesday
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英字新聞『THE JAPAN TIMES』にコメント掲載
ジャパンタイムズっす。
取材受けました。
なんだか、日本のお笑いシーンについてのコメント的なもので。
スリムクラブさんのことを分析せよみたいなことでした。
記者さんは、まごうかたなき外国の方でした。
ヒヤリング1級、口頭表現準1級くらいの方だと思います、非常に優秀だなあと思いました。
ボケとかいう概念の説明とか抜きで理解してくださいました。
4月8日、金曜日発売の『JAPAN TIMES』です。
英字で「ThankyouTatsuo」と名前が表記される日が来ようとは!
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『別冊マーガレット SISTER』にインタビュー掲載2011.04.05 Tuesday
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『別冊マーガレット SISTER』にインタビュー掲載
全力ではしゃがせてください!
集英社の『別冊マーガレット SISTER』さんに、私サンキュータツオ、インタビューしていただきました!
少女まんがが好きな男の人、ということで、3人くらいの男性にインタビュー記事が掲載されるのですが、そのうちの一人に選んでいただきました。
写真入りインタビューです。
集英社さんですと、『君に届け』『青空エール』などの単行本で毎度号泣している私ですが、
この機会に私の少女まんが歴をひもといていくと、けっこう古いことが判明いたしました。
姉が二人いたもので、小さいときから、家に少女まんががありました。
どこの出版社がどういう系のを出しているかとか、そういうのはわかっておりませんでしやが、あるものは全部読んでいたと思います。
ちなみに大人になっても何度も読み返して愛蔵版まで持っているのは、山岸涼子先生の『日出処天子』です。よく考えたら、これが私のBL原初体験でもありました。
そんなことを語っております。
けっこうな分量を割いていただきました、インタビューは、集英社で行ったのですが、集英社入ったのはじめて!
感動しまくりです。
私はジャンプよりも少女まんがに育ててもらったのだなと思います。
発売は18日です。
告知の表紙では4/1発売になっておりますが、震災の影響で18日になりました。
でも、発売中止にはならなかったので、集英社魂に感謝です。
ちなみに、河原和音先生の『高校デビュー』、1日から映画が公開されておりますね!
まんがはずっと読んでおりましたが、高校デビューの主人公、晴菜は、正直ドストライクです。
元気でバカでまっすぐな感じ。この子最高。
映画も楽しみです。
そして、そんな河原先生がいま別マで連載しておられる『青空エール』、私としては、いままでの河原作品にない挑戦があるように毎回拝見しているのですが、
これがまた涙腺を刺激してやまない繊細な作品になっております。みなさんも単行本などでお楽しみくださいませ。
うひょー、18日、楽しみだー!
生きてて良かった!
この仕事してて良かった!
たまにはこういう御褒美がないとね☆▼『別冊マーガレット』HP
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2011年8月28日(日)、日比谷公会堂 『大東京ポッド許可局』開催決定。2011.04.04 Monday
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2011年8月28日(日)、日比谷公会堂(2074名収容)
「東京ポッド許可局」イベント
『大東京ポッド許可局』開催決定。
ついに、この日を迎えました。
今年一番の大博打、完全自前産業の限界に挑み、売れたいと思います。
大東京ポッド許可局。いや、ここまできたら、特大東京ポッド許可局です。
地方の方も、ぜひ来てください。
新幹線で帰れる時間には終わります。
野音じゃないよ、公会堂だよ。すぐ近くだけど。
室内だよ。
日比谷公会堂。今年で80周年。中曽根康弘より12歳年下。だから大丈夫。
図面見ただけでもドン引きの広さ。
お笑いのライブだと1ブロックだけでも集めるのに一苦労。ひとつの長方形ブロックだけで、100人以上でつよ。
100人集まるお笑いライブってなかなかないですからね。
うぬぬ、許可局員の真価が問われる。
よーし、やったるでー!
来てくださると、局員のことを信じて、内容には絶対の自信をもってのぞみます。
以下 「お笑いナタリー」の記事より
8月28日、東京・日比谷公会堂にて「大東京ポッド許可局“日比谷公会堂に2000人集めたい”論」が開催されることが決定した。
これは、昨日4月3日より配信されている「東京ポッド許可局」の「第173回“金八”論」にて明らかになったもの。マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオ、みちが出演する予定で、収容人員約2000人の日比谷公会堂を会場に大規模なイベントが企画されている。
マキタはこのイベントについて「母さん……許可局はついに二千人を集めなきゃならなくなりました」とコメント。
プチ鹿島は「地方局員も、一見さんも、新婚さんもいらっしゃい!お待ちしてます」と呼びかけている。
サンキュータツオは「自主制作ポッドキャストの可能性の極限に挑むイベント」と意気揚々。許可局リスナーのみならず、ぜひ駆けつけよう。チケット販売に関する詳細はゴールデンウィーク前後に発表される予定だ。
サンキュータツオのコメント
Podcast Juiceのサービス終了などのニュースもあり、自主制作ポッドキャストの岐路が訪れます。
これは単なるイベントではありません。既存のメディア発のポッドキャストではない、自主制作ポッドキャストの可能性の極限に挑むイベントでもあります。
だれでもが、おもしろいものを作り出せる可能性がある、活力ある日本を演出するためにも、是非成功させたいイベントです。そして、このイベントは我々がより大きく羽ばたくためのキッカケにもしたいです。お友だちを連れて、是非見に来てください。
大東京ポッド許可局“日比谷公会堂に2000人集めたい”論日時:2011年8月28日(日) 開場16:00 開演17:00
会場:東京・日比谷公会堂
出演:マキタスポーツ / プチ鹿島 / サンキュータツオ / みち
料金:S指定席 2000円 A自由席1000円
S指定席は特典付きの先行販売限定
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◆金八とはなにか? 東京ポッド許可局、第173回配信。2011.04.03 Sunday
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金八とはなにか?
東京ポッド許可局、第173回配信。
マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの3人による、どんなに流行っても絶対タイトルを噛むラジオ、『東京ポッド許可局』、第173回配信。PCさえあれば、機種・メーカー問わずだれでも聴けますよー★
下のリンクをクリックしたら、無料で聴けるページに飛べるよ!
【第173回“金八”論】
<解説>
〇平成の、ちょっと乾燥してきた金八先生も味わい深かった。
金八を見ると、
「問題児」のありようが、時代とともに変遷してきたこともわかるのである。
『GTO』や『女王の教室』、『伝説の教師』など、教師ものの良作もたくさんありましたが、
これだけ時代を縦断的に切り取った教師モノはなかった。
『うちの子にかぎって』が、何年かおきにやってくれてたらどうなっていたのか、とか夢想しますが、ライバルのない状態で走りつづけた金八の魅力とは、なんだったのだろうか。
『金八』のライバルは、質はちがうが『北の国から』だったのかもしれない。
それにしても、
問題児たちは、みなそろって「ツンデレ」であった。
そのまま先生に出会わず、ずっと「問題児」である人たちのほうが圧倒的に多いことは、いうまでもない。
しかし、
昔の金八は、どちらかというとGTO寄りというか、問題児と一緒に、問題児寄りの目線で立って行動していたように思うのは、私だけだろうか?
それが、コメディ要素であったし、金八の破天荒な部分であり、坂本金八が、坂本龍馬っぽいイズムを持っていた部分であったのではないだろうか。
だからこそ、金八先生は「坂本」という名字だったのではないかと思う。
それが、いつしか金八は権威となり、攻める番組というよりは、守る番組となり、保守的になったし、親が見せたい番組化していったのではないだろうか。
金八を脅かす教師ものが、この30年、縦断的に展開されなかったことは、教師ものドラマの展開の難しさを物語る。
『ごくせん』のヤンクミは、そういう意味では注目に値するが、ごくせんの生徒たちは高校生であった。
生徒たちの反応ぶりとか見ていると、金八の生徒たちと似ているのだが、高校生ってもっと昔は大人だったよううな気がする。
高校生の中学生化が、ここ30年ですすんだのだろうか。
<配信>東京ポッド許可局
【第173回“金八”論】
【本日のキーワード】
三種の神器/妊娠/自衛隊/煙草/校内暴力/胸の高鳴り/相合い傘/銭湯/スナック/ブス率/詰め込み過ぎ/色仕掛け/古典/ニュー・シネマ・パラダイス/鳥の巣/上戸彩
▼過去の配信は「ラジオデイズ」にて購入可能
http://www.radiodays.jp/item_set/show/432
水道橋博士、泉麻人絶賛! コラムも充実!
「もやもや」の言語化を目指しています。
東京新聞、NHK-BS『週刊ブックレビュー』にて、宮崎吐夢さんが紹介!
■書籍 大好評発売中 2010年売れたサブカル本ノミネート 各種書評絶賛
『東京ポッド許可局 ~文系芸人が行間を、裏を、未来を読む〜』
著者:マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオ、みち、
みずしな孝之 (イラスト)
価格:¥ 1,890 出版社:新書館※Amazonはこちら
『東京ポッド許可局』 こちらが公式サイトです。
↑音声配信はこちら。
<店頭取り扱い店>
新宿、高円寺、馬場、町田、各ヴィレッジバンガード店頭、
タワーレコード渋谷店、ブックファースト新宿店
などにお立ち寄りくださいますようお願い申し上げます。
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4月の出演情報2011.04.01 Friday
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4月の出演情報
わかっている範囲で。個別に改めてアップすることもあります。
▼7日(木)ラジオ
『荒川強啓のデイキャッチ』@AM954 TBSラジオ 「メキキの聞き耳」のコーナー
タツオ 17:15〜24の出演
▼9日(土)イベント司会 23:30開演
『「C」放送開始&「モノノ怪+怪〜ayakashi〜化猫」Blu-ray BOX発売イベント』@テアトル新宿
タツオ
内山昴輝さんと一緒です。
▼15日(金)トークライブ
『米粒写経の談話室 しのごの』@新宿2丁目、RYU'S BAR道楽亭
19:00開演(18:30開場)/2000円/(満席になり次第締め切らせていただきます)
ご予約・お問い合わせはメール・お電話で佐藤まで。
bunchou@jcom.home.ne.jp
TEL/FAX 042-421-0406
ご予約の際は、下記必要事項をもれなくご記入のうえ、予約フォームからかFAXで。
(タイトル、日時、氏名、同行者人数、代表者住所、電話番号、打上・懇親会の参加の有無)
▼16日(土) ライブ 16:00〜
フラットファイヴ『フフフのフー ヒルフフ』@新宿Fu
タツオ(東京ポッド許可局)。 ネタのようなものをやる予定。
▼16日(土)ライブ 19:00〜
フラットファイヴ『フフフのフー ヨルフフ』@新宿Fu
米粒写経 気合の入ったネタやります。
▼20日(水)
大川興業『すっとこどっこい』@新宿Fu
米粒写経 ある意味、一番そのままの米粒写経が見られるレギュラーライブ。
その他、
毎週日曜更新のポッドキャスト『東京ポッド許可局』。水曜版も更新中。
毎週月曜日深夜更新のアニメ会の『ヲタめし!』には不定期出演。
有料ネットTV『アニメ会のアキバBBチャンネル』。
連載中の
雑誌『ゲームラボ』は16日発売。
雑誌『GetNavi』は24日発売。
雑誌『チャンピオンREDいちご』発売中。
その他、冊子『COMPASS』、等々、掲載の際は、細かくご紹介できればと思います。
8日(金)発売、英字新聞『THE JAPAN TIMES』コメント掲載。
18日(月)発売、集英社『別冊マーガレット SISTER』にインタビュー掲載。
みなさん、どこかでお会いしましょう。
4月も、花粉症と向き合うため、篭ります。
表に出ない仕事もあれこれやってますので、どこかで発表できればいいね☆
これからもお楽しみに!
追加の情報に関しては、こまめに更新できればと思います。
4.8
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