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【浅草・東洋館 3月 出演してきました】2016.03.31 Thursday
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米粒写経で活動しているのですが、
新宿周辺でのいくつかのライブのほかに、隔月で数日、浅草の東洋館という演芸場にでております。
これは、ボーイズバラエティ協会という、オトネタをもっている芸人たちが中心となっている団体に、なぜか私たちがそのなかの「色物」として漫才をやるということで所属しているからであり。
浅草、この年になると好きですわ。
いまでは隔月でこの場所に行くのがちょっと楽しみ。
昼間の出演なので、お年寄りがニコニコしている、常に満員、という特殊な場所ですので、ネタは毎回、泥臭く笑いを取りに行くおなじやつを、マイナーチェンジを繰り返し。
自分たちの前後に出演なさる、立川流の落語家さんたちの落語も楽しみで楽しみで。
もちろん、ボーイズの師匠たちのネタも楽しい。
実は最寄駅は浅草ではなく田原町。
浅草から演芸場に向かうと、観光客だらけでとても歩いていられない。
というわけで、銀座線で向かっています。
田原町駅の階段をのぼりきるとある焼きそば屋が大好きです。
前通っただけでおいしいよ。
演芸場にいく間にある看板なんだけど、噺をきいてクスリとするのかといつも思う。
知らない人だらけだと思うんですけど、秘境ですよ。
まだ見つかっていない人たちばかり。
というか、私たちを含め、見つからないままかもしれない人たちの、演芸場を愛するピュアさに触れるのもいいかもしれない。
とはいえ、昔からずっと売れている師匠方もおり。
若手のお笑いライブもいいけど、ホントにここは時間の流れがちがうんだよ。
お笑いは、「おもしろい」と「つまらない」しかないと思っている人がたくさんいると思うけど、そのほかに「くだらない」という美学が存在する。
そして、いろんなパターンを見尽くすとこの「くだらない」という第三極が俄然力をもってくるのよ。
ハッキリいって暴力、というくらいズルい笑い。大好き。
…隔月くらいがちょうどいいのかな。
3月は、23日、28日、30日の出演でした。
30日はスペシャル寄席、これはなかなか入らないんだ。
今度出るときは宣伝してみる。
2016.04.07
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【『WOWOWぷらすと」NBA井戸端会議 リアルイベントin渋谷Taco Bell #ぷらすと #wowownba】2016.03.31 Thursday
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「WOWOWぷらすと」、3月から編成が変わり、毎週火曜、水曜、木曜の3日間、21時からの放送になっているのですが、
私は木曜担当。
で、定期的にやっているテーマ「NBA井戸端会議」のリアルイベントが渋谷のTaco Bellで行われました。
日本のNBA好き、しかもWOWOWでNBAを観ていて、タツオ、中原さん、太整さんの三人の「井戸端会議」まで知っている孤高のNBAマニアはどれだけいるのか…。
正直心配していましたが、岐阜や茨城からかけつけてくださった猛者もおり、感激しました。
みんな、しゃべりたかっただろうなあ。
いつもは本番2分前くらいに集まるメンバーですが、この日ばかりは30分前集合。
でも、やっぱり集まっちゃうと本番前にもNBAの話。
やっぱしゃべっちゃう太整さんと中原さん。
ダメだって!
というわけで、ゲストに声優の谷山紀章さん、佐々木クリスさんをお迎えしての90分置いてきぼりトーク!
楽しすぎました。
話題はゴールデンステート・ウォリアーズの73勝はあり得るのか、というのと、スパーズ VS ウォリアーズのプレイオフの行方についてがほぼ8割。
この話題は、ここ20年くらいのNBAのトピックのなかでも、マニアが語り倒すのにもっとも味わいのあるトピックでもあるのです。
満員のお客さんも参加してもらい、質問コーナーも盛り上がり、こんなに幸せな時間はありませんでした。
終演後も、別場所で延長戦。そこでようやくイースタンの話など。
これからもWOWOWぷらすと、NBA井戸端会議をよろしく!
毎週木曜、WOWOWぷらすと観てね!
NBA超おもしろいから! この20年で一番おもしろいといっても過言ではない。
2016.04.07
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【東京ポッド許可局@東京グローブ座 ご来場感謝 #tokyopod】2016.03.30 Wednesday
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3月27日、東京グローブ座でのTBSラジオ「東京ポッド許可局」のイベント、
俺たちと年度末と東京ポッド許可局、
ご来場にお客様、誠にありがとうございます。
700席近くが5分で完売したという、ありがたい状態でのライブとなりました。
ライブは三八マイクの前で2時間、フリートークという過酷極まる状況で行ったのですが、
この緊張感と、この日のために高めていってるストレスは、だれが共有できるんだろう。
でもそれがめちゃくちゃ楽しいのだ。
これが、少しでも打ち合わせや決め打ちができちゃうと、完全に「ネタをくる」作業になり、またその練習した感じとか、ストイックな感じが変な緊張を感じさせ、お客さんの肩にも力がはいる。
そうではなく、このライブは普段番組を聴いてくださっている許可局員との壮大なオフ会でもあるのだ。
しかし、この方法は、演者と観客に、ネタライブでは味わえない緊張と至福の時間を提供する代償に、
「一回しかできない」という一回性に収束していく。
複数日公演ができない。ゆえに効率が悪い。
でも、やらなきゃならんのだ。証明するために。
制作費を自力で稼ぐタイプの番組。
時間帯は4月以降も変わらず土曜27時。
それでもやる。やるんだよ。前を向かなきゃなにも変わらないんだよ。
私たちはとにかく「生」であること、加工しないことにこだわる。
ゆえに、会場入りして舞台にあがるまでも、Ustreamで生中継した。
近くの公園で開演をまつ姿を中継したのだ。ものすごいお金をかけたけど。
普段、カメラに向かって人がしゃべっている映像に慣れている人は、生中継だと気付かなかったかもしれない。
でも、「生中継だよー」と言わないのが、ホントの覗き見なのだ。
9月16日(金)には、中野サンプラザ公演を行います。
全国の許可局員は、この日の予定を是が非でも空けるように。
盛大なる一回性。
許可局の公演は、どの公演も「あの公演を生で観た」ということに大きな意味をもたせていきます。
一緒に物語を作っていく。それを許可局員にも体感してもらう。
だって、支えているのが許可局員なんだもん。クラウドファウンディングのようなもんよ。
ゆえにグッズの売り上げが大きいのであるが、今回は急遽のゆえ、在庫売り尽くしセール。
お花をいただいた「WOWOWぷらすと」さん、「山梨放送」さん(4月から週二回放送に!「どうでしょう」状態)、
ありがとうございます。
そして、3月まで、隔週3回のスポンサーになってくださった日清食品さんから、
全員のお客さんに「どん兵衛」の生そば食感鴨だし をプレゼント。
発売前日に粋な計らい。
感謝です。
ほか、公演の感想などは、「東京ポッド許可局」のポッドキャストでたくさんしゃべっておりますので、聴いてみてください。
2016.04.07
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【伊豆修善寺図書館 講演「もっと辞書を知り楽しむ講座」】2016.03.26 Saturday
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伊豆修善寺図書館。
大好きな静岡県、なかでも伊豆は大好きな土地なので、こういうところからお声かけいただいてうれしい。
交通費さえ出していただけるのであれば、あとはお気持ちを添えていただけるだけで、講演は日本全国にうかがっております。
モダンな建物です。
お声かけいただいたのは、図書館の職員さんだったのですが、この方は以前朝日新聞社主催の、三浦しをんさんとの国語辞典の講演会にいらしてくださって、お声かけくださったようです。繋がっているよろこびがあります。
いまの館長さんは、事務所の先輩、「親方」ことガダルカナル・タカさんの同級生だそうです。
ビックリしました。
講座の受講者は、地域の図書館司書のみなさん、そして学校職員、教員という方の模様。
身が引き締まる想いです。
司書の方、教員の方に限らず、本屋さんも国語辞典の違いについてはよく知らないことが多いです。
本屋さんの棚を見ればそれが一発でわかります。
新宿の紀伊国屋書店では、一時期拙著『国語辞典の遊び方』の出版社ごとの国語辞典擬人化キャラを使用して国語辞典コーナーに掲示してくださったほどです。
一冊3000円程度、CD一枚分の金額に、国内の印刷技術の粋がつまり、情報量も最大。
しかも種類が豊富。こんな本がこんな価格で買えるなんて、奇跡です。
ユーザーにあった辞典のオススメ方法や、辞典の特性とその由来などについてお話しました。
今後もこういうのあるといいなあ。
お声かけくださった職員さんは、4月から部署変えで転属になるとのことでした。
一期一会です。素敵な方でした。ありがとうございます。
2016.04.07
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【『栄養と料理』連載:4月号「アーモンド」 サンキュータツオの このコトバ、国語辞典に聞いてみよっ 第16回】2016.03.21 Monday
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毎月連載の「栄養と料理」。
食にまつわる言葉に関する、国語辞典コラム。
今月は「アーモンド」。
アーモンド歴史古いのよ。
旧約聖書にも載ってるのよ。
日本にきたのは1950年代。
「タネははいってるぞ!」とクレームが続出したというのは、有名な話ですよね。
読んでみて。
2016.04.07
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【情報処理学会 第78回全国大会対談&2016年4月号 巻頭コラム寄稿】2016.03.15 Tuesday
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情報処理学会というマジでおもしろすぎのヤバイ学会があるんだけど、
そこの全国大会にお呼ばれして、過去の情報処理学会から「ヘンな論文」を探してツッコミまくる、というのをやってきました。
慶應大学矢上キャンパス。ゴリゴリの理系の学会です。
こちらのサイトで確認できますが、
はこだて未来大学の角先生という方が、拙著『ヘンな論文』を読んでくださり、お声かけくださったのでした。
全国大会に芸人風情を呼んじゃうっていうオープンな感じとフレキシブルさがまずヤバイのと、
手前にいらっしゃる、対談者の神戸大学 塚本昌彦先生というのが、普段からウェアラブルで、名刺でもそうだし、腕時計とか何本もしていて、見るからに「マッド」なのです。
んでまたこの先生の教え子の論文がおもしろいのなんのって。
大学の雰囲気が伝わってきてよいです。上から抑え込まれている、管理の厳しい大学は、紀要もつまんない。
こういう先生に出会えた学生は、幸せだよなあ。
同時に、学会誌の4月号に巻頭コラムを寄稿しました。
リンク先で読めます。
学会の雰囲気も、終始笑いがたえない和やかな感じ。
質問までしていただいたりして、楽しい学会でした。
編集会議までオープンにやっちゃうんだもん!
また参加したい。
というか、工学の人たちは、イメージですけど、やることがドラスティックだし偏見とか固定観念がないから、楽しいんですよね。
なにか一緒にやりたい。
2016.04.07
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【『俺たちのBL論』続報】 #俺たちのBL論2016.03.02 Wednesday
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サンキュータツオ、春日太一著『俺たちのBL論』(河出書房新社)、
反響が思っていた以上にあってうれしい限りです。
「まとめ」をご覧ください。「俺たちのBL論」賛否両論をまとめてみた
「俺たちのBL論」賛否両論をまとめてみた2 〜読むと語りたくなる本〜
けっこう語りたくなる要素満載のようです。
もちろんツッコミどころも含めて。
私はなるべくジェンダー論や真面目な解釈学から逃避しようとして隙の多い本にしてみたわけで、
いや、もっというとLGBTの問題なんかと一緒に語る人が多いなかで、
なるべく「二次元コンテンツ」としての楽しみ方を、軽く楽しく読めるものにしたつもり。
なので、そちら系統からの批判があるのはわかっているのですが、
息苦しく感想も楽しみ方も表明できない社会にはしたくないので、賛同者はぜひアマゾンなどへのレビューの書きこみをお願いします。
マイナス評価の声ばかりが大きくなるだけの昨今ですので。もちろん、マイナス評価も評価として受け止めています。
2月のイベント2連戦も終わり、
次のイベントは、
3月29日(火)夜の新宿ブックファーストでのレコメンド大会(予約などはリンク先へ)
4月2日(土)昼のロフトプラスワン ウェストでのトークライブ(同上)
です。大阪はイベントなどもしないので、滅多に行きません。
お会いできるのを楽しみにしております。なかなかこの距離でお客さんと接することって、ないからね。
先日は池袋のアニメイト、そしてジュンク堂書店さんにサイン本を置かせてもらいにいきました。
先月は渋谷の書店巡りをしたわけですが、いよいよ聖地に足を踏み入れたわけです。
アニメイト前にて。春日さんと。
春日さんが着ているセーターを私も偶然持っていたので、あやうく偶然ペアルックの悪夢、ふたたび、でした。
書店では最近ではBLマンガコーナーに置いてくださるところが多いようです。
理解のある書店員さんがいると、こういう配置になるんですね。うれしい!
けっこう売れているようです。買うの勇気いる本だよね。買ってくれてありがとう!
ペアルックといえば、書影をイラスト化してくださったファンの方に、イベントでイラスト頂戴しました!
これすげえ!
春日さんと俺が、BLメガネをかけるとこう補正される。
最強だよねもう。完敗。
こういう出会いは同人誌即売会的な面白さもあって、サイン会とか、書籍のイベントは、うれしいです。
2016.03.05
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