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サンキュータツオ講演会のお知らせ:朝日カルチャーセンター 3/22湘南教室、3/29新宿教室2014.03.21 Friday
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国語辞典は3月、4月に集中的に売れる書籍です。
季節もの、というわけではありませんが、関心が高まる時期というのがあるもので、
この3月、国語辞典にまつわる講演を、朝日カルチャーセンターの湘南教室、新宿教室でそれぞれ行います。
お近くにお住まいの方は、ぜひともご参加ください。
書籍の販売や、ご希望の方にはサインもいたしますので、この3月の週末、フラッと立ち寄ってみてはいかがでしょう。
なにも用意する必要はありません。
あなたの「興味」さえあれば、お話したいことは無限にあります。
下記、リンクしたページに講演の詳細と、申込みフォームがありますので興味がある方はどうぞ。まだ間に合います。
▼3/22(土)16-18 朝日カルチャーセンター湘南教室「国語辞典の遊び方」
藤沢市藤沢438-1藤沢ルミネプラザ9階
▼3/29(土)15:30-17:30 朝日カルチャーセンター新宿教室「国語辞典の遊び方」
新宿区西新宿2−6−1新宿住友ビル4階
両日で内容を変えるかもしれませんし変えないかもしれません。
当日の受講者の様子を見つつ、一緒に楽しめる空間にしていきたいと思います。
どんな雰囲気だったかは、追ってご報告したいと思います。
全国どこでも講演参ります。
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『DVD&ブルーレイ VISION』連載:サンキュータツオのアニメ論考『ニセコイ』2014.03.20 Thursday
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毎月20日発売の日之出出版『DVD&ブルーレイ VISION』。
この雑誌で「サンキュータツオのアニメ論考」という連載を、もう1年以上続けています。
ありがたい場所です!
今月は現在オンエア中の『ニセコイ』について論考したものを書かせていただきました。
この作品は原作の会話劇から繰り広げられるコミカルな感じと、アニメ制作会社であるシャフトの御家芸(?)ともいえる会話劇を飽きさせない演出が、いいバランスでマッチしているように私には見えます。
とってもおもしろいです。
「好きじゃないけど仕方なく付き合っていると言わざるを得ない状況」から、周囲には彼氏彼女の関係だとウソをつくことからはじまる関係。
こんなの相手のことじょじょに好きになるに決まってるし、おもしろいに決まっている!
それにしても今回は新房監督が総監督にまわっているとはいえ、キャラの話しはじめの目のアップとか背景の描写のリアル度外視ぶりとか、止め絵もいろんな見せ方あるなと萌えまくりの、とにかく「直線」の美しさに酔いしれることのできるアニメだと私は思っています。
この作品の魅力に迫ったコラムは、p133にて!
2014.03.21
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『早稲田学報』コラム寄稿:「早稲田文学と私」2014.03.17 Monday
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学内誌、ではないのですが、早稲田OBや現役生の自宅に届く冊子『早稲田学報』。
一般売りだと1000円です。
その4月号に「早稲田文学と私」というテーマで短い文を寄稿しました。
早稲田文学への想いを文字にするのには、大変なことです。
私が学生編集員として携わっていたのは私とおなじ年に発刊した第8次早稲田文学。
そしてその生みの親である、平岡篤頼先生に1995年大学入学とともに出会った。
私と早稲田文学の物語はそこからはじまる。
平岡先生は「ブンガク」のなんたるかを教えてくださった学部時代の恩師です。
卒論の指導もしていただきました。先生が定年を迎えた2000年3月、私も学部を卒業しました。
それからも先生との交流は続きましたが、その話はまた別の機会に。
2014.03.21
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サタデーアフタヌーンライブ-生活をデザインするお笑いライブ-2014.03.15 Saturday
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15日の土曜日は
『サタデーアフタヌーンライブ』というライブを立ち上げました。
オフィス北野『フライデーナイトライブ』では、どこの事務所にも所属していないフリーの超若手(といっても、けっこう年の人もいる)の人たちが、売れることを目指してオフィス北野に挑戦すべく、「チャレンジコーナー」というコーナーに出て、上位入賞者が所属に近づくシステムをとっています。
ライブを立ち上げてから数年が経過し、現在では『フライデーナイトライブ』から所属にいたった芸人も数組出て、また「北野ファーム」という、いわゆる「預かり」的なポジションの芸人も10組以上抱えるに至りました。
こうなってくると、本家『フライデーナイトライブ』に出られる芸人が限られてきます。
『フライデーナイトライブ』から所属に至った芸人、そして北野ファームに入った芸人が一同にあつまるライブがないよね、というところで、この『サタデーアフタヌーンライブ』が立ち上がりました。
※「北野ファーム」が全員でるライブは『北野ファームライブ』というのがあります。
夕方からやる土曜日のライブということで「サタデーアフタヌーンライブ」になりました。
夜やってしまうと、サタデーナイトライブ、となってしまうので丸パクリになってしまいます。
単にネタだけやっても面白くないし、せっかく夕方から笑いに来てくださるお客様がいるのだったら、
そのお客様にはほかのライブでは見られない構成、見られない内容のもので、
その日の帰りから、ちょっと世界が変わるような、なにかを行動にうつしてしまうようなライブを設計したい、
ということで、
コンセプトを「お客さんの生活をデザインする」ということにしました。
言い方はちょっと硬いかもしれませんが、
このライブにくる前と、きた後で、行動になんらかの影響を与えられるようなものにしよう、と。
笑うだけではなくて、今後こういうところに気を付けてものを見てみよう、とか、これを買ってみよう!と思えるものを残したい、ということでこうなったのです。
そこで、3組ずつネタをやり、トークコーナーを設けて、3組がそれぞれ1分間の「おすすめタイム」中に、お客様にご提案したい生活の一品、あるいは、考え方などを紹介する、ということになったのです。
私は司会で参加しました。
これがけっこうおもしろかったので記録しておきたいと思います。
スケジュールの都合で出られなかった芸人もいたので、参加は11組。
コンビ名(芸名)、一品(紹介者)、の順です。
がじゅまる 映画『ヘンリー』(スーミーマン)
荒ぶる神々 映画『ドラえもん』シリーズ(馬場)
ルサンチマン 明治神宮 西参道の芝生
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The まてぃーに サバイバルゲーム(嶋田)
林健太郎 ふくやの辛子明太子
マッハスピード豪速球 槇原敬之(ガン太)
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森石ミドリ 藤井システム
馬鹿よ貴方は Gotthard(平井ファラオ)
マザー・テラサワ ソーカル事件
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昨日のカレーを温めて 黄金比(山下)
ホロッコ ドン・キホーテのやきいも(ほり太)
いかがでしょうか?
文字だけでも、将棋の戦術からやきいも、黄金比という概念までという、この多種多様ぶり。
個性的なメンバーがよくもこれだけ集まったものだと思います。
小保方さんの出来事を踏まえて「ソーカル事件」を説明するテラサワなども見事でした。
タツオ賞があるとしたら、平井の「Gotthard」でした。
スイスのバンドらしいのですが、天才ボーカルが急死してしまったというエピソードも加え、さらにその音楽性までをもヲタク的分析で語り倒したという。キャラにないことさせてごめんねと思ったのですが、彼のポテンシャルも込みで、素晴らしいプレゼンでした。
ただ漠然と「プレゼンせよ」みたいなライブは無数にあるのですが、「生活をデザインしよう」という言葉でライブのコンセプトと一体化させたのはこのライブが初だと自負しています。
またどこかで継続的にできればと思っています。
夜は『フフフのフ―』で漫才、毎月第三土曜は新宿Fuでのライブです。
来月の夕方は『コントツアーズ』という、また一風変わったコントのみのライブの第二弾です。お楽しみに!
3.21
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オフィス北野『フライデーナイトライブ』 2014.03 ご来場感謝2014.03.14 Friday
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3月14日、オフィス北野『フライデーナイトライブ』、ご来場くださった皆様、誠にありがとうございます。米粒写経で漫才をしました。『米粒写経のガラパゴスイッチ』で初披露したネタを、思うところあって大幅改良したものをやってみましたが、ご覧になった方は、いかがでしたでしょうか?毎度のことながら大勢のお客さんにご来場いただき、こんなにうれしいことはありません。このライブは、出演者と事務所で共催している、非常に珍しいライブです。ライブのコンセプトを決め、出演者を決め、どのコーナーでなにをやるのか、そしてどのように宣伝し、どういう方々に来ていただきたいのか、考えに考えぬいたライブです。いわゆる「事務所ライブ」というと、完全に事務所主導型のライブで、出演者はネタのことだけを考えればいい、あるいは友だちにチケットを売ってお客さんを集める、というものですが、もはやそういうライブ運営形式では、なんのプロモーションにもならないし、なんのライブなのかという認識を共有することもできません。幸い、私はフリーでいる時期が長かったので、フリーでできることの限界と良さの両方を知っていますし、事務所の良いところ、スタッフさんの得意なものもじょじょに知っていっているところで、この『フライデーナイトライブ』にいままでの経験といましか試せないこと、そして立場関係なくライブを「作っていく」ことができていると実感しています。このライブは、マキタスポーツが売れ、プチ鹿島が金曜のレギュラー放送をものにしたり、徐々に結果を出しつつある芸人もいて、さらに昨年には数組所属芸人を輩出するなど、若手育成の場として馴染んできたところです。今回はチャレンジコーナーの司会を、マッハスピード豪速球のガン太が務めたり(木村裕子ちゃんのアシスタントあってこそ可能な挑戦!)、一本ネタでは、新しく所属になった林健太郎や、北野ファーム(預かり的なポジションの人たち)のかっぽんかっぽんが登場したり。「義太夫の部屋」ではグレート義太夫さんが音楽ネタを披露してくださったり。ベテラン、中堅、若手、超若手とうまい具合にブレンドした熱気あるライブです。このライブは最重要拠点としてこれからも永続的に開催できるライブにしていきたいという野望があります。そしてこの場から、いろいろなごひいきを見つけていただき、笑いだけではなく、お客さんの新たな「発見」を届けられるライブにしていきたいです。今回はスケジュールの都合でマキタさんと鹿島さんが出られないという非常に苦しい状況のなか、しかもお客さんが入らないといわれる3月に、あれだけのお客さんが来てくださったという事実。また新たなステージに向かえるような気がします。まだ来たことがないという方は、奇数月の第二金曜日にやっておりますので、ぜひご来場ください。次回は5月9日。会場は毎度おなじもの新宿ハーモニックホールです。ご予約はこちらのまでお名前と枚数を送信していただくか、か、ローソンチケットでチケット販売中です。お笑い芸人を目指す、フリーの超若手の方も、いまならまだネタみせなどに私なども参加しておりますので、直接アドバイスなども可能です。是非オフィス北野まで連絡してみてくださいね!3.21
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永江朗さんと国語辞典トークショー@アカデミア港北2014.03.08 Saturday
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3月8日(土)、大修館書店さんのご厚意で、
横浜のノースポート・モールという巨大なショッピングモール内にある書店、
アカデミア港北
という書店様で、『広辞苑の中の掘り出し日本語』を著した永江朗さんと、国語辞典にまつわるトークショーをいたしました。
こんな看板が書店の入り口にあってとってもビックリ。
書店内に、トークショーができるようなスペースがあることにまたビックリ。
永江朗さんとは大阪での国語辞典にまつわるシンポジウムなどでもご一緒したことがあり、安心してお話することができました。
非常に温厚で優しい方ですが冗談もひっきりなしに出てきたりして、気の抜けない先生です。
私は永江朗さんがすごく好きなのですが、その理由は「目が狂人のそれ」だからです。
書痴、というべきか、やはりなにかひとつの道を究めた人独特の、なんというか変態とでも言うべきか、なかなか言葉が見つかりませんが、好奇心が強すぎる目をなさっていて、一目見て「あ、この人ホンモノ」ってわかる感じがたまんないです。
蝶ネクタイなどしていますが、そういう外見に騙されてはいけません。
永江さんと写真を撮るのを忘れてしまいました。
今日はお見せできないのが残念です。
お客様も大変興味深く聞いてくださり、この一年『国語辞典の遊び方』を出版してから出会った方々のお話や、仕入れたお話などもできて充実した時間でした。
なかには親子連れもいたりして、『たけしのコマ大』で見ました!と声をかけてくださる方もいらして、うれしいひとときでした。
こういうことが、演者の心をどれだけ支えることでしょう。私に限らず、良いと思ったものをどんどん声に出していってくださいね。人は得てして不満に思っていることだけを口にするもので、それをすべての意見かのように誤認する人も大変多いものです。
アカデミア港北さんでは、私の本もこのように店頭で展開してくださっています。
うれしい!
国語辞典探求の旅はまだまだ続きます。
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