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カクノ:子どもに万年筆の良さを教えるワークショップ やってきた
子どもに万年筆の良さを教えるワークショップ。
もうこの時点でおもしろ仕事ですよ。

なんでもPILOTさんがいま発売している「カクノ」という万年筆が、女性を中心にバカ売れしているんだとか。
で、これからは子どもだ! フランスでは子どもも万年筆使っているし!
ということで、子どもに万年筆の良さを知ってもらうワークショップなるものがありまして。
どうせなら、なんかしゃべれるし、日本語に詳しい人呼ぼう、みたいな流れなんでしょうね。

で、使ってみたらこの万年筆、
ホントに使いやすいし、安いし、かわいいし!

で、親子が夏休みの午前中に、都内某所に集まって万年筆を使ってみた、みたいなことです。



おもいっきり教室なの。
この空間をいかにやわらかい空気にするかが自分の仕事だと思ってやってます。



「カクノくん」ていうキャラなんだよ。
ひとりずつ名前ちがうのかな、と思ったら全員「カクノくん」なわけ。




日本語の言語遊戯のなかで、しりとり文みたいな要素のある、
「さよなら三角 またきて四角」の文を書いてもらって、
後ろを続けてもらったり。これがめちゃくちゃおもしろいの!

専門家の方がもちろん万年筆の使い方とかレッスンしてくれたり。
「好きなこと・好きなもの」を書いてもらったりとか。
「酒」って書いてるお母さんいて笑いましたわ。

このワークショップ、この夏私は3回やりました。
まだあと1回あるんだけども、なんともほっこりする仕事です。

最後に親子でお互いにあてた手紙書くんだけど、
子どもがこっそり「お母さんの作ったポテトサラダが一番おいしいよ。」とか書いてるから、
なんかもう号泣ですよ。
「そういうこと書けばおこずかいもらいやすくなるよー」とか、アドバイスしておきました。

こういうところ来る親子ってどうやって情報集めて、どう来てるんだろう。
そうとうな意識高い系だよ。
すごいですよ。

手垢にまみれた表現になりますが、
子ども想像力、すごかったです。
みなさんに子どもたちの表情と作文、見せてあげたいくらいです。

8/31
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 16:12 | comments(1) | trackbacks(0) |-
「辞書を読む」イベント:国語辞典の講演
この夏は地方にも行きました。
「地方のイオンモールとかに行ったことない芸人」「営業ない芸人」としては、地方にいける機会があるだけでテンションあがります。
かろうじて移動が楽しいレベルです。

出版文化産業振興財団(JPIC)主催の「辞書を読む」トークイベント
国語辞典の遊び方』を出版してから、国語辞典関係の講演に呼んでいただく機会があり、
私は作っている人でも研究している人でもなく、単なるコレクターなんですけど、
それでも興味をもってもらえる機会ならと、おととしくらいからお声かけいただき、積極的にお引き受けするようにしています。

国語辞典は、各出版社が出しているものなので、特定の出版社主催ということでは、私のすすめる「二冊以上もつ」という相対化ができないのですが、JPICさんは各出版社さんと協力体制を整えてイベントにしてくれているので、ホントにありがたいです。
もちろん、一社のを掘り下げる、というのも大事なことなんですけども。

そういったことでいうと、
今年は、京都のみやこめっせで『ベネッセ表現読解国語辞典』を編者である沖森先生とご一緒でき、スーパースターと会えたような喜びがありました。この尖鋭的な辞典を作ろうと企画した編集さんもいらして、サインください!というレベル。
語数を削ってでも、表現に特化した教育用辞典を、ということで作られた辞典ですが、これ大人も使える重要辞典です。

8/5には、福岡の国際会議場での講演。
一ヶ月前には東京ポッド許可局で訪れた福岡でしたが、子ども用の本を売るフェアの一角での国語辞典トークということで、数人くればいいかな、というものでしたが、ここもけっこうな数のお客さんが聴きに来てくださり、
また許可局員、デイキャッチリスナー、ねつもじリスナーと、日ごろ音声メディアで私を追ってくださっている方々にお会いでき大満足。
もちろん、そこではじめて私を知った、あるいは私の著作で知ったという司書の方や教員の方々も多くいらして、うれしい機会でした。

顔を見てしゃべることができる、っていうのは、ホントにいいです。

9/2
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 18:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
立川生志落語会 出演
立川生志師匠の落語会@横浜にぎわい座に、
コンビで出演いたしました。
8/3です。



生志師匠は「渋谷らくご」にも出演していただいている、尊敬する師匠です。
ヒヤっとするほど毒の効いたマクラ、繊細な解釈の落語、
ほかにないバランス感覚。

人間的な誠実さと角がとれかかっている感じがたまんないです。
私たちは漫才、生志師匠のお客さんなので反応が早い!
気持ちよくやらせていただきました。
時間押していたのでつめたんですけど、それでも生志師匠はたっぷりやるっていう!
盛り上がりましたなァ!

打ち上げで、居島さんが「素人や若手が、うっとりと人情噺やって涙ぐむのがよくわからない」と言った時、
そうだよね、そうだよねって感じで場が同調したんですけど、
生志師匠は、そうだよなって言って、ちょっと経って、
「でも、若手でも若いうちに人情噺やんなきゃいけない時がある」っておっしゃって、
あー、この方はホントに誠実な方なんだなと思いました。
すごいことだなと思いました。
魂のある落語家さんはだいすきです。

8/31
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 16:16 | comments(0) | trackbacks(0) |-
ビートたけしのいかがなもの会 米粒写経で出演 

テレビ朝日の特番『ビートたけしのいかがなもの会』という番組で、コンビで出演しました!





ありがたい!
中身的には反省も残る内容でしたけど、学んだことはたくさんありました。
即、わが身に還元できることばかりでした。
島崎和歌子さんが仕掛けてくださったプロレスを受ける隙がなかったのが今年一番の悔いです。
いいパスだと思ったんだけどなァ!

8/31
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 16:18 | comments(0) | trackbacks(0) |-
渋谷らくご(シブラク) 1月9日(金)~13日(火) プレビュー #シブラク 
あけましておめでとうございます。

本年も渋谷らくご(リンクはってありますのでみてください)をよろしくお願いします。
目下のところ、これに関わる時間と労力が私を推し潰しそうになっていますが、それだけの価値があると信じてやっているものですので、どうぞ一度でいいので足を運んでみてください。

今月も、第二金曜日から5日間連続です。

20151
9() 夕席
18─19
「ひとりらくご」 立川志ら乃
夜席
20─22
「渋谷らくご」 立川志の春、玉川奈々福、桂春蝶、
立川生志
10() 昼席
14─16
「渋谷らくご」 瀧川鯉斗、三遊亭遊雀、三遊亭歌太郎、
隅田川馬石
夜席
17─19
「渋谷らくご」 柳亭小痴楽、雷門小助六、玉川太福、
林家彦いち
11() 昼席
14─16
「渋谷らくご」 立川談吉、古今亭菊志ん、桂春蝶、
柳家喜多八
夜席
17─19
「創作らくご」 柳家わさび、瀧川鯉八、玉川奈々福、春風亭昇々、林家彦いち
12( ) 昼席
14─16
「渋谷らくご」 立川こしら、柳家ろべえ、神田松之丞、
春風亭百栄
夜席
17─19
「渋谷らくご」 春風亭正太郎、立川志ら乃、立川吉笑、
橘家文左衛門
13() 夕席
18─19
「ひとりらくご」 春風亭一之輔
夜席
20─22
「渋谷らくご」 立川談奈、春風亭昇々、立川吉笑、
春風亭一之輔
開場:各開演時間の30分前。(出演者は予告なく変わることがあります)「渋谷らくご」は持ち時間は30分。
 
▼三連休で「渋谷らくご」を満喫!
今月は期間中に三連休があります。
10土、11日、12月 それぞれ14時の回と17時の回、2回公演です。
連休中に都内に出てくる人にとっても、最初に落語を聴きに行く経験としては最高の番組だと思います。
下記のプレビューを参考に、どの回に行きたいか、考えてきてくださいねー!

▼11日17時「創作らくご」、さらに講談、浪曲も引き続き登場
先月から開始した「創作らくご」。
噺家さんが作り上げた、新作の落語を披露する会。
今月も引き続き開催されます。
創作らくごは、現代人が落語を語る、聞く、という行為を考えたとき、とっつきやすさを形作る、また落語の本質について考えることにもなる、非常に刺激的な回でもあります。
古典落語とも相互補完的な関係にあるものですので、「渋谷らくご」の回同様に、聞きごたえがあります。
今後は、「まくら王」「創作らくご」「創作ネタおろし」などを、月ごとに交互に展開できたらと思います。

▼「ひとりらくご」に、立川志ら乃、春風亭一之輔 登場!
ひとりの落語家さんによる、1席45分〜60分の「ひとりらくご」。
2時間は長い、とか、ちょっと見てみたい、あるいは、早めに仕事が終わったので、少しだけ異世界にトリップして食事をしにいきたい、という人にオススメの「ひとりらくご」。
今月は人気の若手真打、立川志ら乃師匠(9日)、春風亭一之輔師匠(13日)の二人が登場です!

以下、各回の見どころです。

※「渋谷らくご」には、二席目と三席目の間に「3分間のインターバル」が入ります。
これは、休憩ではなく、「脳を休める時間」です。
落語は脳をつかい想像し楽しむものです。普段あまり使っていない人でも、使っている人でも、一時間3分休めると、より楽しめると思います。
※また、「脳の筋肉使用」の目安を三段階で設けました。初心者でも楽しめるかと思いますが、脳筋肉痛に注意してください。
※「渋谷らくご」は、開演してすぐ出てくる人から30分をお任せし、「トリ」のつもりでやってもらいます。出演者全員「トリ」です。
※開演前と終演後に「落語体験」というトークコーナーがある回があります。あくまでおまけのようなもので、いろいろな仕事の方をお呼びして、落語を生で体験し、現代人としての意見をうかがいます。お時間ある方はおつきあいください。



▼9日 金 18:00〜19:00 「ひとりらくご」 脳の筋肉使用★★★
立川志ら乃 たてかわしらの

 
談志亡き後の真打ち』『うじうじ』などの著作を読めば、この若き真打ちが、私たちとおなじ時代を生き、思い悩み、談志師匠や志らく師匠といった怪物たちを相手に、思考をアップデートしていき、芸が磨かれていく過程、心が磨かれていく過程が手に取るようにわかる。私はこの人の正直なところ、真面目なところ、そして明るいところが大すきだ。
そしてなにより売れたいと願い続けている。自分で動き続ける。変化し続ける。
志ら乃師匠の落語に完成はないし、いまいろんなものを貪欲に吸収できる環境に無理やりしてでも、最終的に落語に活かそうとする姿勢に心を打たれている。
その変化の「勢い」を感じるために、この1時間、しかと見届けていただきたい。この時間をどう組み立ててくださるのか。
その心意気も含めて、ドキュメントだ。


▼9日 金 20:00〜22:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
立川志の春 たてかわしのはる
玉川奈々福 たまがわななふく
桂春蝶 かつらしゅんちょう
立川生志 たてかわしょうし

 
先月の「渋谷らくご」初日は、ニコニコ公式生放送「WOWOWぷらすと」での中継を行った(アーカイブは残さないシステムです)。
そこで堂々のトリをつとめてくださったのが立川生志師匠である。
談志師匠の命日に、福岡の落語会で、舞台で、死者が宿ると言われているハエが生志師匠に止まったという話から、はじめて談志師匠の「紺屋高尾」を生で聴いた話。そこからの「紺屋高尾」であった。
正直、ニコニコ生放送の視聴者は、長尺の落語を聴くには集中力が持たないのではないかという不安があったが、杞憂であった。本物の芸は媒体を問わない。
この日の放送の満足度アンケートは96%を超えた。こんなことは滅多にあるものではない。番組のなかで演者さんたちがあの手この手で笑わせてくださった上に、最後に生志師匠がカッコよく締めてくださったのがなによりの原因だと思う。
さて今月は志の春さん、春蝶師匠という渋谷らくご初登場の方々、そして浪曲の奈々福さんと見どころたっぷり。最後に生志師匠はなにをしてくださるのでしょうか。
初日からトップギアーで落語の楽しさが炸裂すると思います。


▼10日 土 14:00〜16:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★★
瀧川鯉斗 たきがわこいと
三遊亭遊雀 さんゆうていゆうじゃく
三遊亭歌太郎 さんゆうていうたたろう
隅田川馬石 すみだがわばせき

 
本格古典の会。
隅田川馬石師匠。あの志ん生師匠も名乗っていた名前だけど、この人の師匠は五街道雲助師匠という方、古典保守本流である。
古典保守というと、ずいぶん厭世的な生き方をしているかなと思う人もいるかもしれないけれど、私はこの馬石師匠の語り口が好きだ。決して落語に侵されず、現代の人の語りで包んでいるのが好き。古典落語の世界って、気持ち良いお風呂みたいで、ずっとつかってて出たくなくなるくらいのものなのだけれど、この師匠はちゃんとお風呂から出て帰ってきていると思うのです。
問題意識が現代人のそれに近い、というか。勝手にそう思っているだけなんですけれど、だから安心してこの人の用意する「お風呂」につかれる。
この回は、遊雀師匠というもうひとりの名人がいらっしゃる。いなせな鯉斗さんが「なにか」を残したあとに遊雀師匠、もうすぐ真打の歌太郎さんが師匠たちの間に入って、なにを残すのか。ワクワクする回だ。
若手、中堅、ベテラン、そんなそれぞれの底力がジワジワ楽しめる回です。


▼10日 土 17:00〜19:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
柳亭小痴楽 りゅうていこちらく
雷門小助六 かみなりもんこすけろく
玉川太福 たまがわだいふく
林家彦いち はやしやひこいち

 
あの売れっ子の彦いち師匠が、創作らくごの回だけではなく、通常の「渋谷らくご」の回に出てくださる。
90年代から、この師匠がもがきくるしみ、生み出してきている姿が目に焼き付いている。
とはいえ、創作の回だけではなく、古典もやる、浪曲もある、というなかで、なにをしてくださるのか、楽しみだ。
小痴楽さんの軽妙な語り口は、芸人らしい愛嬌に満ちていて、かわいらしい。そんななか、30分は持てあますであろう「渋谷らくご」の出番で、先月は「大工調べ」という難しい演目を熱演してくださった。二つ目の方の、30分の使い方は、漫談で埋めたり、あまりやらないネタをやったり、大ネタかけてみたり、25分で終わったりとさまざまだが、ひとつ「大工調べ」みたいな演目に挑戦してみるか、という姿勢にグッときた。今月はなにをしてくださるのだろう。
小助六師匠は初登場、太福さんは彦いち師匠の前でなにをやるのか!? それぞれの「30分」、駅伝みたいな「つなぐ」予定調和が崩れる瞬間が、この回の楽しみだ!
この回は「野心の回」。


▼11日 日 14:00〜16:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★★
立川談吉 たてかわだんきち
古今亭菊志ん ここんていきくしん
桂春蝶 かつらしゅんちょう
柳家喜多八 やなぎやきたはち

 
談吉さんの30分の使い方は、これまで「野ざらし」という難しい演目、続いて「たらちね」という前座噺にもなるし中くらいの演目になるものを持ってきました。談志最後の直弟子、今月はなにをするのか!? みんなでどんどん追い込んでいきましょう。
菊志ん師匠、春蝶師匠、喜多八師匠、もうもうこの並びの聴きごたえったらない!
喜多八師匠はいままで「ひとりらくご」での出演が続いていましたが、それくらい独特の雰囲気でお客さんを素敵な想像の旅に連れていってくださる師匠です。最後にこの方がいらっしゃるということは、前に出る人たちは負けていられません、印象に残すなにかをきっと演じてくださるはずです。
想像することの気持ちよさと、心地よい脳の疲れが、しっかり得られる回になると思います。
落語で「脳トレ」するならこの回! 「頭の筋トレ」回です。 圧倒的な個性が揃っています。不協和音となるか、ケミストリーが生まれるか、こうご期待!


▼11日 日 17:00〜19:00 「創作らくご」 脳の筋肉使用★★
柳家わさび やなぎやわさび
瀧川鯉八 たぎがわこいはち
玉川奈々福 たまがわななふく
春風亭昇々 しゅんぷうていしょうしょう
林家彦いち はやしやひこいち
 ◎トーク「落語体験」:吉村さおり(SCRAP&ヒミツキチラボ)
 

    鯉八さんの落語がとにかく不思議でおもしろい。
だれかとだれかが会話している。どんな人なのかはあまりよくわからない。まわりになにがあって、どこにいるのかも、よくわからない。でも、会話は自然だ。「間が独特」というのは便利な言葉だが、芸人論理でいえばだれの間だって独特なのだが、この人は自分の落語のスピードというものに非常に敏感な人だと思う。そして「声」という神様からの宝物を大事に使っている。
なぜ古典の瀧川鯉昇師匠に入門したのか、なぜ新作の桃太郎師匠に入門しなかったのか、なぜツイッターのアイコンは綾波レイとうつっているのか、どうやって落語を作っているのか。すべてが謎だ! 言われていないこと、描写されていないことに関しては、観客それぞれの想像に委ねられる。想像の補助線すらひかないのだ、それが心地よい。
彦いち師匠がトリで構えるこの「創作らくご」の回は、演者の脳みそがそのままドロっと出る回だ。人をどう「想像させる」か。その方法をこそ味わうのが創作の回の楽しみだ。
トークゲストには、渋谷の道玄坂にある「ヒミツキチラボ」という小屋をプロデュースなどもなさっている、リアル脱出ゲームでおなじみSCRAPの吉村さおりさんに登場いただきます。アイデアマンの彼女の脳は彼らの脳をどう見るか。
この回は「脳みそを見る回」。


▼12日 月祝 14:00〜16:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
立川こしら たてかわこしら
柳家ろべえ やなぎやろべえ
神田松之丞 かんだまつのじょう
春風亭百栄 しゅんぷうていももえ

 
先月の「渋谷らくご」で一番場内を沸かしたのは、立川こしら師匠と神田松之丞さんだったと思います。
こしら師匠は12月に復帰、その直後に渋谷らくご登場だったわけだが、まったくブランクを感じさせないパンクっぷりで、ニコ生視聴者のハートをつかみ、漫談だけの「まくら王」という企画回でも強烈な存在感を見せつけてくれました。2月は「渋谷らくご」に出られませんので、今月ぜひ聴いていただきたいです! また3月に見られる保証は、どこにもないのです!
神田松之丞さんは講談師。先月は忠臣蔵討ち入りの日の出演だったのだが、予定調和を狙うのではなく、一之輔師匠の前で会場にひとつにする独自の話芸を披露してくださり「次はなにをしてくれるんだろう」という期待感を残してくださいました。
そんななかに、本格派の柳家ろべえさんがどう空気をつくるのか、そして最後に百栄師匠が「この人はいったいどんな生活をしているのだろう」という謎を残して、バラエティ回を締めくくってくれると思います。
この回は「狂人回」です。


▼12日 月祝 17:00〜19:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
春風亭正太郎 しゅんぷうていしょうたろう
立川志ら乃 たてかわしらの
立川吉笑 たてかわきっしょう
橘家文左衛門 たちばなやぶんざえもん

 
一瞬たりとも気の抜けない番組となりました。
こういう番組はほかでは見られません。団体、序列に関係なく、30分でワールドを展開することで完成していく「空気」。
振れ幅が大きいなかにも、たしかな力が感じられる演者さんが揃っているので、だれがどんな演目をやるのかさっぱり想像がつかない感じがワクワクします。
文左衛門師匠は先月「ひとりらくご」で大ネタ「芝浜」を演じてくださいました。志ら乃師匠、吉笑さんが作りだす空気感に、怒らないでいてくれたらいいなァと、こっそり祈っております。
となると、トップであがる正太郎さんの役割が大きくなります。それをうけて志ら乃師匠のネタが変わります。前回は、公演後にまさかの「言い訳」トークを終演後に行った志ら乃師匠。「ひとりらくご」を経てのこの出番で、どんなことをやってくれるのか?
この回は、ややもすると落語とはなにかというイデオロギー対決にもなってしまいそうな、「ガチ」の激突回です。


▼13日 火 18:00〜19:00 「ひとりらくご」 脳の筋肉使用★★★
春風亭一之輔 しゅんぷうていいちのすけ

 
説明不要の俊英、落語界全体の期待の星である春風亭一之輔師匠が、「渋谷らくご」で「ひとりらくご」。
こんなに贅沢なことはありません。
考えようによっては、この「ひとりらくご」は1時間弱の危険な一人旅。2時間のなかで何席か披露してどこかで確実に客席とひとつになれるような組み立ての修正ができません。そんなやりにくさを、心地よさにかえるたしかな腕がある人だから、この公演をお任せできます。
フラッと入った人でも虜にするこの師匠の魅力は、自然さです。
私がこの師匠を心から信頼しているのはアイドルが好きなところです。私はアイドルよくわかりませんが、少なくとも落語の世界だけを見ている人ではなくて、現代人として生き、いろんな文化にアンテナを張っていることが、このことからうかがいしれるからです。アイドルだったら自分もわかるし、それがわかる人が落語やるなら、じゃあ聴いてみるか。そう思う人がどれだけいるかわかりませんが、少なくともジャンルを超えて活躍する人に必要なものを、この師匠はすべて持っていると思います。


▼13日 火 20:00〜22:00 「渋谷らくご」 脳の筋肉使用★★
立川談奈 たてかわだんな
春風亭昇々 しゅんぷうていしょうしょう
立川吉笑 たてかわきっしょう
春風亭一之輔 しゅんぷうていいちのすけ
 ◎トーク「落語体験」:春日太一(映画史・時代劇研究家)

 
真打目前の立川流の二つ目、なかでも談奈さんの落語は「え、立川流!?」と思うほど端正で無駄なくあっさりしている。そこがいい。師匠の立川左談次師匠の落語も私は大好きなのだが、その芸に惚れた同世代がどういう進化を遂げているのか、「渋谷らくご」のみなさんにも味わってほしい。
以前お話をうかがって興味深いことがあった。いまは落語もCD化したり映像化されたりしているので、落語の練習の手本になる媒体はいくらでもある。それで稽古する人がほとんどだ。しかし談奈さんは、すべての噺を、その噺を持っている師匠から直接もらっている。つまり、すべて許可を得て、出所のハッキリした噺をしている。「そんなことは、噺の価値に関係ない」という人がいるかもしれない。たしかに面白さとそれは別かもしれないが、ここで明確なのは出所がハッキリしている噺をやるのだ、という「姿勢」である。こういう誠実な落語家が私は好きだし、生涯をかけて追いかけるに値する人だと思う。
「渋谷らくご」で、毎月でも何か月かに一回でも、こういう落語家さんの落語を聴けるといいなと思うのだ。
でも、そんな感慨のあとに、昇々さん、吉笑さんがガラっと空気を変えてはじけまくる。一之輔師匠はがっぷりよつになる。
トークコーナーには、映画史・時代劇研究家の春日太一さん。『あかんやつら』『なぜ時代劇は滅びるのか』などでもおなじみですが、「渋谷らくご」の定点観測者として、今月二度目の登場です。
みんなイナセな落語家さん。というわけで、最後は「イナセ回」です!

 


いつなんどき、だれの挑戦でも受ける!
どの回にきてもアタリ!
初心者も愛好家も、どの回でも来てください。
渋谷らくごが目指すものを見届けにきてください。

 
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 12:04 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「渋谷らくご」(#シブラク)12月14日レビュー #rakugo
12/14 日
14:00-16:00
「渋谷らくご」
瀧川鯉八-俺ほめ
柳家わさび-松曳き
玉川奈々福-寛永三馬術 曲垣と度々平
橘家文左衛門-笠碁
 ◎トーク「落語体験」:木村万里(演芸プロデューサー)

文左衛門師匠の「笠碁」、すごかった。
喧嘩に至るプロセス、喧嘩してからのお互いの負けず嫌いな感じ。正常な心情から異常な心情へと移り変わる説得力。
この師匠、いいわァ。
特に「渋谷らくご」に初登場の奈々福先生からの繋がりで、古典の風が心地よく吹いているところに、こちらは微笑ましい喧嘩のエピソードだったのでこの並びも最高だった。

奈々福先生は曲師・沢村豊子先生を引き連れて、この日はなにをやってくださるのだろうと楽しみにしていた。初見の人はどうしたって戸惑うかもしれない観たことも聴いたこともない演芸に対して、本物をぶつけてくるあたり、シビれました。この先生の笑顔と語り口は大変わかりやすくすいすい頭に入ってくる。度々平が何者なのか半信半疑で聴いているお客さんの様子がこの日の出来を物語っていたと思う。ありがたいことです。

この日も破壊者がトップ。瀧川鯉八さんの落語は文句のつけようのない面白さだ。シュールだの「不思議な空気」とか言われるかもしれないがこれが落語だ。どんな空間でどんな人たちがいてどういう造詣なのか、まったくわからなくてもいい、演じ分けなくてもいい、それが落語だ。私が落語を聴きだしたころにはこういう方は東京にはいなかった。昔の桂福團治師匠のような空気感にも似た、客席を包み込む温かい空気がなによりこの人の芸の魅力を語っていた。大好きだ。他に代えがたい。

わさびさんの「松曳き」も良かった。この方は非常に姿勢がよくて惚れぼれする。先月は「まくら王」で慣れないことをさせてしまったけど、あの場でもしっかり結果を残してくれた腕はたしかにいい落語の語り手であることを想像させた。
落語から入り、徐々に古典の空気感に包まれていったこの回、演芸の魅力に溢れた回だった!

この回は私の「演芸お姉さん」である木村万里さんにトークゲストで出演していただいた。
万感の想いである。万里さんは立ち上げたばかりのこの回の魅力を語ってくださった。客席でも何度も「渋谷らくご」に来てくださっていて、本当にこの方はずっとブレない。ずっと、ずっーーと見続けているのだ。尊敬しかない。ありがとうございます。


17:00-19:00
「渋谷らくご」
春風亭正太郎-堪忍袋
橘家圓太郎-浮世床
神田松之丞-トメ
春風亭一之輔-子別れ

この回は説明不要、トークゲストなども必要ないほどに終わったあとの余韻に浸ってほしいなと思い、対談は設けなかった。
たしかな力を持った古典の実力派たちが、観客の想像力を信じて高いところまで連れていってくれると信じてこういう番組になった。
マニアックなことだったので表向きは言わなかったのだが、個人的には先代柳朝の孫弟子会、みたいなことを楽しんだ。先代正蔵師匠の一門、なかでも柳朝師匠の一門はとにかく明るくてうまい!

正太郎さん、圓太郎師匠という並びで古典の世界へ誘って、さあ講談界に現れた若き才能、松之丞さんがどうするかと思ったら、あれほど場内を沸かすことになった。たしかに一発目の出方としてはあの一手。討ち入りの日だからといって銘々伝を読むかと思いきや、そこまでウットリもしないらしい。観客本位で一席ぶつけてきた。後ろに一之輔師匠が控える意味も理解して、しっかり自分を売り込みつつ、講談を背負って登場、「この人、次も観たい!」と思わせるに充分な高座をつとめてくれた。
ライブ感も俄然高まり観客が一体となったところで、一之輔師匠へ。

一之輔師匠の「子別れ」、いまだ余韻がさめない。いいんだよなァ、この師匠の落語。
まくらなし。こういう演じ方に至ったのも、松之丞さんの仕事のおかげだ。満足しきっているお客さんにまくらは必要ない。
行書。自然な会話。感情の流れ。子どもを子どもっぽく演じない。女を女っぽく演じすぎない。
10のうち3くらいの子ども、10のうち3くらいの女。ベタと演じずに、ちょっとした口調と仕草の変化だけでそれとわかる「落語の芝居」。
すでに序盤の熊五郎の会話で、昔なにがあっていまどう思っているのか、その「悔い」を感じ取れる。そしてあくまでその「悔い」は、取り返しをつかないことをした自分の情けなさを受け止めて前を向いて生きるくらいには消化してある。すがすがしい悔いなのだ。この時点で終盤を迎えずとも「予感」だけでうるっとくる。
亀坊を見つけて二人で交わす会話に、みじめな思いをさせてしまっていることを実感し悔しがる熊五郎を観て、涙が出るのが禁じ得ない。しかしベッタリやらない。だからこそ余韻が残り続ける。想像の勢いを止めるほどではなく、キッカケさえ与えれば観客の想像は広がり続ける。「予感」だけであれほどまでに感動させる演じ手はなかなかいない。
一之輔師匠、ありがとうございます!

最高の満足感と、満席にできなかった申し訳なさに包まれる夜だった。

明日は喜多八師匠の「文七元結」が待っている。夜は「創作らくご」、めちゃくちゃ楽しみだ!
「渋谷らくご」はあと2日間ある。ひとりでも来てください。


2014.12.15
 
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 14:49 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「渋谷らくご」(#シブラク)12月13日レビュー #rakugo
12/13土
14:00-16:00「渋谷らくご」
立川談吉-たらちね
柳亭小痴楽-大工調べ
立川志ら乃-反対俥
入船亭扇辰-鰍沢
 ※トーク「落語体験」:しまおまほ(作家、イラストレーター)

扇辰師匠の「鰍沢」は、イメージすることの気持ちよさを体感させてくれる、まさに落語の神髄がつまった一席であった。冬の大ネタ祭り、ということで今回は「芝浜」と「文七元結」をネタだししているが、「鰍沢」まで飛び出すとはありがたすぎて泣きそう。
落語のスピードが観客の想像するスピードにほど良い。決して置いていかれることなく、寒い雪の晩、外の吹雪の音までずっと鳴っている残像が脳裡にやきついていて、そこに人間の動きであるとか心の動きであるとかが、ほんの小さい目線やシグサで確実に表現されていた。「純米大吟醸は下戸でも呑める」と私は言い続けているが、この日の扇辰師匠もまた一級品の純米ダイン吟醸であった。客席に子どもが二人いたが、決して子どもだからといって寄せるわけでもなく、とはいえ置いていくわけでもなく、人間の想像力と落語の力を信頼した演じ方で最後まで魅了し続けた。扇辰師匠、素敵!

終演後、しまおまほさんとトークしていたところに志ら乃師匠乱入。高座に上がる前と、上がってからになにを考えていたか(言い訳?)をお客さんにダイレクトに伝えてくれるサービス精神、ありがたいなァ!こういう人がいてくれると俄然リアリティが増すのだ。志ら乃師匠はどの出番でも確実に仕事をしてくれることが読める人なので、トップか二番手か三番手かと悩んだものだが、ここは扇辰師匠とのコントラストで三番手。しっかり沸かせてくれた。
談吉さんの「たらちね」には、古典の世界を崩さないなかにもハッとするようなくすぐりもあった。小痴楽さんはこの30分を使って「大工調べ」という野心的な演目をかけてくださり、言わずとも会の趣旨を理解してくださっていて嬉しい。
見応えたっぷりな会で、「鰍沢」のあとにトークなんて野暮だなと自分でも思っているのだが、あの感動をお客さんとしまおさんとも共有できたことはなによりの幸福だった。

しまおまほさん『マイ・リトル・世田谷』、
献本いただきました。この方の小説は温かみもあってディテールは小説好きならうなるものばかり。
多くを語らずともそこに目線を置いている意味を考えると、じんわりきてしまうシーンばかり。
短編集となっている。「わたしの叔父さん」は、落語にも出てきそうなどうしようもない叔父さんなのだが、ブンガクだなーと声が出るほど素敵な短編だった。
しまおさんは落語のイメージというと「入院」だって(笑)。おもしろいこと言う人いるなァ。またトークゲストでお声かけしたい。

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17:00-19:00「まくら王」
笑福亭羽光-セックスできるかランキング!
春風亭吉好-オタク落語あれこれ
柳亭小痴楽-ハイテク化に追いつかない
瀧川鯉斗-マイクロソフト
立川こしら-宗論
三遊亭歌太郎-片棒
 ※トーク「落語体験」:プチ鹿島(時事芸人)

業界初の試みである「まくら」だけの会、「まくら王」。
なんとなく主旨がつかめてきつつあるのか、お客さんのほうも演者さんのほうにも心地よい緊張感と、そんなに頭使わなくても楽しめる雰囲気があって独特の会になっている。今回は落語界のアウトローたちを集めて「現代人が落語を語っている」ということをダイレクトに知ってもらうべく、このような番組になった。

羽光さんはどこまでも明るい下衆でもはやかわいらしくもあり、吉好さんはオタク的知識がある時点で「こういう時代がきたんだな」と一発でお客さんに生々しい同時代感を与えてくれた。小痴楽さんは普段慣れないことをさせてしまい申し訳なかったのだが、それでも二十分近くしゃべってくれ会場を沸かしてくれた。こういう演者が思ってもみなかった方向にいって予測できない部分を楽しめるのもこの企画のいいところだ。

この日一番ぐっときたのは鯉斗さんだ。時間がないなかでも、しっかりと観客を魅了し、自虐をするでもなく武勇伝を語るでもなく、お客さんを優しい笑顔で包み込むあのパワー。「どんなことをしてでも笑わせる」ではなく「品よく笑わせる」という教育が行き届いているというか、盆栽でいうといい剪定されてるね!っていうくらい、しっかり自分のPRを入れたり「好きな小噺」で締めて降りた。かっこよかったァ。この方はとにかく品がいい。そ、「渋谷らくご」のテーマは品だからね!(はじめて言った!)。

こしら師匠はこの日も安定感のあるクズっぷりで、体験談のなかにキラーフレーズが何度も出てくるので腹を抱えて笑う。この人の引き出しの多さは随一だろう。いずれだれしもが認めざるを得ない日が来る。前日の「農業ってマクロです、あれ。botです。茄子が勝手に生えてきて食べるでしょ、でも食べきれないんですよ、余ったのほっとくとまたなるんですよ、botですよ」という感覚も現代的すぎて爆笑したが、この日は「教えって大事ですね」とシラジラしくも言ってのけるあたりに芸人性の高さを感じずにはいられない。

歌太郎さんはトリで落語をお願いしていた。演目は「片棒」。
小痴楽さんの「まくら」を選択して「片棒」という流れとも解釈できるから、この会はそういうことにしようかな。自分の前にしゃべった人のどの「まくら」を採用して続きをやるか、というのを現場で決めてもらう、という。
楷書の芸、みたいなすべてをキッチリ記号的に演じる歌太郎さんの落語も好きだ。楷書も行書も草書も、たぶん美しければ良いのだろう。それにしても「片棒」は、次男が変なやつなのだが、それがケチなやつより前なのはなんでなんだろうと思っていた。そのことをアフタートークでしゃべったら、鹿島さんにドン引かれた。

トークゲストの鹿島さんはとても喜んでくれていた。時事ネタはこしらさんの話にもちょろっと出ていたが、芸人の琴線にはだれが触れるのかなと思ったが、PK的には羽光さんの泥臭さがハマったようだ。
こういう軽い会はやはり貴重だなと実感した会である。歌太郎さんありがとうございます。


2014.12.15
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「渋谷らくご」(#シブラク)12月12日レビュー #rakugo
私がキュレーション(簡単に言うとメンバー選考って意味)する「渋谷らくご」、12月は12日からの5日間です。
年末の忙しい時期にも関わらず来て下さるお客さんには大感謝です。

12日はこういった番組でした。

12/12金
18:00-19:00「ひとりらくご」
橘家文左衛門-芝浜

20:00-22:00「渋谷らくご」
立川こしら-時そば
昔昔亭A太郎-表と裏
立川吉笑-舌打たず
立川生志-紺屋高尾
 ※落語体験ゲスト:早織(女優)、池田裕子(タレント)
  ニコニコ生放送『WOWOWぷらすと』生中継あり

ひとりの落語家さんをじっくり見たいという欲求を叶える「ひとりらくご」。
これを独演会と謳ってしまうと演者の負担も重くなるし、なにより「場所」にお客さんをつけたいので、演者さん頼みになってしまう面がある。
あくまでひとりの演者による落語一席。
今月は12月なので、今月だけはネタだしで「芝浜」をお願いした。
文左衛門師匠による「芝浜」が聴けるなんてこんな贅沢な会はない。
先月からやっていることであるが、落語家でもなんでもない私が、落語家さんの熱演に関してあれやこれや言うのも野暮な話だし、そんな資格も知識もないのは重々承知なのだが、一観客としてお客さん同士が「あれをどう見たか」という感想の交換の面白さを共有することを提唱している身として、畏れ多くもこんなことを書いている。
「芝浜」の聴きどころはたくさんあって、
飲んだくれた勝と女房の会話からはじまる。酒におぼれる勝と、それに苦しめられ生活を圧迫され続けている女房。だが二人はまだ夫婦。そんな難しい関係性のなか、ある日のはじまりのシーンからはじまる。勝と女房のパワーバランスをどうするか、そしてそれぞれの人物描写、つまり勝の極道具合や、女房の「許容度」など。
勝が芝の浜につき、寒さのあまりこごえながらも顔を洗う、朝日を眺めるシーン。
金を拾って酒を飲んで騒ぐシーン。追い打ちをかけるように女房が酒を飲ましたり。
勝が起きて、あれは全部夢だったと思い込ませるシーン。
勝が心を入れかえる過程のディテール。
女房の告白。それに対する勝のリアクション。
まだまだあるが、すべてが説得力を持たねばこの噺は成立しない。勝は腕のいい魚屋だが酒のせいで得意先の信用を失っているが、宴会を催すくらいは仲間がいる。つまりどこかで「いいやつ」でもあるかもしれない。そんな勝の幻影を見続けて離縁できていない女房。バカップルなのか、あるいは辛抱強いのか。しかし夫をだますだけの芝居は打てる。それが大家の入れ知恵だろうがなんだろうが、あそこの説得は「バレたときは殺される」ことも覚悟しての大芝居ということになるわけだから、なかなかのできる妻だ。
これらの人物の説得力もないと、ラストシーンの感動はない。
コワモテの文左衛門師匠がトツトツと語り出す「芝浜」は、魚勝のキャラをダイレクトに伝えていて、コワくていいやつ!
かっこいいなぁ、文左衛門師匠!
女房の告白、序盤にウソだったという結果だけ聞かされたときには殴りかかっているので、勝はこの時点でまだ正確には改心していないとみる。だからこそ女房の告白の重みがある。結果、最後に告白を聴きおわって、もったりまったりすることもなく、非常にあっさりと「気づき」があって、「また、夢になるといけねえ」に繋がる。おっしゃれー!
このサゲは本来はたぶん、江戸っ子一流のユーモアというか、照れというか、女房がやったことへの感謝と皮肉の両面が混ざった、とてもおしゃれなサゲだと私は思う。師匠の「芝浜」にはそういったおしゃれな雰囲気が随所にあって、圧倒的だった。
ノッケからいい噺を聴けた! 文左衛門師匠ありがとうございます!
動員厳しくて本当にすみません! ホントにごめんなさい、師匠。


20:00回は初の試み、ニコニコ生放送でMCをつとめる「WOWOWぷらすと」が「渋谷らくご」のために中継企画を立ててくれた。落語をニコ生で生中継。もちろん演者さんにはアーカイブをしない前提で了承を得て、いつものぷらすとの流れから本番へ。もう了承していただいただけで感謝なのだが、そこへきて全員が熱演してくれたのに感無量だ。
ニコ生の客層というよりも、これはここ3年で「WOWOWぷらすと」が作り出してきた視聴者のリテラシーの高さもあって、2万7千人弱が視聴、満足度も97%以上を記録した歴史的な回となった。

こしら師匠は復帰間もないとは思えないほど、その才気がほとばしった高座。「時そば」、以前にも観たが、この人の時そばはまくらから笑いだけに特化したものだった。この二ヶ月であの会場が一番ウケたというウワサもある。現場対応力と適当力ナンバー1のこしら師がトップであれだけの存在感を示したので、あとのメンバーにプレッシャーがかかる。やはり落語会は一番手が出来が決める。私が「破壊者」をトップにもってくる傾向を好むのはこういう理由からだ。徐々に温めるのを待つよりも、最初に温めたほうが、深いところまでいける。

ほかの三人が立川勢となった間に挟まったA太郎さんはたぶん一番やりにくかったかもしれない。いっそこの日は立川勢で固めようかなとも思ったのだが、落語を生まれてはじめて味わう人や、ニコ生視聴者には、落語というジャンルの懐の深さを知っていただきたい。とはいえ笑いには貪欲な人が欲しい。まったく別角度から笑いを取りに來る人が欲しい。A太郎さんしかいない。この人の高座にはほかの人にない「くだらなさ」が満載で、それでいて品もあってさわやかという魅力がある。昔昔亭百太郎師匠、さらには春風亭柳昇師匠から連綿と続く「くだらない」イズムが受け継がれている。いいなァA太郎さん。他に負けないワールドを展開してくれた。池田裕子さんが「A太郎さんのやる女性は、絶対ブスなんだろうなと思った」というコメントが秀逸で、まさしくそんな「性格ブス」の感じが「表と裏」の奥さんやお母さんからほとばしっていた。

吉笑さんはロジックの畳み掛け、「起承転結」ではなく「起承転転転転結」くらいのコント的ひっくり返しがあって毎回舌をまく「舌打たず」。吉笑さんは二つ目さんでまだネタの格納庫がどれだけあるのかわからないのだけれど、同パターンのまくらのバリエーションを試していたり、言葉そのものが持つ意味の外にあるもの(言外の意味)=舌打ちがあるなら舌打たずがある、といったことに端を発する発想力のようなものの強度を試している感じ、それをこの「渋谷らくご」でやってくださっていることに大変ありがたく思っている。こういう才能は追い込めば追い込むほどなにかを生む。自分だったら絶対いやだけど、それを他人がやるところを見たい、ということで最終日は最後にやってもらうことにした。楽しみだ。

そしてこの日の生志師匠。
談志師匠の命日に、九州での高座で起こったこと。談志師匠をはじめて聴いた日のこと。そんな想い入れを最初にポロっと語ってからの「紺屋高尾」。
この噺は恋愛もので、まことの心が伝わるという噺だが、この日聴衆のすべてを飲みこんだ感動は、「会いたい人に会えなくなる」という恐怖や不甲斐なさ、寂しさやみじめさ、そして愛おしさを、久蔵の告白に込めた部分にあると思った。
花魁の品と粋、久蔵と彼を囲む棟梁をはじめとした仲間たち、吉原を先導する藪医者の「海千山千」ぶり。高尾が絶世の美女に見え、久蔵が心から気持ちのよい一途な職人に見えてくる。久蔵が、両親への感謝や暖簾分けにも目もくれず吉原に行くと言い出す「業」の深さ、久蔵の腕を染めてしまう紺屋という職業の哀しさ、高尾は真実に気づきつつも黙っていてそれを聞いたときの久蔵のリアクション。
絶品の「紺屋高尾」! 泣いたねー。みんな泣いたね。
生志師匠、かっこいい!


初日なのでたっぷりめに書いてしまいました。
内容には自信があります。
この記事を読んだあなた一人が、実際に会場に足を運んでくれたらと思って、書いちゃいました。

2014.12.14


 
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 01:05 | comments(0) | trackbacks(0) |-
馬鹿よ貴方は と ルサンチマン
事務所の後輩が、今年の THE MANZAIに出る。
「馬鹿よ貴方は」というコンビだ。面白いネタをやります。

私は別に、彼らを育てたとか言うつもりは毛頭ないです。
ネタができる芸人がいるイメージのなかった(ないと言われていた)オフィス北野という事務所にあって、
ネタをやる芸人がいますよ、そして作りますよということで、
マキタさん、大神さん(現・ダイオウイカ夫)と立ち上げた「フライデーナイトライブ」。
彼らはそこに来ただけだ。
最初からネタもコンセプトも完成していたので、特にアドバイスすることもなく。
事務所のスタッフの尽力もあって、スクールのない当事務所では、
フライデーナイトライブから所属へと繋がっている、というひとつの明確な道筋がつけられ、
「チャレンジコーナー」というフリーの芸人が挑戦するネタコーナーで結果を出せば、
昇格していく、というシステムが構築された。

彼らは、そんなフライデーナイトライブを象徴する存在だった。
チャレンジコーナーでは圧勝して、3回優勝したら一本ネタに昇格、という条件をすぐに満たした。
当たり前といえば当たり前、ツッコミの新道はNSC、人力舎など名だたるお笑いスクールに複数通い、
家に帰ればお笑いのDVDを毎日見続ける、むしろ音楽変わりにかけつづけ、ネタを書くのがとにかく好き、
というお笑いジャンキーだ。単なるオタクではない、徹底したジャンキー、むしろ学者に近い。
その執着心たるや並みのものではない。
なぜお笑いやってるのかと聞くと、いままでネタみせでぼろくそ言ってた人たちを見返すため、
だなんて、リップサービスかなんか知らないけれど、そうとう鬱積したものを持っている。
当然こだわりも強い。相方を何度も変え続けてきたが、いまの平井ファラオ光になってから落ち着いたようだ。
平井ファラオ光の圧倒的な個性を際立たせるために、新道は極限まで自分の存在を消し主張しない。
新道の圧倒的なネタの個性を際立たせるために、平井ファラオ光は極限まで自分の存在を消し主張しない。
お笑いマシーンである。
だれが見たって面白いのだが、それでも彼らを所属させる事務所はほかになかった。
面白さと反比例するほどに、彼らに社交性がなかったからだ。だってマシーンなんだから仕方がない、挨拶ができないとか、そういうレベルで、彼らの評判は安定して悪かった。もちろん、先輩などの懐に飛び込むなどもってのほか。あいつらどうなってんだとお叱りを受けるのは、常に矢面に立たされる主催側であり、ああ、これ昔、浅草キッドさんもおなじ気持ちで私たちを観ていたんだなと思うと、博士さん玉さんすみません!って気持ちになるのだが、そんな状況を知ってか知らずかわからないけれども、彼らがまずいのはそこだけだった。
ホントにそこだけだったのだ。
新道は直接話せば悪いやつじゃないのはだれでもわかるし、平井ファラオ光は、めちゃくちゃコミュニケーションのポテンシャルが高い(こんなことを言ってしまうのはよくないかもしれないが)。デビュー当時の阿曽山大噴火に感じたオールマイティさとプロフェッショナリズムを、彼は最初から持ち合わせていた。
知ろうとすればかわいいやつらなのだが、そんなのだれだってそうだろうという意見もあって、あとは自分たちでその状況を打開するしかない、というところまで彼らは追い込まれていたのだが、
結局挨拶問題も改善の兆しをみせ、衣装だなんだもアドバイスしたりもしたけれど、基本的には頑固な人たちなのでそれはそれで個性だよねってところで、
最終的には力で周りを納得させた。そう、彼らはウケ続けた。ウケてウケて、結果を出し続けた。ライブも月15本以上出てた。
観客、芸人、事務所、三者の合意を得て、彼らは所属にいたった。そしてTHE MANZAIも勝ち進んだ。これはすべて彼らの力で勝ち取ったものである。
同業者としては、嫉妬もするし、畏敬の念もあるし、おなじ事務所にいる者として情もわいてるし応援したい気持ちもある。

彼らは最初からああだったし、これからもああなんだろうと、オフィス北野にいるのは、たまたまである。

そして、スクールがなく、ネタみせとライブだけで所属にいたり、出演できるのはフリーの芸人だけ、ということになると、
オフィス北野のネタみせに「流れ着く」のは、お笑いライブシーンの異端児、ということになる。
これからは、マキタスポーツや馬鹿よ貴方はの存在をしって、目指す人たちが来るかもしれないが、
(できれば自分たちも憧れられたいし、そういう存在になるべく努力し続ける)
いままではどこかのスクールを卒業して所属に至らなかった者、所属していたけど辞めた者、といった一度くじけてしまった人たちが多く来ていた。その面白さや暗鬱さが独特なテイストをかもしているのが、いまの「北野ファーム」である。
一般論として、お笑いスクール卒業生は、その場で力を評価されないと、才能がないと思って解散したり辞めてしまったりする場合が多い。それはあまりにもったいない話で、いまの時代を生きる芸人に必要なものはなにか、果たしてその事務所の「正義」や「理念」が正しいのかどうか、疑う必要がある。
そんなときに、フライデーナイトライブに現れたのが、うちの事務所に若いコント師が手薄と見てやってきた、マッハスピード豪速球であり、彼らもこれから売れる予定である。

しかし、忘れてはいけないコンビがいる。
ルサンチマンという漫才師だ。
彼らは、馬鹿よ貴方はと並んで、初期フライデーナイトライブを象徴する、もうひとつの存在だった。
早稲田大学で出会った二人、一度解散して再結成、というところまで我々米粒写経とも似たような漫才師だったのだが、
彼らの場合はキャリアのはじめにM-1の準決勝に進出したという経歴があり、アマチュアリズムのロマンを体現したような東京カルト芸人界の雄であった。

私たちも、結果としてフリーの期間が長かったため、知らない間に問題児扱いされていたわけであるが、馬鹿よに関してもルサンチマンに関しても、ビジュアルがとにかく暗すぎ。これは事務所が発信するメッセージとしてどうなんだ!? アングラ感出過ぎじゃないか!? この事務所インディーを欲しがっていると思われないか!? つか全体的に「黒い」衣装の人多いぞ!
と、さんざん気をもんだものだが、ひとまず若さとかさわやかさは置いておいて、力のある即戦力を取ろうとこの時期は動いたわけである。
その点で、ルサンチマンの力はだれもが認めるところであり、何年もキャリアがあるんだから当たり前なんだけど、コーナー優勝もあっさりやってのけて、馬鹿よ貴方はよりも、「若干」社交性があったため、結果的に早く所属にいたった。なにこの僅差。
馬鹿よ貴方はの場合は、コントも漫才もやる、というかあまり境界線のハッキリしない感じが彼らの良さでもあるのだが、ルサンチマンは漫才一本、しかも大胆に芸風をテコ入れし、常に攻めの姿勢を崩さない探求心はあった。
やたら喧嘩が絶えないコンビという印象があるが、あくまで芸のうえでの完成度や意図を問題にしたものなので、どちらかというと良い衝突のようにも見えた。
彼らも頑固で、コンテスト依存を覚悟でネタ主義を貫き通していた。まったく耳を貸さない。それならそれでよい。どこまで行けるのか、応援したい気持ちで眺めていた。

しかし不運というか、不幸は突然やってきて、吉尾が10月に亡くなってしまった。事務所のネタみせに参加していた翌日、というかその日の深夜に、突然死である。
これに関してはなにも語れない。ひたすら残念である。
10年も組んでいれば、葛藤も迷いも緊張も幸福も、すべてを分ってきた相方はもはや自分の分身である。衝突もして、爆笑を共有し、配偶者ともちがうもうひとりの共通体験者を、ある日突然失うのだ。想像するだけで怖いことである。
伝えておきたいこと、やりたかったこと、言い残していたもの、あの件に関してはあそこが悪かったとかこうすればよかったとか、ある日突然亡くなるものに、それらは全部取り残される。彼にはあまり存在を明かしていなかった奥さんもいた。

11月のフライデーナイトライブでは、まだ直後ではあったけれども、区切りをつける意味でも、芸人なりの追悼企画を催した。
場内爆笑であった。義太夫さんにも協力していただいた。
あの場を共有したお客さんならだれでも、あの日のことは忘れないと思う。

フライデーナイトライブからは鹿島さんやホロッコが所属になり、その後、哲学芸人のマザーテラサワや、ニート芸人の林健太郎、セクシーJ、銀座ポップといったピン芸人の面々が所属にいたり、ライブとしては今年もカオスななかさまざまなドラマを内包して、芸人の光と翳を作りだした。

吉尾の亡骸を見届け、彼が毎日往復していたであろう家から駅への道を、円い月を見ながら、彼はなにを考えていたのか想いながら歩いた。
芸人も続けていると、いろんなものを見てしまう。

そんなわけですので、馬鹿よ貴方は、応援してやってください。
そして、ルサンチマン、忘れないでやってください。

ひとまずは、二組ともありがとう。

次のフライデーナイトライブは、1月9日です。おまちしております。

2014.12.3

 
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) |-
TOKYO FM「TOSHIBA presents GREEN EARTH RADIO」3週連続出演 中田有紀さんにお会いした!
TOKYO FM毎週土曜18:30-18:55「TOSHIBA presents GREEN EARTH RADIO
に3週続けて出演しました。
10/4、10/11、10/18と出演しました。
ホントは2週の予定だったのですが、しゃべりすぎたら面白いから3週にしよう、と言ってくださり、3週連続オンエアでした!

この番組、「エコ」がテーマの番組なのですが、HPを見ていただければわかる通り、お堅い感じでもなく、日常生活で自然にできる「エコ」をテーマにいろいろなゲストの方が登場する番組です。
TOSHIBAさんすごいね。
パーソナリティは、朝の番組でもおなじみ中田有紀アナウンサー!
もうお会いする前から美女美女とは聞いてましたが、あまりの美女ぶりと細さに、「目の前にいるのは人間ではないスイッチ」が入り、むしろ好き勝手話せました。

(公式HPから拝借 ぜひHP見て!)

番組中はおもしろいポーズをしてくれたり、「タツオちゃんと呼んでください」と言ったらホントに番組中ずっと「タツオちゃん」と呼んでくださったり、気さくで楽しい方でした。

いったい日々どんなことを想い、どんなことを話しているのだろう。
そんなことさえ気になった。

楽しげなポーズまで!


アースバトンまで渡してもらいました!
仲良さげですが、終始距離は詰まらないままでした。

ラジオはいい。ホントにいい。
19日には21:00-21:55まで、おなじくTOKYO FMの松任谷正隆さんの番組にもお呼ばれしています。こちらはいままでにないスリリングな展開の、言語にまつわる濃い話をしてきました!

どうぞ聴いてくださいね!

2014.10.19
posted by: サンキュータツオ | フィールドワーク | 18:32 | comments(0) | trackbacks(0) |-