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9/18丸屋九兵衛さんのライブに聞き手で出演
丸屋九兵衛さんは、「米粒写経のガラパゴスイッチ」にも何度も出演していただいている。
わが相方・居島一平とおなじく、私の知る、数少ない「どういうカリキュラムを組んでも、確率論では生まれてこない知識人」の一人である。
どんな話題でもおもしろい。知識や知恵が連続的であり、真実がキャッチ―な言葉でまとめられるほど単純なものではないことを教えてくれる論客である。

その丸屋さんがしばらく前からトークライブをなさっている。
私は彼のことを同志だと思っているので、応援していたのだが、このたび聞き手(丸屋さんはスペシャルホストとかよくわからないことを言っている)としてお呼ばれし、宣伝してくださいとしつこいのでここで宣伝します。

イベントは9月18日
丸屋九兵衛トークライブ【Q-B-CONTINUED vol.3】with サンキュータツオ
というものです。
場所は代官山。時間は19:30からだそうです。
細かいことは、上のサイトを目を皿のようにして読んでください。

よく読んでもなにをしゃべるのか、そして私はなにを聞くのかナゾ。
そして丸屋さんがどこに向かっているのか、どうなりたいかのかもナゾ。

すごく私がいることがプッシュされているようなありがたい告知なのですが、
念のため言っておきますと私はなにもしゃべるわけではないので、
このまだ見ぬ才能をとことん味わうつもりできてください。

ただ、このカオスっぷりが台湾ぽい丸屋さんの持ち味。
そう、「一見わかりにくい」才能こそが次代を制します。
愉しみだね!

 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 17:52 | comments(0) | trackbacks(0) |-
神戸YWCA 講演会予定
2015/11/22(日)、13:30〜15:30まで、
神戸YWCA会館というところで講演会があります。



素敵なチラシが届きました。
日本語教育における国語辞典に使い方、みたいな話だと思いますが、
一般の方も参加はできるそう。
ただ、真面目な話ですし、寝られては気が散るので、ちゃんと聴く自信のある人は来てください。

 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 17:28 | comments(0) | trackbacks(0) |-
TBSラジオ特番、放送決定!『嗚呼、素晴らしき珍論文』5月17日(日)23:00〜23:55 #tokyopod #tbsradio
TBSラジオ、5月17日(日)23:00〜23:55で、サンキュータツオ特番決定しました!

拙著『ヘンな論文』(角川学芸出版)は、
そもそもTBSラジオ『荒川強啓デイキャッチ』で、17時台の「メキキの聞き耳」というコーナーで紹介しはじめたのをキッカケに、以降月一回くらいのペースで定期的にご紹介していたものをまとめたものです。

そんな縁もあって、スタッフの熱意でダメもとで出した企画書が、なんと見事に通過!
今回の特番となったわけです。

番組タイトルは、
「サンキュータツオプレゼンツ 嗚呼、素晴らしき珍論文」
です!

タイトルから先生のお話まで、珍論文の魅力を余すところなく語りつくした番組です。
ゲストは、
伊藤紀之先生(湯たんぽ研究)
小林茂雄先生(傾斜面に着座するカップルと他者との距離 の先生)
飯倉義之先生(河原町のジュリー の先生)

のお三方!
たっぷりお話をうかがいました!

そして、一緒に番組を進行するのは、お茶の水女子大で修士号まで取得した、
小林悠アナウンサー!!
さらに、法学修士、工学博士という経歴のナゾの升田尚宏アナウンサー!!

私からしたら、こんな完璧な番組ありません……。
感無量。

すでに収録を終え、お一方30分〜45分くらい話を聞いちゃったので、
いまスタッフが吐きながら編集しております!
情熱に感謝!

なんと日曜の、「こんばんは吉永小百合です」の後ですよ!
毎週私が聴いているあの番組の後!
すっげーうれしい!

なんとなんと、番組の最後には、うれしいお知らせもあるよ!
ひとつだけ言っておきます。
29日の夜は空けておこうね。



 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 15:40 | comments(1) | trackbacks(0) |-
4月11日(土) 13:00〜14:00 浦和、須原屋本店にて、トークイベント
4月11日(土) 13:00〜14:00
埼玉県、浦和にあります、
須原屋さん
という老舗の書店にて、国語辞典のトークイベントをいたします。

浦和駅すぐ近くです。
詳細は上記のサイトにて。

この界隈に住む知り合い二人ほどから、
「ポスターみたぞ。地元に根付くいい本屋さんだぞ」とメールをもらいました。
愛されている書店!
うれしいです。

どんな人たちを前にしゃべるのか。
人前で国語辞典のお話をするのは久しぶりなので、さてどんな話をしようかなー。



posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 14:58 | comments(12) | trackbacks(0) |-
3/9(月)サンキュータツオ感謝祭『サンキュー祭』@道玄坂ヒミツキチラボ、発売開始




イベント詳細はこちらをご覧ください

e+で発売開始しております。と、書き込んでいたら完売したようです。
ありがとうございます。
あと手売りを10枚くらいします(『米粒写経のガラパゴスイッチ』かな 今日の『熱量と文字数』でもお名前いただければ取り置きします)。

この日は、感謝祭ということで、限定50名のタツオファンのみなさんとティーパーティをします。
当日はアンケートなどで、タツオをどういう経緯で知ったか、どこが好きか、など、私の魅力を語り倒してもらいます。

私のなかではテーマは一貫しているのですが、
米粒写経、東京ポッド許可局、TBSラジオ「デイキャッチ」、TOKYO FM「アキバノイズ」、ポッドキャスト「熱量と文字数」、ポッドキャスト「弱り目に祟られろレディオ」、「WOWOWぷらすと」、
アニメ、BL、国語辞典、おもしろ論文、NBA、
その他連載各種、単発での番組出演、大学での講義など、
いろいろな入口から私を知っていただいているお客様のなかでも、私の活動と向かっている先を把握している人は少ないのではないかと思います。
把握する必要もないのですけれど、どういうことを志向し、なにをおもしろいと思っていて、なにをやっているのか、この日集まるお客さんには知ってもらいたいなっていう、そういう洗脳セミナーみたいなものです。

初の試みですが、本年39歳になることもあり、3月9日にいい場所を見つけたので、ヒミツキチラボ吉村さんのご厚意で、この日思いきることにしました。
当日は小冊子を販売する予定です。

なお、オリジナルの菓子パンをご用意します。
ティーパーティーですので、ティーカップを持参していただけると嬉しいです。

タツオ

 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 14:35 | comments(2) | trackbacks(0) |-
12/26、『米粒写経のガラパゴスイッチ』 完売御礼
12/26(金)『米粒写経のガラパゴスイッチ』@新宿レフカダ、おかげさまで完売しました。
ありがたいです。
この期待に添う内容でお送りしますのでお楽しみに。
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 14:51 | comments(2) | trackbacks(0) |-
渋谷らくご(シブラク) 12月12日(金)~16日(火) プレビュー #シブラク 
2012年12月
12日(金) 夕席
18時─19時
「ひとりらくご」 橘家文左衛門「芝浜」
夜席
20時─22時
「渋谷らくご」 立川こしら、立川吉笑、昔昔亭A太郎、立川生志
13日(土) 昼席
14時─16時
「渋谷らくご」 立川談吉、柳亭小痴楽、立川志ら乃、入船亭扇辰
夜席
17時─19時
「まくら王」 笑福亭羽光、春風亭吉好、瀧川鯉斗、柳亭小痴楽、立川こしら、三遊亭歌太郎
14日(日) 昼席
14時─16時
「渋谷らくご」 瀧川鯉八、柳家わさび、玉川奈々福、橘家文左衛門
夜席
17時─19時
「渋谷らくご」 春風亭正太郎、橘家圓太郎、神田松之丞、春風亭一之輔
15日(月) 夕席
18時─19時
「ひとりらくご」 柳家喜多八「文七元結」
夜席
20時─22時
「創作らくご」 三笑亭夢吉、春風亭昇々、春風亭百栄、玉川太福、林家彦いち
16日(火) 夕席
18時─19時
「ひとりらくご」 立川談笑「芝浜」
夜席
20時─22時
「渋谷らくご」 春風亭昇々、三遊亭遊雀、春風亭百栄、立川吉笑
開場:各開演時間の30分前。(出演者は予告なく変わることがあります)「渋谷らくご」は持ち時間は30分。

先月の試運転を経て、今月から正常スタートの「渋谷らくご」。
「落語の興廃この一戦にあり」とまではいかないけれど、いままで落語に触れたことのない人たちがこれだけ多く入る落語会もないし、また同時に落語ファンも足を運ぶような落語会はますます少ない。
「落語国」の入り口でもあり、またそこに住むくらいの勢いの落語会にしたい。ディズニーランドでいうところの「ワールドバザール」みたいな場所であればいいと思う。
ここから落語に興味をもち、さらに「落語家」(噺家)に興味をもち、彼らに引っ張られる形で、寄席やホール落語にも足を運んでくれる人がいてくれたらうれしい。
先月から、早くもそういううれしい報告がたくさん届いている。


まずは今月の見どころです。

▼「ひとりらくご」で冬の大ネタを聴く会 「芝浜」「文七元結」
私は本来、ネタだしには否定的だ。
「立ちきれ線香」をやるよ、とか、「へっつい幽霊」やるよ、と事前に告知して、「よし、じゃあ観に行こう!」となる人をそもそも相手にしていてはいけないと思うのだ。
もちろん、普段新作しかやらない人が古典をやります、という意味でネタだしをするのはいいことだし、持ちネタを大々的に宣伝する意味でネタだしをするのもいい。また、「わかっている人向け」の会があっていいと思う。
ただ、落語を聴いたことがない人でも知っている落語のタイトルとして、「寿限無」「まんじゅうこわい」「目黒のさんま」、その次くらいにくるのが「芝浜」(しばはま)だ。
ただ、芝浜は冬の噺でもあるし、寿限無とかまんじゅうこわいとかとちがって、大ネタ、しかも人情噺である。
古くは、三遊亭圓朝という、落語界の神様的存在の人が三題噺として作った噺が、いまは国民の常識として受け入れられている。
歌舞伎の演目にもなっている。
なので、唯一、12月にはネタだしアリ、と思い、これを機会にぜひ「芝浜」に触れてもらいたい。
さらに、それと同等に、とくに江戸落語の「粋」を語るとき必ず引き合いにだされるのが「文七元結」(ぶんしちもっとい)。これも圓朝作であり歌舞伎にもなっている国民の常識だろう。

大ネタは演者の体力も気力もそうとう削る。こんなことを引き受けてくださる人はいないかもなー、と思っていたのだが、なんと願ったりかなったりのお三方がお引き受けくださいました。
独演会でも必ず聴けるというものではありません。各師匠のご厚意でこの企画は成り立っています。こんなチャンスはありません。
平日にだけ行われる「ひとりらくご」、12日 文左衛門「芝浜」、15日 喜多八「文七元結」、16日 談笑「芝浜」、
聴き比べのおもしろさも、大ネタの粋も、なめつくしていただきたいです。

▼「創作らくご」
新しく「創作らくご」の回を設けました。各演者さんが自分で作った、新作落語のことです。
おのおのが問題意識を感じ、あるいは創作意欲をふるって、ゼロから作った落語。「芝浜」だって「文七元結」だって、創作らくご。
言ってみればその演者さんにとっては最大の売り物かもしれませんが、それを惜しげもなく「渋谷らくご」で披露してくださることになりました。
トリは前回「長島の満月」を演じてくださり、大好評だった 林家彦いち 師匠。
古典と新作がどれだけちがうのか、興味のある方はぜひ!

▼講談、浪曲の俊英が登場
落語とは似て非なる演芸である「講談」。
日本人のリズム感の結晶がつまっているといっても過言ではない、しゃべること・聴くことの気持ちよさを追求した芸能です。
テンションあがったりさがったり、勇ましい気持ちになったりと人の心をゆさぶって離しません。
神田山陽さんがなかなか聴く機会がなくなってしまったのですが、当代随一の才能が現れました。
神田松之丞(かんだまつのじょう)さんです。まだ若いですが、私は「才能」がみたい。だから来てもらうことにしました。

さらに日本人ならではの感覚である「義理人情」、そしてメロディ。
この二つを追求した芸能があります。それが「浪曲」です。
古くは日本の演芸のトップに君臨するほどの人気だった浪曲も、私のまわりではその存在を知っている人があまりいません。
若い人でも平易にわかる言葉遣いで、古典もさることながら、新作を作って浪曲の本質を伝えてくれる、玉川奈々福(たまがわななふく)さん、玉川太福(たまがわだいふく)さんをお呼びしました。

講談も浪曲も、落語に劣らずめちゃくちゃおもしろい芸能です。一生をかけて追うに足る。そういう才能がいるのです。
なんとそういう人たちも、「渋谷らくご」に来れば見られるという、なんというラッキー!
お楽しみに。

*****

以下、各回の見どころです。

※「渋谷らくご」には、二席目と三席目の間に「3分間のインターバル」が入ります。
これは、休憩ではなく、「脳を休める時間」です。
落語は脳をつかい想像し楽しむものです。普段あまり使っていない人でも、使っている人でも、一時間3分休めると、より楽しめると思います。
※また、「脳の筋肉使用」の目安を三段階で設けました。初心者でも楽しめるかと思いますが、脳筋肉痛に注意してください。
※「渋谷らくご」は、開演してすぐ出てくる人から30分をお任せし、「トリ」のつもりでやってもらいます。出演者全員「トリ」です。
※開演前と終演後に「落語体験」というトークコーナーがある回があります。あくまでおまけのようなもので、いろいろな仕事の方をお呼びして、落語を生で体験し、現代人としての意見をうかがいます。お時間ある方はおつきあいください。



▼12日 金 18:00〜19:00 「ひとりらくご 〜芝浜〜」 脳の筋肉使用★★★
橘家文左衛門 たちばなや ぶんざえもん

文左衛門師匠の芝浜には定評があり、前から聴きたい聴きたいと思っていたところに、この「渋谷らくご」があったので、ダメもとでお願いしてみたのです。
会の趣旨をご理解してくださったうえで、「ちょうどやりたい時期だったので」と快諾してくださいました。
文左衛門師匠は文吾といった二つ目時代に頻繁に聴いていたのですが、明るさと暗さ、軽さと重さ、繊細さと図太さという、相反するものを同時に持ち合わせている、非常に魅力的な落語家さんです。
「芝浜」という噺は、解釈や演じ方次第で、暗い噺にも明るい噺にも、いい噺にも悪い噺にもなります。
今年のこの日の「芝浜」を、どう演じてくださるのか、とても楽しみです。

 

▼12日 金 20:00〜22:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
立川こしら たてかわこしら
昔昔亭A太郎 せきせきていえーたろう
立川吉笑 たてかわきっしょう
立川生志 たてかわしょうし
 ◎この回は、ニコニコ生放送「WOWOWぷらすと」生中継 が入ります。
 (アーカイブは残りません)
 落語体験:早織、池田裕子 サンキュータツオ

誤解を承知で言う。
落語家でもっとも落語を愛していない、それが「立川こしら」だ。
この人の脳はすごい。落語という、一度入ったら気持ちよくなる「ぬるま湯」の世界に引き込まれず、ただひたすら「ここにいいお湯ありますよ」と呼び込みをして生きているように見える。
落語に自我を食われていないのだ。お笑い的に、そして現代人が落語に感じる「違和感」を肌感覚で、ダイレクトに表現する方法もこの人は持ち合わせていた。
ところが。真打になることが難しいとされている落語立川流にあって、真打になってすぐに謎の休養、その後一切姿を観なくなる。立川こしらはどうしたんだ。いったいどこにいったんだ。熱狂的なファンと、熱狂的なアンチが、こしらの動向を騒ぎ立てた。
あれから8か月。ある日唐突に、その男は「復帰」することになる。
復帰ほやほやの立川こしら師匠の姿を焼き付けてほしい。
そして、それを迎え撃つA太郎さん、吉笑さん、生志師匠!
みんながみんな「やりにくい」、そんな回を作ってみました。なぜならそのほうが聴いていてスリリングだからです。
「渋谷らくご」初の試みである、ニコニコ生放送での中継つき。一万人以上が彼らの落語を聴く。その現場に、ぜひ来てください。

 

▼13日 土 14:00〜16:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
立川談吉 たてかわだんきち
柳亭小痴楽 りゅうていこちらく
立川志ら乃 たてかわしらの
入船亭扇辰 いりふねていせんたつ
 ◎落語体験:しまおまほ(作家 イラストレーター)、サンキュータツオ

力と力のぶつかり合いが見たい、際立つ個性のほとばしりを見たい、そんな人にオススメのこの回。
「渋谷らくご」記念すべき第一回の初日最初の高座で「野ざらし」を演じてくださった談吉さん。
「渋谷らくご」初登場の小痴楽さんが、どうやって30分をつとめるのか。
先月は「火焔太鼓」で爆笑をさらった志ら乃師匠は、達人・扇辰師匠の前でいかに存在感を残すか。
非常に見応えのある回になると思います。どんなネタを演じるのかも注目です!
「落語体験」には、ラジオ好きにはおなじみのミューズ、イラストレーターのしまおまほさんが登場!


▼13日 土 17:00〜19:00 「まくら王」 脳の筋肉使用★
笑福亭羽光 しょうふくていうこう
春風亭吉好 しゅんぷうていよしこう
柳亭小痴楽 りゅうていこちらく
滝川鯉斗 たきがわこいと
立川こしら たてかわこしら
三遊亭歌太郎 さんゆうていうたたろう ※落語あり
 ◎落語体験:プチ鹿島(時事芸人)、サンキュータツオ

前回、落語ファンからは物議をかもし、初体験の方からは絶賛をいただいた企画「まくら王」が12月も登場。
最近あったこと、気になっていること、自分の問題意識などなど。あくまで現代人として生きている落語家さんの噺の「まくら」、つまり漫談だけを聴いて、笑っていただいたり考えていただいたりするこのコーナー。
「なんかやりにくい」とか、そういう状況いじりはあまり歓迎されない場所なので、思い切り個性がでると思います。
落語はおもしろい人がやるからおもしろい。
そんなシンプルなことを教えてくれる試みだと思います。
今回は、羽光さんに「こんな落語家もいるんだー」と教えてもらい、前回暴走族の総長時代の話をしてくれた鯉斗さん、復帰明けのこしらさん、オタクでもある吉好さん、さらに初登場の小痴楽さんをお迎えし、最後に歌太郎さんに落語で一席お願いしています。
若い才能のぶつかりあい、芸人力がもろにでる衝撃回、ぜひ目撃しにきてください!
「落語体験」は、時事ネタといったこの人、プチ鹿島さんです。

 

▼14日 日 14:00〜16:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用:★★
瀧川鯉八 たきがわこいはち
柳家わさび やなぎやわさび
玉川奈々福 たまがわななふく
橘家文左衛門 たちばなやぶんざえもん
 ◎落語体験:木村万里(演芸プロデューサー)、サンキュータツオ

前半の、鯉八さんとわさびさんという、若い才能のぶつかりあい。新作をやってくれるのか!?
あの手この手でお客さんをくすぐり続ける技が炸裂すると思います。
わさびさんは、先月「まくら王」に出演してくださいまして、失礼なお願いにも堂々たる「まくら」で落語とはこういうものだと示してくれました。今度は、まくらと噺もセットです。
そこに「浪曲」の玉川奈々福さん登場!
文左衛門師匠が、最後に30分落語をしてくださいます。
刺激しかないこの回! 
「落語体験」は、私の演芸鑑賞の師ともいうべき、プロデューサーの木村万里さんです。
人前には滅多にお出になりませんが、どうしてもとお願いして出ていただくことになりました。
このコーナーでははじめての落語をよく聴く人の登場ですが、演芸ってそんなに難しいものじゃないんだよ、楽しいんだよってことを、万里さんに語っていただこうと思います。

 

▼14日 日 17:00〜19:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
春風亭正太郎 しゅんぷうていしょうたろう
橘家圓太郎 たちばなやえんたろう
神田松之丞 かんだまつのじょう
春風亭一之輔 しゅんぷうていいちのすけ

この回には「落語体験」も、解説もありません。必要ありません。
「渋谷らくご」のひとつの形です。初心者も上級者を自認する人も、ともに聴きごたえのある回になるでしょう。想像することの楽しさが詰まった回になると思います。
とにかく聴きに来てください。それだけです。

 

▼15日 月 18:00〜19:00 「ひとりらくご 〜文七元結〜」 脳の筋肉使用★★★
柳家喜多八 やなぎやきたはち

当初、12月の「ひとりらくご」は、「芝浜」縛りでいこうと考えてみました。
喜多八師匠に、失礼を承知でお願いしてみました。
「まだ披露できるレベルにない」という返答でした。
諦めるしかありません。残念ですが、そういった師匠だからこそ、一席一席が輝くのです。その美学に惚れてお願いしているわけなので、、無理はいけません、来年またダメもとでお願いしよう……と思っていたところ。
師匠から電話がありました。「文七だったら、演る」。
思ってもみないご提案でした。あの喜多八師匠の「文七元結」が、確実に聴ける機会が、ほかにあるんだろうか。
こんなにありがたいことはありません。
落語を聴いたあと、こんなにも疲れて、こんなにも気持ちよくて、なんとも言えない気持ちになる。
そんな体験を、みなさんにしてもらいたいと思います。

 

▼15日 月 20:00〜22:00 「創作らくご」 脳の筋肉使用★★
三笑亭夢吉 さんしょうていゆめきち
春風亭昇々 しゅんぷうていしょうしょう
春風亭百栄 しゅんぷうていももえ
玉川太福 たまがわだいふく
林家彦いち はやしやひこいち
 ◎落語体験:宮地昌幸(アニメーション監督)、サンキュータツオ

この回、早くも楽しみで仕方がない!
夢吉さん、昇々さん、百栄師匠には各20分、太福さん、彦いち師匠には30分、お任せしています!
落語は古典だけでも演者によって解釈が変わるうえに、これが創作となると、演者本人の表現力、編集能力、志向性もでてくるからがぜん幅広い芸能の側面をみせる。
だがそれゆえに、演者は創作の苦しみを味わう。
この回で演じられる噺に、きっと演者さんそれぞれの苦悩や葛藤、積み上げ考え抜いてきたこと、落語観がつまっている。
創作を聴く楽しみは、ただ噺やくすぐりを追うだけではなく、その落語家の落語観や身体性をもあますところなく味わえるところにある。
なんでもアリ! そう思わせてくれる会になると思います。
「落語体験」には、TVアニメ『亡念のザムド』、劇場版アニメ『伏 鉄砲娘の捕物帳』などで知られる宮地昌幸監督をお呼びしました。

 

▼16日 火 18:00〜19:00 「ひとりらくご 〜芝浜〜」 脳の筋肉使用★★★
立川談笑 たてかわだんしょう

まさか、である。
あの談笑師匠が、芝浜を演じてくださるとは!
談笑師匠とはネットラジオの対談や、今年四月の談志師匠の追悼イベントの際にお会いしている。が、実はこっそりツイッターのフォローをはずされていたので、「これはツイートしすぎて、失礼なこと言いすぎて、しくじってしまった…」と思っていました。
そんな個人的な話はどうでも良かったのですが、「芝浜」を聴く会、ということになると、どうしても、骨太でありながら異端もできる、という方にお願いしたくなるものだ。談笑師匠はどちらもいける。それこそ当日の会場の雰囲気でいかようにも演じ方が変わる。失礼を承知でダメ元でお願いしてみたところ…なんと演じていただけることに! ひゃっほーい!
緊張と想像の一時間を疾走せよ! 文左衛門師匠の「芝浜」を聴いた人は、演者でこれだけちがうのか、という聴き比べの楽しさを味わうまたとない機会です。
談笑師匠という案内人によって、どこまで連れていってもらえるのか、体験していただければと思います。

 

▼16日 火 20:00〜22:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
春風亭昇々 しゅんぷうていしょうしょう
三遊亭遊雀 さんゆうていゆうじゃく
春風亭百栄 しゅんぷうていももえ
立川吉笑 たてかわきっしょう
◎落語体験:トミヤマユキコ(ライター、研究者)、サンキュータツオ

12月最後の「渋谷らくご」はスリリングな回です。
ただし、どう転がっても確実の楽しいことは保証できる。
この番組、ルール破りの失礼な番組なんです。
二つ目、真打、真打、二つ目、という並びは、ほかの落語会ではまず見ない。
最初の出演者から「トリ」というコンセプトのこの「渋谷らくご」ならではだと自負しています。
遊雀師匠、百栄師匠という古典、新作の両巨頭、いま油がのりまくっている時期の方たちを味わいつくしたあと、最後に一番キャリアの短い吉笑という才能はなにを見せてくれるのか。追い込んでみました。
昇々さんが一番爪痕を残すかもしれません。二つ目が真打を食うか、真打が安定感をみせつけてくれるのか。
楽しみで仕方ありません。


2014年12月の「渋谷らくご」、どうぞよろしくお願いします。
渋谷、ユーロスペース二階、「ユーロライブ」でお会いしましょう。
最高の落語体験を、演者と観客で作り上げましょう。永遠の一回性を共有したくおもいます。


 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 17:26 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「渋谷らくご」(#シブラク) 2014年11月公演 レビュー
「渋谷らくご」は2014118日、渋谷ユーロライブで記念すべき一回目が行われました。
試運転公演の意味合いが強く、動員に関しては苦戦した面もあるものの、意欲的な番組構成や演者さんの熱気が伝わっていく、なにかいままで見たこともないものが生まれているという、歴史的な場面に遭遇しているようだでした。

はじまる直前に、落語に関して「WOWOWぷらすと」で、この渋谷らくごのGMというべきWOWOWの射場Pとお話した様子が動画にアップされていますので、良かったら渋谷らくご成立の経緯と合わせてご覧になってください。

WOWOWぷらすと 落語の現在
※やはりいくつか私の事実誤認箇所がありました。自分で気づけるレベルもの。怒らないで「こいつなんも知らねえな」と思って聴いていただければと思います。

 
はじめてみると、やれ開演時間が早いとか、開演時間が遅いとか、インターバルってなんだよとか、休憩いるとかいらないとか、料金が高いとか、予約導入してくれとか、するなとか、あの人入ってないのおかしいだろとか、いろいろな保守層からのワガママな声が多く届くのですが、
文句がある人は、もっと開演時間の早い落語会、安い落語会、休憩のある落語会に行くことをオススメします。
あくまでこの「渋谷らくご」は、現代人のライフスタイルに落語という選択肢を作るべく設計しています。

「ひとりらくご」は仕事を早めに切り上げてでも、たっぷり見るべき人を。
公演後に食事をするのではなく、公演前に食事を済ませて「渋谷らくご」に来てほしい、そして帰りは仲間がいれば軽く一杯だけ、とか。
とにかくどういうライフスタイルにしっくりくるのか、仕事終わりに映画などを観に行くように、落語をフラっと観に来てもらいたいなと思ってこういう形にしています。
都内に素晴らしい落語会はたくさんあります!

ただ、渋谷らくごから発信するものは、ここでしかできないものをひとまずは追及していきます。
今月から、半分の席の予約をはじめました!
お客様の声を、聞かないわけではないのです。ただ、どうしてもネガティブなことしかつぶやかれない、言われない、アンケートに書かないという傾向がどのエンタメにもあるので(減点法でエンタメを見る人が多い)、
声になっていないポジティブな意見も同時に感じていきたいと思っております。

118 土曜日
14:00-16:00 「渋谷らくご」
立川談吉-野ざらし
三遊亭遊雀-初天神
昔昔亭A太郎-面会
柳家三三-粗忽の釘 
53
 
17:00-19:00 「渋谷らくご」
瀧川鯉八-やぶのなか
入船亭遊一-ねずみ
春風亭正太郎-時そば
林家彦いち-長島の満月
25
 
 記念すべき初日の一回目公演、最初に舞台にあがった立川談吉は、開口一番ではあり得ない演目「野ざらし」でこの落語会の方向を示した。
 「渋谷らくご」はひとり30分、4組の演者が自由にその時間を使い、ワールドを展開する。最初から「トリ」の構成。
 
 20代の学生の感想には、こう書かれていました。

 生まれて初めて、きちんと落語というものを鑑賞し、またその直前の彦いちさんの演目で完全にもっていかれていて、余韻でうまく言葉になりません。落語とは、こんなに面白い物なのかと、本当に感動しました。
 
2時からのプログラムの、談吉さん&A太郎さんのフレッシュな演目と、遊雀さん&三三さんの中道的な演目が並べられている構成も、とても面白かったのですが、落語初心者の私には、特に4時からのプログラムが圧巻でした。
 
鯉八さんの「藪の中」でまず引きこまれ、遊一さんの「鼠(?)」で日本人の美徳の息吹を感じ、正太郎さんの「時そば」でリラックスし、完全に準備が整った状態で「彦いち落語」を聴いて、最後に月が迫ってくるシーンでは圧倒され、不覚にも軽く放心状態になってしまいました。
 
僕は今まで、ずっとテレビで芸人の方を見てきて、しかし、その笑いに何となく限界を感じ、西洋のアートから何かヒントを得ようと勉強してきました。
 
しかし、西洋のアートは、やはり西洋人のもので、どんなにコンセプトが近くとも、そこで行われている行為は日本の芸能とは似て非なるものだと痛感しました。
 
そして僕は改めて「日本の笑い」が好きなのだと気付き、でもその「日本の笑い」とはどこから探せば良いのか、本当に探しあぐねていました。
 
今日は、その一つの解答を、鮮やかに目の前で見せていただいたと感じ、心から感謝しております。


「渋谷らくご」をはじめて、良かったなと思いました。こういう人がひとりいるということは、100人にも1000人にもなるということです。彼には勇気をもらいました。 
 

▼ツイートから

nobu @kinob5 
渋谷らくご。初めての落語でしたが楽しめました。迷ってたけど行って良かった。
無名の新人 @vp1850
第一回目の「渋谷らくご」楽しみました。開場はオーディトリウム時代から座席の配置が多少変わっているユーロライブ。ヴェーラの会員は割引があるのは嬉しい。今まで何度も聞いている「初天神」だが、今日の遊雀師匠のが一番面白い。おかしいのになぜか涙がにじむ。よい会でした。
無名の新人 @vp1850
「渋谷らくご」夜の部にも参戦。昼の部よりお客さんは少ない。トップの鯉八さんは、「会話の妙を楽しむ」ことに真っ向から歯向かう新作「やぶのなか」。いやあ、こんな噺を思いつくとはすごい。鯉八ワールドを堪能。正太郎さんの「時そば」聞いてたら蕎麦を食べたくなった。
グリママ @gurinomama
三三「粗忽の釘」ご自身は渋谷を歩いてても似合いそう。
多忙の中、手探りだろう会の初日のトリを引き受ける、芸の根性は、昔かたぎ?
結局、持ち時間45分。たっぷり、ノロケも聴け、本日だけのイレゴトも楽しめ、\(^-^)
atsushi oto(おいちょ) @atsushioto 
渋谷らくごっていうイベントで生まれて初めて生の落語を見た。春風亭正太郎さんて方が面白かった。あの聞いててワクワクさせる雰囲気は一体なんだ。

 
119日 日曜日
14:00-16:00「渋谷らくご」
春風亭昇々-最終試験
柳亭市楽-くしゃみ講釈
瀧川鯉斗-荒茶
立川吉笑-ぞおん
36
トーク「落語体験」サンキュータツオ、春日太一(映画史・時代劇研究家) ※動画配信中
 
17:00-19:00「渋谷らくご」
立川吉笑-狸の恩返し過ぎ
桂宮治-棒鱈
三遊亭歌太郎-転宅
橘家圓太郎-短命
40
トーク「落語体験」サンキュータツオ、中井圭(映画解説者) ※動画配信中
 
▼ツイートから

タロ芋 @taroimoa
落語を初めて生で観た。まったくの素人で、日本の伝統芸能を見に来た外国人ぐらいの感じだったけど、想像以上に面白かった!
やっぱり何でも生で見るのはいいな。
私にはまだまだ知らない噺がいっぱいあって、これから聞けるのだと思うと嬉しかった。
ごちょう: @fujinejima
立川吉笑さん、超面白かった!正直、今日は春日太一さん目当てで行ったのですが…今まで知らなかったのが悔やまれる。タツオさんの読み物も充実していて、イベントとしてもすごいお得感。
バッキー3NS @backy3ns  
「こうゆうの待ってました!」の渋谷らくごを昼夜味わう。ド素人でも分かるサンキュータツオさんの解説もあり、ますます落語が楽しく「また来よう」思います、いや誰か誘わなきゃな!
しんたろうふくもと @fukumotoQ10  
昨日に引き続き、今日もユーロライブの渋谷らくごへ。
昇々さんの汗だく熱演にこちらも息が詰まり、市楽さんのポップに演じる古典にハマり、鯉斗さんの暴走族話しには秘密基地気分になり、トリの立川吉笑さんは、日常の聴覚では感じ取れない、濃密な知覚へと誘ってくれた。
kaymiyazaki @kaymiyazaki
吉笑さんの「狸の恩返しのし過ぎ」て(笑)。題を聴いただけで笑ってしまいます。
ssk @ssksts
「渋谷らくご」の吉笑さん、まくらにファンペルシのヘッド・BPM・コンテンポラリーダンス・池田亮司・TBSラジオ等面白いだけじゃなく自分が興味ある香りがプンプン。明日は無理だが、次は一之輔と志ら乃を見に行こう。

 
 この日の昼は二つ目だけで構成した実験回でしたが、一番スリリングで刺激を受けました。
 また、夜も野心あふれる二つ目が三人続けて個性を発揮し、最後に圓太郎師匠が圧倒的なものを示してくださったのも大変おもしろかった!

 この日のことは、立川吉笑さんのブログでも書かれておりましたので、良かったら読んでみてください。
 立川吉笑ブログ 2014/11/13「渋谷らくご」
 こういった感覚を持っている方とお仕事できるのはとてもやりがいがあります。
 

 
1110日 月曜日
18:00-19:00「ひとりらくご」
春風亭一之輔-富久
76
 
20:00-22:00「渋谷らくご」
立川吉笑-粗粗茶
入船亭扇辰-雪とん
立川志ら乃-火焔太鼓
春風亭一之輔-笠碁
83
 
この日は結果的に、11月最高の入りとなりました。
 
▼ツイートから

cibicibichihiro@bici123cm
渋谷らくご行ってきた、一之輔さんをたっぷり大根多きけたのは、贅沢だったなぁ、いい企画だとおもう
emi@emiemi0107
渋谷らくご【ひとりらくご・春風亭一之輔】 当日フラッと行ってたっぷり一席、19:00に終演(早く帰れる)って凄くイイ!ここで渾身の「富久」が聴けた。嬉しい〜!ジェットコースターの久さんと優しい旦那やご近所さんがますます愛すべき人達になってた。ふわふわの座席で気持ちよい夕べでした。
コクモッツ@cocmoz
あ〜面白かった!
どうして一之輔さんのお話に出てくる人て、こんなにキュートなの?お酒でしくじってるのにスグまた酔っ払って、どうしようもないんだけど、たまらなく好人物。久さんと一緒に一喜一憂しちゃったよ。
植村 真太郎@s_uemura
生まれて初めて落語を目の前で鑑賞。渋谷ユーロライブにて開演中の「渋谷らくご」で春風亭一之輔の落語を。1時間落語(江戸?)の世界に没頭しました。面白かった(^_^)vこの落語家は全く知らないが、その話芸にグイグイ引き込まれました。また落語聴いてみたい!
@akanetoon
渋谷らくご・一之輔。『富久』だった(わーい)。1時間で富久だけ聞くっていうの、わりといいなと思った。4人くらいのホール落語だと、トリが始まった頃には疲れちゃってて長講が辛いときがあるから。
 
中井圭@nakaikei
2夜連続で「渋谷らくご」、行ってまいりました。今夜も実に面白かったです。僕は落語素人ですが、芸能の凄みを感じる瞬間が幾度もあって痺れました。今夜はぷらすとスタッフだけではなく出演者も数人来ていて、みんな面白いものに関心高いなあと思いました。これは早めに参加したほうが良いですよ。
池田裕子@ikedayuko
『渋谷らくご』本日の回、2回とも観させて頂きました。落語ってこんなに個性が出るものなのかと驚きでした。特に私は入船亭扇辰さんの「雪とん」に衝撃を受けました!演劇を観た後ような満足感!登場人物の演じ分けがすごかったです。明日のまくら王も見る予定。
TAKE4@sheepdog4989
渋谷らくご終了。
確信犯か暴走か読めない吉笑さんと、喋り出したら止まらないスペクタクル落語の志ら乃さんを挟んでの王道落語の順番は、タツオさんのセンスを感じた!!
落語は志らく一門しか聴いたことなかったので、笠碁をこんな風にやるのかという発見もあり、有意義な落語体験ができた♪
ひぃす@heath_77
渋谷らくご終わり。とても良い流れの会でした。吉笑さんか引っ掻き回し、扇辰師匠が艶噺で場を整える。仲入りと呼ぶには短すぎる3分間のインターバルを挟んで、志ら乃師匠が十八番でどっかんとやって、一之輔師匠のこれぞという笠碁で〆。ほんと、来月以降、誰呼ぶんです、これw

 
 「ちょいと小噺」というブログでは、
 「渋谷らくご」のいいところ
 という記事で、この日の2公演をご覧になった感想がアップされています。
 勝手に紹介しますが、どういう感想であれば語りたくなるなにかを残せたのはいいことです。

1111日 火曜日
18:00-19:00「ひとりらくご」
柳家喜多八-七度狐、お直し
30
 
20:00-22:00「まくら王」
笑福亭羽光
柳家わさび
昔昔亭A太郎
立川生志
桂歌春-鍋草履
37
 トーク「落語体験」サンキュータツオ、岩崎太整(音楽家)、長田ゆきえ(ラジオプロデューサー) 
  ※動画配信中

▼ツイートより

谷口雄一郎 @you5569
僕が圧倒的に渋谷らくごを推すのは渋谷という落語とはかけ離れたカルチャースポットから発信される大衆芸能が、奇しくもユーロスペースのあるビルから発信され、かつ、そこに集うもの、表現者に必ず通じるものがあると思ってるからです。とキリンジを聴きながら全くの部外者なのに思ったのでした。
後藤 @tgoto_27
『渋谷らくご』面白かった!「まくら王」も良かったし、来月も行きたい。
池田裕子 @ikedayuko
昨日に引き続き、渋谷らくごを観てきました。本日は『まくら王』という企画!なんと落語なしで枕のみ。落語の世界って案外自由なんだなぁという印象でした。トリを務める桂歌春さんの喋り方がとても心地良かったです。来月も観に行く〜!

 
落語会なども主宰しておられる、四家正紀さんのブログでは、
趣向で勝負! 渋谷らくご まくら王 2014/11/11
なんて記事でも紹介してくださり、とてもうれしい。
 

11月の公演は、このような感想でした。まだまだ紹介しきれいものもたくさんありました。
可能であれば「渋谷らくご」公式ツイッターで、感想集などもありますので、ご覧ください。

ひとついえることは、
これほどまでにSNSやネットで話題になる落語会はあまりない!
ということです。
これは、年齢層が若いことの証拠です。
何百人のお客さんが入っても、だれひとり感想を公にしない会などもありますが、
「渋谷らくご」では、「落語に触れたことがないけど、どんなものか、行ってみたいな」と思っていただけるために、いろいろな工夫を考えております。
はじめて落語を味わう人の生の反応に触れる機会、そしてその瞬間に携わることもなかなかありません。
また、落語ファンが、この落語会をどう受け止めているのか、ちゃんと満足していただけるものなのかの指標にもなると思います。

どうぞ今後ともお引き立てのほどを!
 
今月はどんな公演が飛び出し、どんな感想が出るのか、楽しみです!
演者さんのツイートやブログもおもしろいものが多いです!
ツイッターでは「#シブラク」でつぶやいてくださいね!
 
アンケートにも、ドシドシご協力くださいませ!
 
2014.12.12

 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 14:06 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『渋谷らくご』(シブラク)、本日はじまります。:タツオによる見どころ解説など #シブラク
10.15の投稿で、『渋谷らくご』ユーロライブ プロデュースすることになりました
とご報告しましたが、
まだあれから一ヶ月も経っていない本日8日、ついに初日を迎えます。

ありがたいことに、お笑いナタリーさんでも記事にしてくださいました。
サンキュータツオが渋谷から発信する新感覚の落語ライブ
ヤフーニュースなどにもなってありがたい!

11/3の文化の日は、オーナーの堀越謙三さんが東京新聞の一面でこのことについて語っているのが掲載されたりと、もうビックリの連続(小田克也記者による記事:渋谷に落語ホール 「新しい若者文化育てたい」)。

そんな「渋谷らくご」。
これから毎月第二土曜から4-5日間連続で開催されることになります。どの日、どの時間に見に来てくださっても愉しめる落語会を目指しています。そういう人選をしました。
この時間のないなかに、出演を快諾してくださったすべての出演者の方に感謝です。

番組はこのようになりました。
(詳細はユーロライブの公式HPで)
今週木曜の『WOWOWぷらすと』でもお話させてもらう機会をもらい、ここはひとつ、「落語に興味があるけど、どこにいけばいいかわからない」人のために、ひとまずここに来てみようよっていう場所を作ってみたいなと思ったわけです。大きなお世話ですねー私。


 
8
(土)
14時─16 「渋谷らくご」 立川談吉
三遊亭遊雀
昔昔亭A太郎
柳家三三
17時─19 「渋谷らくご」 瀧川鯉八
入船亭遊一
春風亭正太郎
林家彦いち
9
(日)
14時─16 「渋谷らくご」 春風亭昇々
柳亭市楽
瀧川鯉斗
立川吉笑
17時─19 「渋谷らくご」 立川吉笑
桂 宮治
三遊亭歌太郎
橘家圓太郎
10
(月)
18時─19 「ひとりらくご」  
春風亭一之輔
20時─22 「渋谷らくご」 立川吉笑
入船亭扇辰
立川志ら乃
春風亭一之輔
11
(火)
18時─19 「ひとりらくご」  
柳家喜多八
20時─22 「まくら王」 笑福亭羽光
柳家わさび
昔昔亭A太郎
立川生志
桂 歌春

































完璧な布陣です。
「おじさんの昔話」にならないよう、同世代の現代人が話しているというリアリティがもてる人選で、私としてはホントに満足しています。
また、今回スケジュールの都合で出演できなかったですが、次回以降にお願いすることが決まっている方々もおり、大変頼もしく感じております。

素敵なチラシもできました(今週だけど)
デザイナーさん、ありがとう!





各回の魅力などは、当日配布するミニペーパーなどでも詳細に書いております。

以下、興味のある方は、行ける日の番組を見たり、これを読んでここ行きたい!という回にでも来てください。
今月は告知期間も4日くらいだったので、大変空いてる状態でのんびり観られるお得な公演だと思われます。

▼8日 土 14:00〜16:00 「渋谷らくご」
立川談吉 たてかわだんきち
三遊亭遊雀 さんゆうていゆうじゃく
昔昔亭A太郎 せきせきていえーたろう
柳家三三 やなぎやさんざ

⇒ポイント
記念すべき「渋谷らくご」第一回公演!
三三師匠、ありがとうございます! この多忙な方が、「渋谷らくご」に出てくださった心意気に感謝! 落語ってこういうものだ、というのをバシッと決めてくださる安心感。最高ですよ!
「渋谷らくご」で注目していただきたいのが、トップから平等に25分〜30分の時間をお任せしている、ということです。そしてどの回のトップも、私が考えるところの「破壊者」からはじまっている、というところです。
談吉さん。立川談志師匠の最後の直弟子です。「渋谷らくご」の記念すべき第一回目の初日、トップをお任せするのはこの人しかいません。最近まで髪の毛が真っ赤だった。そういう発想、大事! この談吉さんが作った雰囲気を、まるで音楽のような心地よい落語をなさる遊雀師匠がどう変えてくるのか、楽しみです。そして呑気でおかしい雰囲気のA太郎さんがワールドを展開してくれると思います。そして三三師匠が締めます。この回のテーマは「空気の変動」かも。さあ、どういう展開になるのか! お楽しみに!


▼8日 土 17:00〜19:00 「渋谷らくご」
瀧川鯉八 たきがわこいはち
入船亭遊一 いりふねていゆういち
春風亭正太郎 しゅんぷうていしょうたろう
林家彦いち はやしやひこいち

⇒ポイント
出ましたおしゃべり大魔神、彦いち師匠! もうこの師匠の漫談から落語への流れはホントにすごい。すべて「自分の言葉」なのです。もっというと、すべて「現代人の自然な言葉」なのです。「渋谷らくご」にはなるべく自然なしゃべり方でお話している演者さんに出ていただいておりますが、彦いち師匠はそのなかでも「彦いち落語」と呼ぶべきジャンルと言っていいくらい、だれでもが理解できる楽しい落語です。
その彦いち師匠につなぐのは若手ですでに名前の売れている正太郎さん。愛嬌がすごい! ちなみにこの方は明治学院大学の出身だということで、たしか師匠の正朝師匠も明治学院大学だったはず。THE ALFEEも明治学院大学。戦場カメラマンの渡部さんも、声優の古谷徹さんも織田哲郎さんも奥田瑛二も作家の鈴木おさむさんも明治学院大学。なのこの大学!
鯉八さんという自由な芸風がとっても素敵な落語家さんが作った空気を、本格派の遊一さんがどう受け取るのか! 大すきな二つ目さん三人に、彦いち師匠。この回のテーマは「自由」です。
軟⇒硬⇒やや硬⇒かなり軟という雰囲気の順番だと思いますが、さてどうなるか、お楽しみに!


▼9日 日 14:00〜16:00 「渋谷らくご」
春風亭昇々 しゅんぷうていしょうしょう
柳亭市楽 りゅうていいちらく
瀧川鯉斗 たきがわこいと
立川吉笑 たてかわきっしょう

※この公演には、トーク「落語体験」:春日太一(時代劇研究家)&サンキュータツオ があります。

⇒ポイント
この公演には二つ目さんしか出ないという超チャレンジ回! しかもトリが吉笑さんという、5年目の落語家さん。前代未聞。ただしこの落語家、才能がほとばしっています。入門からわずか1年半で二つ目昇進。「そんなに早く昇進させるなんて、ぶっちゃけありえない!」ということになり、その後立川流には「二つ目は最低3年」というルールができた。つまりルールを作った男! こういう怪獣が出てくると落語は遠心力を持ってきて楽しい。
そういう意味でいうと、昇々さんもおなじ。正直、この人の目を見た瞬間、「本物だ」と思わずにはいられないほど狂気を感じました。高座を拝見して、「やっぱりな」と思いました。 鯉斗さん、一目みて大ファンに。名古屋で暴走族の頭やってた過去あり、バイトしていた居酒屋にきた鯉昇師匠の芸の惚れて入門。もう『タイガー&ドラゴン』を地で行っています。しかもイケメン! 噺が雑! ということで底知れぬ大器、こういう人を待ってた! 市楽さん、このメンバーのなかにあって唯一の……と言いたいところですが、この人もそうとう変人です。聴けばわかると思います。
というわけで、この回のテーマを言うならば「狂気」! そして実は「全員イケメン」!
トークコーナー「落語体験」には、そんな狂気の回にふさわしい、私の知る限りもっとも狂っている春日太一さんをお呼びしました。


▼9日 日 17:00〜19:00 「渋谷らくご」
立川吉笑 たてかわきっしょう
桂宮治 かつらみやじ
三遊亭歌太郎 さんゆうていうたたろう
橘家圓太郎 たちばなやえんたろう

※この公演には、トーク「落語体験」:中井圭(映画解説者)&サンキュータツオ があります。

⇒ポイント
14時の回でトリをとった吉笑さんが、ここでは開口一番。破壊者はどう出方を変えるのか!?
この回のテーマは「明るさ」とでもいいましょうか、見ているだけで気持ちよくなるような、華のある方に出演をお願いしました。
圓太郎師匠、実は私が学生のときに主催した落語会で、真打昇進襲名のお披露目をさせていただきました。たったひとりで真打になり、そのお披露目で都内四ヶ所の寄席で40日間トリを取り続ける人ってなかなかいないのですが、この師匠はもともと面白かったのに加えて、その40日間でさらに上の次元に至ったような感じがしました。泣きそうでした。そういう私の「思い入れ」のある方です。 宮治さん。実は私とおなじ年の東京生まれ。入門が08年といいますから、M-1でいえばナイツとオードリーとNON STYLEが頂上決戦した年です(2000年代はM-1で覚えている)。この6年でもこんなに上手く楽しく明るい人が出てくるのだ! 歌太郎さん、私が米粒写経として毎年司会をつとめる「北とぴあ若手落語家競演会」の2013年チャンピオン。文句なし!だいすき!
トークコーナー「落語体験」には、華のある映画解説者(マジイケメン)、中井圭さんをお呼びしました。この人理屈っぽいからなに言うか楽しみ。


▼10日 月 18:00〜19:00 「ひとりらくご」
春風亭一之輔 しゅんぷうていいちのすけ

⇒ポイント
おそらく業界初の試みであろう「ひとりらくご」。独演会ほど重くない。でもたっぷり聴きたい。名前を聴いたことある人を、ためしに一席聴いてみたい。聴いてから食事に行きたい。友だちを誘いたい。長時間ではなくコンパクトに楽しみたい。
そんな人のために設計された、一時間、一人だけに一席お任せする「ひとりらくご」。こんなにストイックな回はございません。
2001年、演芸仲間から珍しく電話がかかってきた。「飛んでもなくうまい前座がいる」と。あまりの熱意に気圧されて江古田にある会場、二階の畳座敷に聴きに行った。噂にたがわぬ上手さだった。その前座は「朝左久」といった。しかし、若いころから上手くて器用な人は大成しない。小さくまとまっておもしろくなくなる。脱皮を怖がる。安定しがたる。想像を超えずに平凡に収まる。落語研究会あがりはオタクが多いから、落語を卒なくこなしてダメにする……とか思っていました。そういう人も少なくないのです。それ以来、朝左久を見るのが怖くなり、噂だけを聴いて過ごした。
しかし。およそ10年後、この前座は21人抜きで真打に抜擢された。聴きにいったら超絶おもしろくなってた! 私が間違ってました! そして私は、「うまい=おもしろい」と確信した。つまらないのは、下手なんだ、と。
今回、こんなに売れっ子の一之輔師匠に、ダメもとでオファーしたところ、二つ返事でOKしてくださいました。
そういう人です。


▼10日 月 20:00〜22:00 「渋谷らくご」
立川吉笑 たてかわきっしょう
入船亭扇辰 いりふねていせんたつ
立川志ら乃 たてかわしらの
春風亭一之輔 しゅんぷうていいちのすけ

⇒ポイント
落語を聴きだすとみんな「入船亭」が好きになる。最初は「にゅうせん、てい?」とか言ってた人も、いっちょまえに「いりふねてい」とか言い出すのだ。多くを語らず、でも確実に「行間」で多くを語ってくる入船亭の芸。現在のトップ入船亭扇橋師匠は、もとをたどると名人三木助と国宝柳家小さんのブレンドってところが最高なのですが、扇橋師匠の一門はこうした「行間」の色っぽさをみんな持っていると思う。そのなかでも扇辰師匠! こういう「職人」が、渋谷らくごという文脈では光輝くのではないかと思うのです!
志ら乃師匠。この方のことは学生時代から存じているが、仲良くもなく悪くもなく、適度な距離感を保ち続けている。正直志らく師匠に入門した当時は、二つ目の昇進だって難しいのではないかと思えるほど、一門はカオスを極めていた。しかし、この人は泥臭く、着実に、前向きに、自分で挑戦権を作りあげることからはじめた。『うじうじ』などの著書を読めば、その生真面目さがいかに面倒くさく面白いかがわかると思う。この人の失敗も成功も、みなさんには見守っていただきたい。「ドキュメンタリー 全身落語家化」という作品を見るように。
吉笑さん、志ら乃師匠という「異端」。扇辰師匠、一之輔師匠という「王道」。食うか、食われるか!?
ガチンコという意味では一番見応えのある回かもしれません。テーマは「王道と異端」。


▼11日 火 18:00〜19:00 「ひとりらくご」
柳家喜多八 やなぎやきたはち

⇒ポイント
私が落語を聴きはじめた頃から、私や私の周りの落語研究会の面々にとって、喜多八師匠はアイドルでした。やる気なさそうに出てきたのに、噺に入るとそんなことを忘れさすほどの熱演!(すみません、ネタバレになってしまいました)。
目つきの鋭さ、そしてなんというか、芸の「とめ・はね・はらい」みたいなものの的確な感じ。とにかく色っぽくてカッコよくって面白いのです。何度も何度も聴きにいきました。お酒の席でも、だれとでも壁を作らなそうに見えて、実は気遣いの名手でもあり、学生相手にも話しかけてくださる。正直、私には考えられない! 痛い落語オタクの学生と話すなんて!
でも、師匠はどんな人の話にも耳を傾けるのです。学生にまでヨイショする腰の低さがありながら、芸に対してはだれよりもマジなのです。あの時すみません師匠、ってことが何度もありました。でも、喜多八師匠はこのオファーを受けてくださいました。
顔つきは、最初に捕まる前の清水健太郎みたいな、渋くて危険な香りのする感じですが、怖い人ではありません。もちろん、薬やってません(と思います)。
淡々とやってるなーと思ったら、いきなりギラリと喉元にナイフをつきつけられるような、ハッとする箇所がたくさんありますので、みなさんボンヤリしながらも気を抜かずに聴いてください。こんな機会は滅多にないです!
ちなみに、喜多八師匠はこの日、シブラク終わりで、寄席でトリをとります。そんななかOKしてくださったんです!
そういう人です。


▼11日 火 20:00〜22:00 「まくら王」
笑福亭羽光 しょうふくていうこう
柳家わさび やなぎやわさび
昔昔亭A太郎 せきせきていえーたろう
立川生志 たてかわしょうし
桂歌春 かつらうたはる

※この公演には、トーク「落語体験」:岩崎太整(音楽家)&長田ゆきえ(ラジオディレクター)&サンキュータツオ があります。

⇒ポイント
11月の「渋谷らくご」、最後を飾るのは、業界初「噺家に、噺をさせない落語会」です。
こんなに失礼なオファーはありません。「落語ではなく、漫談をしてほしいんですけれど…」というオファーです。
なぜこんなオファーをしたのか。

『まくらは落語をすくえるか』という本があります。沢田一矢さんという方の書いた、89年に筑摩書房から出された本です。この本の紹介にはこう書いてあります。
「落語家のセンスが自在に生きるまくらこそ、古典落語に新しい血をふきこむ切り札ではないのか。面白い落語を面白く聴きたい。だから、こだわりたい。人情風俗が変わり、分かりにくくなったとみえる落語の世界も、活きのいいまくらが再生しうる、と。舌先三寸、時代を斬る肉声を待望する、もう一つの現代落語論。」

名著なので機会があれば読んでいただきたいのですが、現代、この情報化社会にあり、趣味も多様化しているなかで、なぜ私たちはわざわざ昔話である「落語」を聴かなければならないのか。おもしろいから? 珍しいから? ノスタルジー?
今日あったこと、最近あったことって、実は何百年も前からあったんじゃないの? あの噺のこの人物がやったことみたいなことが、昔からあったんじゃないの? 人間て、日本人て変わらないね、あはは、ということを知るためではないのだろうか。落語は、現在を否定も肯定もしてくれない。ありのままの人間の業を描くのみである。
だとしたら、「今日あったこと」「最近あったこと」「気になっていること」という問題意識が、落語を聴くのに一番大事なんじゃないだろうか。意味を求めるのは野暮という考え方もわかります。ですが、それだけではなにも変わりません。
だからやるんです。面白い人がやるからこそ、落語は面白い。まくらにセンスが思い切り出ます。
落語の未来は、まくらが切り開くんだと思うのです。だからやるんです。
そして、この才能たちが集まってくれました。感謝しかありません。歌春師匠には、落語もお願いしております。
楽しみです。
トークコーナー「落語体験」には、超売れっ子音楽家、ドラマや映画の音楽を手掛ける岩崎太整さん、そしてラジオディレクターの長田ゆきえさんをお迎えし、率直な感想をうかがいます。

落語をある程度聴きこんでいる方であれば、この番組の意味などは顔付を見るだけでご理解いただけるかと思います。
つまり、そういうことです。
聴きごたえあると思いませんか。

どうかどうか、落語に触れる、気軽に足を運べる場所になりますよう。
一度来てみてもらえると嬉しいなと思います。

2014.11.8
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 05:53 | comments(3) | trackbacks(0) |-
10/26『オタク芸人フェス2014』 今年も開催!はりけ〜んず前田さんも参戦!

オタク芸人が大集結するライブフェス開催(お笑いナタリー)

上記読んで!

昨年、はじめてこのような企画を催して、内容的に圧倒的におもしろかったイベントです。
今年もどこから見ても楽しめる番組が組めたと思います。
まだまだオタク芸人からの参加表明があるかもしれません、どうぞお楽しみに!
今年は、オタク芸人の草分け、この人がいたからこそ、いま私たちが活動できる!という存在の、はりけ〜んずの前田さんも参戦します!

予約は、「オタク芸人フェス 予約専用フォーム」から!

普段、アニメや漫画を見たりしている人たち。
声優さんのイベントやアニソンイベントには足を運ぶけど、わざわざお笑いの人たちの語りは……と思う人も多いかと思いますが、
「こんな人生の楽しみがあったのか!」と、気持ちよい想いができること請け合いです。
これは会場に来てもらうのが一番です。とくに、普段カバーしていないジャンルなどは、興味の幅も広がって「生きてて良かった」を思えるはず!
お前を信じる俺を信じろ!(byカミナ)です。


▼オタク芸人が一同に介するイベント
 アニメ、ゲーム、腐、特撮、マンガ など、
 二次元を中心に、オタク芸人総勢40名以上が集合。
▼はりけ〜んず前田も参戦!
▼深夜、阿佐ヶ谷ロフトで後夜祭も!
▼プロの落語家、講談師も、「オタクネタ」で落語を披露。
▼「ライブ」ごとの参戦で、普段活動しているライブ単位での参加をするフェス。
 出入り自由。情報第二弾ではさらなる出演者情報も。


オタク芸人フェス2014
日時:2014年10月26日(日) 11:00開場 11:30開演 21:00終演予定
場所:東京・新宿シアターモリエール
料金:前売2000円 当日2500円(全席自由、出入り自由)
チケット:専用予約フォームから申し込み。
出演:サンキュータツオ ほか

【オタク芸人フェス2014 タイムテーブル】
▼11:00〜 開場
▼11:30〜11:55 オープニング(25分)
「出演者のタイムテーブルを一気に紹介!」
出演:サンキュータツオ ほか

▼12:00〜12:50 アミポーク(50分)
「初参戦! ゲームオタク芸人」
出演:ぽーくちょっぷ篠木 / デコボコ団阿見 / パップコーン大桶 

▼13:00〜13:25 にじかい!!(25分)
「ゆるふわ系オタクトーク」
出演:あしとみしんご / 関口ジョニーズ

▼13:30〜13:55 東京ウルトラマン好き芸人(25分)
「特撮、ウルトラマン」
出演:トミウラタカユ機 / カモシダせぶん / ルネ岩田 / 本日は晴天なり

▼14:00〜14:50 熱量と文字数(50分)
「二次元全般 ポッドキャスト番組」
出演:サンキュータツオ / 国井咲也 ほか

▼15:00〜15:25 実弾生活(25分)
「オタクネタ満載コントライブ」
出演:リタ・ジェイ ほか

▼15:30〜15:55 MANGAjack(25分)
「大人気ポッドキャスト 本年も参戦!」
出演:石川勇樹 / ゴールドラッシュ田邉 / 西光海

▼16:00〜16:50 太ヲタプロトークライブ(50分)
「オタク芸人最大手事務所『太ヲタプロ』メンバーによるオタトーーク!」
出演:トップリード和賀 / やさしい雨・松崎 / クロヤギ / あしとみしんご / 関口ジョニーズ

▼17:00〜17:25 特撮は爆発だ!(25分)
「特撮、Ust番組『熱量と文字数』特撮部」
出演:ホロッコほり太 / ハイパワーレーザー牛島 / マシュマロサンデー・キャッチャー中澤

▼17:30〜17:55 2Dアイドル道場(25分)
「二次元アイドル全般」
出演:比嘉モエル / アンツ小枝

▼18:00〜18:50 ヲタネタ演芸会(50分)
「プロの落語家にもオタクが! オタク演芸の極み!」
出演:春風亭吉好 / 神田真紅 / ワカメ☆大往生

▼19:00〜19:25 立川志ら乃のサブカル天国(仮)(25分)
「ラジオ番組ももつ落語、立川志ら乃も参戦」
出演:立川志ら乃 / ふくべえりこ ほか

▼19:30〜19:55 はりけ〜んず前田のヲタトーーク!(25分)
「オタク芸人の第一人者、はりけ〜んず前田さんを迎えて、ヲタトーーク!」
出演:はりけ〜んず前田 / サンキュータツオ ほか

▼20:00〜20:50 アニソンディスコ(50分)
「巷を騒がすアニソンDJ演芸の最大勢力!」
出演:鮫島ヒロミ(BANBANBAN) / 山本正剛(BANBANBAN) / ゲッツ / まる / バードフミヤ / バーバリアン谷川 / ももぼーいカスガ / 安本精肉 / リトレイン速水 / 白幡いちほ

▼20:50〜20:55 エンディング(5分)
出演:残っている人全員

▼オタク芸人フェス2014後夜祭〜公開収録〜
日時:2014年10月26日(日) 24:00開場 24:30開演(29:00終演予定)
場所:東京・阿佐ヶ谷ロフトA
料金:前売2000円 当日2500円(全席自由、出入り自由)
チケット:阿佐ヶ谷ロフトA予約ページから申し込み。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=494
出演:サンキュータツオ、「オタク芸人フェス2014」出演芸人有志


2014.10.19


 
posted by: サンキュータツオ | お知らせ | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) |-