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【東京ポッド許可局JAPANツアー ご来場感謝 #tokyopod 】

TBSラジオ、全国16局ネットの私たちの番組

「東京ポッド許可局」

そのジャパンツアーを、

今年は4月愛媛松山、5月は金沢、6月は札幌、7月は福岡、8月は名古屋、

そして9/16に東京有楽町よみうりホールで行いました。

ご来場くださった全国の許可局員、ありがとうございます。

いままで夏は2000人規模でやってきましたし、いつも満員のお客様だったので、

今年はやや小さめのホール、すぐ売り切れてしまって、

来られず悲しい想いをした方々もいらっしゃると思います。

いま、東京には小屋がありません。

2000人規模は特に争奪戦が激しく、地方の方も来られる土日がないんですよね。

まずは、来てくださったお客様にありがとう、

来られなかったお客様にすみません、

そんな気持ちのツアーでしたが、

その代わり今年は「会いにいけるおじさん」から「会いに行くおじさん」に。

2017年は地方を巡ろうということで、

地方公演をやったわけです。

各公演での様子は販売したパンフレットに詳しく書かれていますので、

割愛します。


2008年3月、ネットの片隅でひっそりとはじまった番組が、

3年後の2011年には最初の日比谷公会堂、

その後2013年からTBSラジオという最強の地上波ネット局で放送されることになり、

その後も28時から27時台、現在の24時台と時間を変えて続いており、

来年で10周年を迎えます。

トリオでもない私たちが、

どこまでいきなにをみせるのか、

これはひとつの時代を象徴するなにかだという使命でやってます。

おじさんが3人ではじめて、3年で日比谷公会堂って、

ちょっとお笑い界では異常事態なのです。

時代に選ばれているものなんだと思います。

普通のペースではない売れ方なので。

ただ、私たちは常にこの「東京ポッド許可局」でなにができるのか、

つねにおもしろいほう、売れそうなほう、

こういった手法を試してみたい、こういったことをやってみたい、という、

「攻めの姿勢」を貫ける体制は維持しています。

もしこれがネタで天下取ろうみたいな、

従来のメディアの売れ方に依存した形をとっていたら、

きっともっと守りに入ってしまいます。

こういうこというのやめようとか、

ウケたほうでいこうよとか。

でも、私たちはトライアンドエラーを続けてここまできました。

おもしろい選択肢で勝負してきました。

2017年はそういう意味では、全国6か所のツアー、

そしてゲストを入れないストロングスタイル、

さらには各公演でのパンフレット販売、などです。

これまでの知見を活かしつつ、さらになにかを積み上げられないかを考えています。


TBSのスタッフは、放送でもイベントでも、いつももっとも私たちにストレスのかからない環境を用意してくれ、

また「自由」を与えてくれています。

これはやめろ、あれを話すべき、こう進行しろ、はなにも言いません。

また、今年から放送のスポンサーについてくださったレナウンさんも「金は出すけど口は出さない」をモットーにしてくれていますし、

hontoさんも、特定の出版社の書籍だけを扱ってくれなどとは一切言わず、また選書もすべて自由にやらせてくれます。

こうしたスポンサー様にも恵まれています。

「自由」をこの番組のコンセプトといってもいいかもしれない。

「自由」をブランドとしたとき、集まってくる人たちが、仕事仲間なのかもしれない。

必ずリスナー、制作スタッフ、スポンサー、そして私たちが満足できるものを、

これからも追求します。


こうした「なにか」にチャレンジできるのは、

実際に毎週番組を聴いてくださっているみなさん、

そしてつぶやいたり、物販を買ってくださり、「目に見える結果」を出してくれる人がいればこそ。

そうすれば、愛のない人も動かすことができます。

全国の会場に来てくださった許可局員の姿を見れば、

この番組が上向きか下向きか、この目にはるかはらないかは一目瞭然です。

だから、頼もしい。

番組のことはお客さんを見ればわかります。

いろんな関係者は口を揃えてこういいます。

「こんないいお客さんは、どのライブシーンにもなかなかいない」と。

ありがたいことです。

許可局でできることはまだまだありますし、

まだまだ知られていない場所がたくさんあります。

「都市型政党」とはよく言ったもので、

温泉で中国人観光客に間違われたマキタさん、

松山では半分の客入り、

私なんかは街を歩いていても私のことを知っている人はほとんどいません(だから楽でいいんですけど)。

ですけど、だれにでも知られる必要はないにしても、

まだ私たちのことを知って喜んでくれる「潜在的許可局員」はたくさんいるはずです。

出会うべくして出会う。

そのキッカケをもっともっともてるといいなと思っています。


極端な話、許可局というユニットと番組は、

どんな遊びでも受け入れる土壌と覚悟がありますので、

これからもまだまだ攻め続けます。

いつ終わってもいい、というのは覚悟の気持ちの裏返しです。

だからなんでもできるんです。

こわいものなんかないんです。

だから、長く続けることも大事ですけど、

それを目的としているわけではなく、

もっとおもしろい状況にすべく活動してます。

だから、あなたの時間とお金を私たちに割いてくださっているその労力を、

けっして無駄にはしません。

これからも追いかけ続けるように。

いつもありがとうございます。

ごきげんよう。

2017.09.17

posted by: サンキュータツオ | ラジオ | 16:22 | comments(4) | trackbacks(0) |-