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脚本家デビューしました! 『ファイブレイン 神のパズル』BD3巻特典ドラマCD
脚本家デビューしました!
『ファイブレイン 神のパズル』BD3巻特典ドラマCD


120324_0749~0001.jpg 

現在、NHKで放送中のアニメ『ファイブレイン 神のパズル』、
BD&DVD第3巻の特典ドラマCDの脚本を、
私サンキュータツオが書きました!

この作品はサンライズさん制作で、
ご縁があり、シナリオ会議にも数ヶ月に渡り出席させていただき、
佐藤順一監督、そしてシリーズ構成の関島眞頼先生のお二人を筆頭に、
アニメつくりの最初の段階を目の当たりにしました。

ありがたいことに、このようなチャンスをいただき、
カイトとルークがオフの日にどんなことをしているか、ビショップを交えて展開するという形のものを書きました。
ほぼコントです。
カイト役の浅沼晋太郎さん、
ルーク役の櫻井孝宏さん、
ビショップ役の宮野真守さん、
お三方の声優さんには、ホントに感謝感謝です。

台本の意の汲み取り方というか、解釈のしてくれようがハンパなかったっす!
説明しないでも、なぜそこがそういう表現になっているか、わかっていただけているという!
これは、
自分のためにネタ書いたり、芸人にネタ書いたりするよりも、
圧倒的におもしろいと思った!
表現力って、おもしろさの8割を占める。

このドラマは、ビショップが暴走すること、
そしてルークがかわいく見えること、
それでいて、カイトとルークの関係が微笑ましく聴こえるといいなという目標を立てて書きました。

それが伝われば、嬉しく思いますが、伝わらなかったら、それは声優さんではなく本の責任だと思ってくださっていいです。それくらい、声優さんたちは完璧でした!
アフレコに立ち会いましたが、笑いましたよ私は。

第1シリーズは先日終わったばかりですが、
第2シリーズもすぐはじまります。

このドラマCDを聴いていただき、本編では描かれない彼らの日常の関係性、戦ってないときはこうあってほしいな、という部分を感じていただければ幸いです。


感想、お待ちしております!
ツイッターなどでもリプライしていただければ、飛んで喜びます。

また書きたいなあ、脚本。

BD3巻は、ギャモンが表紙です。
ギャモン、面白いよなあ!
こんなに走るキャラになるなんて!

2012.03.31

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 06:28 | comments(0) | trackbacks(0) |-
◆スギちゃんの「ない・ある」から「ない・ない」 〜今月の『GetNavi』裏話ブログ〜
スギちゃんの「ない・ある」から「ない・ない」 
 〜今月の『GetNavi』裏話ブログ〜


120331_1709~0003.jpg 

現在、私が連載しております、ただいま発売中の『Get Navi』、入手しましたか?
私の連載「サンキュータツオの芸人の因数分解」は、定位置102ページに掲載されております。

今回は、今年のR-1ぐらんぷりで準優勝した、スギちゃんについて書きました。

といっても、原稿を書いた時点ではまだ決勝進出メンバーも発表されるかされないかぐらいのときだったので、無事出て結果を残してくれたので胸をなでおろした。

この人を単なるキャラクターものの「一言ネタ」だと思ったら大間違いである。

系統としては、
ヒロシの一言ネタの系譜にあると位置づけてもいいかもしれない。

「ヒロシです 手から草の匂いがするとです」
たとえばこのヒロシのネタというのは、
だれかを共感させる「あるある」というものが薄く、
むしろヒロシというキャラクターを強化するエピソードに近い。
「不遇、不可解、モテない」などのキャラクターを重層的にするために、このような一文が効いてくる。
史上最短の一人芸であることにはかわりがない。

スギちゃんの場合は、「ワイルド」というキャラクターに収束させている。
しかし、その「ワイルド」が、実はそれほどワイルドではない。
単なる痩せ我慢であったり、エキセントリックな行動である。
それらを、「ワイルド」という言葉でまとめているのが、この人のまず第一の発見である。

コーラのペットボトルのキャップをはずして捨ててみたり、
チェーンの鍵番号を書いた紙を捨ててみたり、
サランラップのぎざぎざの部分をとってみたり、
水中メガネのメガネの部分を叩き割ってみたり。
めちゃくちゃである。
それがワイルドであるとは、普通の人は思わない。それを「ワイルド」でまとめたのである。

実家から米を送ってもらったものを着払いで送り返す、
ジージャンの袖を買ったそばからレジでひきちぎる、
芳香剤を買って換気扇のすぐ近くに置く、
使い捨てカメラを一枚だけ撮って現像に出す、
正直「どうしようもない無駄」ばかりである。

しかし、これらは「すぐに想像できる絵」であることが重要だ。
普通の人にとっては「ない」行動でも、想像してバカバカしいもの、そして芸人の見た目に不思議と合った行動ならば、このようなネタも笑いに繋がる。
単なる「あるある」ネタで押し切るピン芸人よりも、この人が決勝が進んだのは、このようなひとつ上のレベルのネタを盛り込んでいるからである。

状況が「ない」、行動も「ない」。
もし自分がワイルドだと言い張っている人なら、
コーラのキャップやサランラップのギザギザの件は、
百歩譲って行動は「ある」、「ないある」だと言ってもいいだろう。
むしろ、それを飲み込ませるところにこの人の説得力がある。

しかし、私がうなったのは、
「こなだい片栗粉を床にバラまいて、寝てやったぜ」
という行動である。
これはもう状況も「ない」、行動も「ない」。
ないないネタである。
そして、こうかぶせる。

「朝起きたら、うまみが閉じこもった気分になったぜぇ
 気づいたら卵とパン粉をかぶっていたぜぇ
 なんのことかわからんだろ?」

完全にイリュージョンである。ナンセンスをひとつ通り越している。

「生まれたてのワイルドだぜぇ」などもテクニックを感じさせた。
笑いの取り方が実に多様なのだ。
動きがあって、その動きがなんなのかを説明しているようで、ワイルドを絡めてくるのだ。
お客さんとの会話をしているような形から、謎を投げかけ、自分でこたえるという「形」。

つまり、スギちゃんのネタは、
まず
「A」という、自称ワイルドな行動があり、
そのあと、その行動をした際の感想やエピソードがかぶさる形で、
「a'」
「a''」
「a'''」
と展開していくのだ。
これはコメント芸である。

A→a→a'→a''→a'''
で、各箇所に笑いの仕掛けが用意されている。

水中メガネのグラスの部分を叩き割ったといったあと、
「ただ目のまわりを締め付けるだけのプラスチックになったぜぇ」
とか
芳香剤を換気扇のすぐ近くに置いた、と言ったあと
「いい匂いが部屋を経由することなく外に出ていったぜぇ」
とか、
おしゃれな言葉遣いで、
いわゆる「ツッコミ」に該当するセリフを、
自分ツッコミにするのではなく、「コメント」という形でしゃべっているのが、
第2の工夫である。

平凡なピン芸人なら、
「それタダの目を締め付けるプラスチックだろ!なんてね」
というところを「だぜぇ」というコメントに変換しているのだ。

しかも、この形のネタを、うまく配列していき、
「ないある」ネタから「ないない」ネタに展開していくのだ。

見た目に似合わず、ネタが小さいというバカバカしさを、このようなテクニックで包み込むのは、なかなかできる芸当ではない。
ものすごい発見的ネタであるといえる。

このような方法論の発見は、さらなるフォロワーを増やしそうである。

本誌では、
これを踏まえて、「スギちゃんがやりそうなネタ」を書いて、別の解説を書いているので、是非チェックしてみてほしい。

12.04.01



posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 05:57 | comments(0) | trackbacks(0) |-
◆ツインテールはネコミミの延長線上
 ツインテールはネコミミの延長線上
週刊『プレイボーイ』にインタビュー掲載

120331_1709~0001.jpg

3月26日発売の
『プレイボーイ』4/9号、

変態どもが大激論
「ツインテール」保護育成計画、発動!!

という記事に、インタビュー記事が掲載されています。

以前、
ツイッターにて、
「ツインテールの未来は、渡辺麻友の双肩にかかっている」
というような旨のツイートをしたところ、
「ツインテールについて語ってください」
ということで、取材を受けたのである。

本誌見たら、
「変態どもが大激論」になっていたので、
自分が変態であることをこの時知ったのであるが、
ひどい話である。
しかし、勲章といわざるを得ない。

日本ツインテール協会の方が出ていたので、
脇役として私は登場、顔写真もありません。

完全なる変態として登場しているので、必見です。

ツーサイドアップをツインテールの派生系として捉えたうえで、
私は、ツインテールという髪型自体、
二次元向きの、不自然なもの、
しかしだからこそ、ファンタジーであり、
メッセージするものが大きいと私は思っています。

私は三次元でツインテにしている人はあまり知りませんが、
このまま死滅させてしまうにはあまりにも惜しい髪型と思っております。

人を選ぶ髪型ではありますが、
私は、ツインテールは「ネコミミ」、「ウサミミ」の延長線上のもの、
女の子をかわいい獣に見立てるアイコンと思っております。

ロリータ以外では、
おてんばで快活な女の子がしている印象が強いのは、
この「猫」っぽさ、「ウサギ」っぽさなのではないか、
という自説を持っています。

なんか、紙面上では、
私が渡辺麻友さんに「ツインテールやめないで!」と言っているような形になっていて、
たいへんバカバカしい仕様となっております。

是非ご覧ください。

こちらでは、『FRIDAY Dynamite』でお隣の囲み記事だった吉木りささんという方が、水着になっておられました。

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 22:06 | comments(1) | trackbacks(0) |-
◆『渡辺篤史の建もの探訪』 連載:週刊現代「サウダージ」
 週刊現代「サウダージ」1989年3月26日〜4月1日
『渡辺篤史の建もの探訪』 「住」のグルメ番組


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こちらの見開きの今週月曜日発売の「週刊現代」2012年4月7日号。
私が中森明夫さんと連載中の「サウダージ あの日を旅する」、
今回は、1989年3月26日〜4月1日の出来事です。
「何年か前の、今週なにがあったか」という連載です。
この2ページは、まだその当時生まれていなかった人にとっても、奥行きのある読み物となっており、
年表で読み解く以上の情報がはいっており、大変興味深い連載となっておりま。

今回は、p86〜p87。
『渡辺篤史の建もの探訪』について書きました。

食通が、食べ物を味わって、コメントをするように、
建物通が、建物を味わって、コメントをしている番組、それが『建もの探訪』!

ヨイショくさくなくヨイショしがら、
また、人の家をなめまわすように見るという下品な行為をいかに上品に展開するか、
この番組の二面性について触れました。

渡辺篤史さんて、ホントにすごいと思うのである。
いまだ大学の講師もなさっているのだとか。
たしかにフィールドワークはだれよりもしているにちがいない。

是非、本紙に目を通していただければと思います。

*****

一部で人気。
<今週の『週刊現代』タツオ視点 ここ読んで>

▼酒井順子さん連載「その人、独身?」
この連載、ホントにおもしろい。
ちょうど、死に際について考えていたところだったので、
今回の「一人で死んだらダメなのか?」というテーマには、大いに共感もしましたし、
考えさせられました。

窒息死は窒息が死因だけど、孤独死は孤独が死因ではない。
孤独死と孤立死は、また別物、などなど。
論の展開が非常にスリリングで、毎週このクオリティ、おさすがでございます。
枕草子Remixですね!


みなさん、『週刊現代』買って読んでね。


12.03.30
posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 14:14 | comments(0) | trackbacks(0) |-
◆『偽物語』シリーズを800字で

『偽物語』シリーズを800字で
雑誌『FRIDAY Dynamite』掲載


現在発売中の
『FRIDAY Dynamite』(講談社)、4月10日号
「アニメ『偽物語』大ヒットの謎を解く」
という特集記事にて。

まだ大ヒットかどうかわからない段階でしたけど、
そりゃあ「物語」シリーズですから、大ヒットするだろうということで。

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800字で魅力を語りました。
吉木りささんという方の隣で、猛烈にオタクくせーことを語ってしまいました。


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800字じゃ魅力伝えるの無理だよ!
あと、『化物語』について語ってもいいルールだったのを、
本誌読んではじめて知った!
『偽物語』を中心に、ってことかと思っていたが、
そりゃそうだよなあ。

おもしろすぎるもの!


雑誌自体は、肌色多めの雑誌でした。
でも、ビックダディ特集が一番興味深かった。

03.04.01

posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |-
21日、米粒写経LIVE「地下室のコメディー」
21日、米粒写経LIVE「地下室のコメディー」

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相方・居島一平は、「雇われ単独」という表現をするが、まさにそれ。
ワンマンライブという意味で、
お店側から依頼を受け、2時間ほど米粒写経を堪能していただく大人の時間。

ただ、このワンマンライブは、
常に我々の「その時点」でのベストであることには変わりはない。
時間に縛られず、
考え考えやっていく。

雇われ単独は、あまり数多くやるべきものでもないかもしれないが、
お店側にお客様を集める覚悟があるのであれば、
私たちにとっては新しいお客様と出会える機会でもある。

また、最近私たちのことを知ってくださったお客様にとっても、
ベスト版を聴く機会になり得るかもしれない。

場所は、「武蔵小山」駅近く。
目黒からの東急目黒線か、都営三田線の「武蔵小山」駅。

という場所。
上記HPに地図、また行き方の動画など、丁寧に書かれているので、
良かったらご覧いただきたい。

光栄にも、お店の5周年記念イベントということらしい。
ゲストには、
大好きなアナログタロウさんがいらしてくれます。

こういうお笑いがあるのだということは、
私たちは存在証明しき続けるのである。

なお、予約・問い合わせに関しては、
お店の管理でありますので、
私どもにご連絡をいただきましても、
詳細わかりかねます。
下記電話番号、あるいはメールアドレスにご連絡ください。

たぶん、当日直接でも大丈夫だと思います。
宣伝してくれといわれましたので。

お待ちしております。


【アゲイン5周年記念イベント】
米粒写経ライブ「地下室のコメディーPART4」

出演:米粒写経(居島一平、サンキュータツオ)
ゲスト:アナログタロウ

場所:武蔵小山駅 ライブカフェ・アクセス
Open:19:00 / Start:19:30

入場料:2,000円(予約)2,500円(当日)

■予約・お問い合わせ
03-5879-2251 又は、s.ishikawa@cafe-again.co.jp

■アクセス
http://www.cafe-again.co.jp/access.html
東急目黒線、都営三田線「武蔵小山駅」西口下車1分。
〒142-0062 東京都品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル 地下1F


posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |-
◆『水戸黄門』長寿の秘訣 連載:週刊現代「サウダージ」
週刊現代「サウダージ」1973年3月19日〜3月25日
『水戸黄門』 東野英治郎は顔が怖い

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こちらの表紙の今週月曜日発売の「週刊現代」2012年3月31日号。
私が中森明夫さんと連載中の「サウダージ あの日を旅する」、
今回は、1973年3月19日〜3月25日の出来事です。
「何年か前の、今週なにがあったか」という連載です。
この2ページは、まだその当時生まれていなかった人にとっても、奥行きのある読み物となっており、
年表で読み解く以上の情報がはいっており、大変興味深い連載となっておりま。

今回は、p86〜p87。
『水戸黄門』について書きました。

番組の魅力は本誌を読んでいただきたいのであるが、
盛り込めなかった要素として、
『水戸黄門』て、『ルパン三世』っぽいなと思うところがあったり。

なんとなく、基本ユニットは三人で、
ルパンにとって助さん格さんって、次元、五右衛門ぽかったり。
上下関係はないし、ルパンのほうがいつ裏切るかわからない緊張関係なんかもあって、
そちらのほうが大人向けなのかなと思うのだが、
それにしてもある程度「いいマンネリ」を乗りこなしつつ、
40年以上続いたシリーズである。

あと、どうでもいいけど、東野英治郎は、顔がこわすぎた。
子ども心に、「こえっ」って思ったのだが、
こういう人が仏のような心だから、みんな言うこと聞くんだよな、舐められないよなって思ったものだった。
西村晃もどことなく眼光がするどく、
思えば黄門様って、ちょっと怖いくらいの部分があったほうが、引き立つなと思った。

是非、本紙に目を通していただければと思います。

*****

一部で人気。
<今週の『週刊現代』タツオ視点 ここ読んで>

▼巻末の写真記事「田中角栄と私」 佐藤あつ子さん

この写真、田中角栄がお父さん然としていて、家族写真なんかも味があっておもしろい!


みなさん、『週刊現代』買って読んでね。

*****

追記:

読者の方から、
第1部のスタートが69年で、この記事で扱っている73年スタートの第4部が、あたかも最初のシリーズのような書き方になっている、というご指摘を受けた。
もちろん、第1部のスタートは69年なのは、知っていた。特に、助さんに関しては、杉良太郎さんが第1部でつとめた、そしてその後の助さんのイメージを決定づけたのは有名な話だ。
そのことを、記事に盛り込めなかったのは申し訳なく思う。

熱心に読んでくださっている方がいるのは、大変嬉しいことである。
今後は誤解のないように、未熟ながら努力したいと思う。

12.03.26
posted by: サンキュータツオ | 書き物 | 14:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
中村シュフが東京新聞に!

中村シュフが東京新聞に!



東京ポッド許可局」の水曜版で登場した、主夫芸人の中村シュフ
本日付け、東京新聞朝刊最終面「みやこdeプチブーム」に記事掲載。

M-1グランプリでも準決勝に行った経験もあり、芸人力もピカ一である。
許可局に出てからというもの、いろいろな話がきて、
雑誌に載ったり、ワークショップをやったり、最近ではいろいろな番組でも名前があがるようになってきている。

彼には、掃除とか節約とか、そういうニッチな部分に特化するのではなく、
家政学部出身、家庭科教員免許、保健体育教員免許などをもつ、
学術的裏づけをもって、
これからの夫婦像、夫の家事参加に関して、
大いなる啓蒙的存在、しかも敷居の低い、だれでもができる間口の広い、そして総合的にアドバイスできる「ホンモノ」として、堂々としておいてもらいたい。

サラリーマンでもマネでき、今日からすぐできる家事の手伝い方。
レベルアップしていく家事。

家電や文房具などが流行するのであれば、
男性の家事参加まではあと一歩と、個人的にはマーケティングしている。

この男が全国的に必要とされる日は、もうすぐ近くまで来ている。
消費が早いのではいけない。

私は、彼と、講演会のセットで、全国を回りたい。
どうでしょう、全国の講演会を仕切る方々。
学問的かつエンタメの、人生で一度は聞いておいたほうがいい講演会をお約束します。
学問がより身近に、そして家事をすぐやってみたいな、なんて実践的な部分を感じさせる、
楽しい講演会になるのではないかと。

サンキュータツオお笑いゼミ(通称:タツオゼミ)が誇る、優秀な助手である。
まだまだ楽しいことは、たくさんある。

こういう人には、日本の将来を明るくすることだってできるのだ。
ちなみに、
この人のブログの記事は、ときとして文学的でさえあるような行間がたまに顔を出すことがある。
気を抜いて読んではいられない。
しかも、だれしもが読んで苦にならない分量にまとめている。
毎日更新していて、感心する。
でも、コメント欄には「インド人」のコメントが頻繁に登場する。
もっとほかの人もコメント書いてあげればいいのに。
いまのところ、シュフはインド人に響いているようだ。
実は「インド人」が、奥さんなのではないかとヒヤヒヤしている。公開ノロケである。


東京新聞、記事の文責:大山くまおさん、ありがとうございます。

posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |-
ツイッター連動機能
ツイッター連動機能を停止しました。

ブログでのツイッター連動機能のうち、「まとめ機能」を停止してみた。

なんか読みにくいよね。
あと、おばさんに読みにくいって言われたから。

私はおばさんの言うことには従う主義なので。
親戚のおばさんだよ。海千山千だよ。間違いないよ。

ツイートのまとめを、自分でどのツイートにするか選べればいいんだけどなあ。
自分でコピペとかするしかないかな。


ブログは更新すると、
「そんな時間あるならうちに原稿入れてください」という人たちの顔が思い浮かんで、
迂闊に更新できないのだけれど、
ツイッターはそのへん敷居低いので割とつぶやいてます。
という人が多いと思います。

それでもめげずにブログは更新していこうと思います。
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |-
◆オールナイトニッポンオーディション予想おじさん 東京ポッド許可局、第220回配信 
オールナイトニッポンオーディション 予想おじさん
東京ポッド許可局、第220回配信。
 
マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの3人による、どんなに流行っても絶対タイトルを噛むラジオ、『東京ポッド許可局』、第220回配信。PCさえあれば、機種・メーカー問わずだれでも聴けますよー★

下のリンクをクリックしたら、無料で聴けるページに飛べるよ!

第220回“オールナイトニッポンオーディション予想おじさん”】



<解説>
あのニッポン放送が、「オールナイトニッポン」のパーソナリティを公募し、オーディションを行った。
月曜日から金曜日までの、5日間ぶんの5組のパーソナリティである。
深夜3時から5時までの2時間番組。
4月からはじまる。

我らが東京ポッド許可局も、自分たちで動画を撮影し、応募した。
現在、1609組の第一次審査を通過し、残り59組の第2次審査まで進んだ。
二次は急な審査だったので、スケジュールの調整をし、
全組中、一番最初に面接を受けた。
そこで撮影したのが、下記の動画である。


発表は、3月上旬だというので、
ここはメタおじさんとして、いままでM-1などの予想をしてきたので、
自分たちが受けているオーディションも予想してみた。
そうは言っても、この放送、少し前に収録したので、これが配信される頃には発表もされているだろうと踏んでいたのですが、
いまだまだ結果は発表されていない。

3次があるのかもわからない。
連絡がいつあるのか、ダメだった人にも連絡があるのか、まるでわかりません。
もう3月も中旬です。


ただ、この動画の再生数やコメント数が、
なんとなく参考になっていることは確かそうである。

どうせなら、お祭りとして盛り上がろう。

早速下記の動画を視聴されたい。

第一次審査は、「3分間のおもしろい話」というテーマだった。
今回の第二次審査に、テーマはなかった。

「面接と、据え置きになっているビデオカメラの前での、2分間の自己アピールです。
自己アピールのテーマは「なし(フリー)」です。
セッティング時間が無いことと、2分という制限時間以外の制約はありません。
歌・ネタ・芝居・トーク、カメラの前で何をやっていただいても構いません。」

ということであるので、
まず絶対なのは、2分という尺を守ること。
自己アピールになるようなことをすること。

私が選ぶ側の立場の人間なら、どれだけ遠心力を発揮できたかを考える。
なにをやったか、
なにをしゃべったか。

自己紹介に終始するのと、自己アピールはちがう。
ネタをやるのもいいが、それはラジオ番組のオーディションのアピールになるのだろうか。
宣言的なものもいいかもしれないが、その宣言がどう番組の魅力につながるのか。

結果、私たちがいきついた先は「フリートーク」でしかなかった。
2分という時間内で、いかに自己紹介したところで、私たちの知らない人へはなかなかアピールにはならない。
なにかを語ることで、「こういう人たちがいる」ということの紹介になり、PRになると良い。
むしろ、それしかない。

では、なにかを語るとはどういうことか。
身辺雑記的なものでもいいのだが、よほど多くの人の共感を得なければならない。
それは有名人ならいいかもしれない。
ただ、私たちのような無名の芸人では、引きにならない。
そもそも、肩書きのある人の語りを求めているのか、そうでないのかは、このオーディションの哲学に関わるので、それはわからないが、あくまで、
「オールナイトニッポンR」にも出演歴がなく、個人での応募、
オーディションでなければ救いとれないユニットで参加したのには、私たちなりの必然があると思っている。

肩書きなき大人たち三人がなにを話せばよいか。
それはつまり、多くの人が知っているであろう、また、この番組自体の視聴者が知っているであろう、あるいは、このことに関心を持っている人、あるいは持っていなくても話を聞けば興味をもてる人、を視聴者にしたいという私たちのメッセージでもあるのだが、
AKB48という、いま、日本で一番ああじゃないこうじゃないと語ることのできる対象を選んだのだった。
2分で語ろうとするのは乱暴かもしれない、だが、この動画を見て、
ああじゃない、こうじゃない、そう思う、そう思わない、そういう見方があったのか、
といろいろ語りたがる人たちが出てきてくれたら、私たちとしては本望である。

動画の撮影があります、というのは聴いていたが、
公開するかどうかは不明だったので、
二次面接のときに直接うかがった。
「この動画は公開するのですか?」と。
答えは、「まだわからない」だった。
なにせ2日間にわたる二次面接の、初日のトップバッターである。
いろいろどうなるかわからなかったのだろう。

公開される場合のことを考えて、このテーマに決めたのだった。


ほかの人の動画も観てみたが、
3000以上カウントがまわっていて、
自己紹介で終わらず、ネタもやらず、宣言だけでは終わらず、
自然な会話ができていたように思うのは、
Hi-Hiさんと、「和田正人・五十嵐隼士」さんのそれだけだったように思う。すみません、和田さん五十嵐さんのことは、今回はじめて知りました。若くていいですね。
ただ、大前提である時間厳守というルールは、どこにいったのかと思ってしまうのであるが。

ものすごいカウントのまわっているNogod団長さんという方は、すみません、この方もはじめて知ったのですが、「意気込み」だけで終わっているものの、非常にしゃべりの立つ方で、ラジオ向きのしゃべりだなと思いました。
普段、どんなことをお話する方なのか、気になりました、なにかアピールになるような話というか、ラジオだとどういう雰囲気のことをしゃべるのか、聴きたかったなあ。

なんという感じで、なかなかほかの方の動画も楽しかったりするのです。

できたら通りたいところです。
ポッドキャスト、自主制作からはじまった私たちが、どこまでやれるのか、実験はまだまだ続きます。

 


グ:【追加】【削
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0) |-